県教委の推奨仕様OSはChromeOS、Windows、Android、iOS の4種類です。これらのOSについて説明します。それぞれのOSについてリンクを貼っていますので詳しくはそちらもご覧ください。
1.ChromOS Google社のOSです。WindowsPCでも動きますがこのOS専用となっている端末はChromebookと呼ばれています。現在県立高校で生徒用ICT端末として導入しているのはこちらです。基本的にはGoogleクラスルームと呼ばれるアプリから各種の課題や資料の配付を行っています。
基本的にWebブラウザから各種のアプリを開くようになっており、ファイルは基本的にクラウド(Googleドライブ)に保存するようになっているのでどの端末からログインしても同じ環境を復元できます。ただしMicrosoft社のWord・Excelなどのアプリはインストールできません(Microsft365を購入するとWebアプリとしては使用できます)。また、高校の授業では基本的にプリントアウトしない前提になっていますが、プリンターも対応機種が限られています。このOSは「インターネットに接続された状態」で使うのが前提なので、Wifi等がない環境では使用できない(ログインできない)のでご注意ください。
2,Windows 一般的に「パソコン」として販売されているものに使われているMicrosoft社のOSです。由利本荘市・秋田市の中学校でICT端末として使われているのはこちらです。WebブラウザからGoogleのアプリは使えますので、Chromebookと同様に使えます。高校ではWindowsのアプリは使わない前提になっていますが学生にPCの持参を求めている専門学校・大学等はWord・Excelの使用を前提としていることが多いので、高校卒業後も使いたい場合はWIndowsPCを購入することもできます。
※「情報」の授業などではWindowsアプリを使いますが、これはPC室にあるWindowsPCで行います。
3,Android Google社がスマートフォンやタブレットのOSとして開発したものです。Googleのサービスは使用できますが、挙動がChromebookと違う(ドキュメントやスプレッドシートがアプリとして提供されている)のでChromebookと同様の使い方はできませんので、既にお持ちのAndroidタブレットをお使いになりたい場合以外に選択する場合はご留意ください。
また最初に自分のGoogleアカウント(Gmail.com)を登録しなければなりませんが、入学後に配布されるGoogleアカウント(e-akita.ed.jp)と共存させることが難しいので使用にはある程度のスキルが必要です。キーボード付きのモデルは各社ともそれなりに高額なので、新規に購入されるのであれはChromebookが比較的安価で購入できると思われます。
4,iOS Apple社のOSです。ノート型パソコン(Macbook)とデスクトップ(iMac)はMacOSと呼ばれるOSで、タブレット型(iPad)のiPadOSとスマートフォン(iphone)のiOS は基本的に同じものなのでiOSと総称されます。県教委の通知では「iOS」だけ書かれていますが、Macbook(MacOS)でも使えます。
いずれもブラウザ経由でGoogleアプリが動くので授業での使用は可能です。Googleのプラウザ'(GoogleChrome)やメールソフト(Gmail)などは入っていないので、これらを使うためには全てインストールしなければなりません。既に使用しているiPadなどを学校で使いたい場合は、サポートできる教員が限られていますので校内のWifi接続や各種設定に関してはご家庭でサポートをいただく場合がありますのでよろしくお願いいたします。またiPadにはキーボードモデルはありませんので、外付けキーボードが必要となります。