制作者名:大村 明日香
タイトル:魂顕‐生命の園
展示場所:ラウンジ・デジタルコミュニケーションゼミ
テーマ
生命、魂、循環
概要
すべての生命には魂が宿り、それは赤子の顔として表れる。
その魂の質は、人間が定めた価値の序列に影響されることはない。
人間が作り上げた文明は、生命の営みの前では脆く儚い。
それは、生命の力強さと、人間の傲慢さへの無言の批判である。
この作品は、目に見えない魂のエネルギーを、赤子の顔という形で可視化する試みである。
血管のように張り巡らされた生命の繋がりの中で、全ての存在が等しく、かけがえのないものとして存在している。
人間の物差しでは測れない価値に満ちた世界。
それらを知った時、私たちは初めて、真の生命の姿を理解することができるのではないだろうか。