3日目

3日目は主に立命館アジア太平洋大学(APU)の見学と在学生との交流をしました。そして町おこしプログラムでは一休さんの別府の街歩きと、畑山さんの別府の案内所Wander Compass Beppuについての説明を聞きました。APUでは在学生に質疑応答してもらい、自分の今後について深められました。町おこしプログラムでは、別府を盛り上げている人の努力を知れました。

                                                                                                                                 2024/3/27 (水)

                                                                                                                                    4年  佐藤圓

APUキャンパスツアー

午前は在学生に学校案内をしてもらった。昔からある建物や、最近できた校舎、食堂、そしてSALCという場所もあった。SALCは Self Access Learning Center の略で、APUで開講されている言語科目の全てのレベルをサポートしている部屋だった。英語や日本語、他には中国語、韓国語、スペイン語、ベトナム語、タイ語、マレー・インドネシア語とたくさんの言語をレベル別で学習できる場所だった。リスニングブースやチューターリングセッションというスキルの高いペア・アドバイザーと1対1でリスニングからスピーキングまで充実していた。それを見て、ものすごく充実していて、英語ができない僕からしたら利用してみたいなと思った。キャンパスツアーでは在学生がクイズを出してきて、楽しくキャンパスツアーをすることができた。APUの新校舎ができて4年目でドルトン東京学園の校舎と同い年らしい。

APU在学生交流

学校案内を在学生にしてもらい、昼食を食堂で食べた後に、先ほどとは別の在学生と交流をすることになった。その在学生は世界を変えようと活動している人らしくたくさん質疑応答を繰り返した。僕のグループに来た人は、中学まで朝鮮学校に通っていたsuuさん。 suuさんは市の協力があるおかげでAPUが成り立っているのを知って。何か恩返しのようなことができないかということで、別府市の役員などと協力して、別府市を盛り上げる活動をしていた。これを学校内でやるだけではないのがすごいなと思った。

二人目は戦争、紛争などで教育を受けられない子どものために、現地に学校を設立しようとしている女性の話を聞いた。女性は、現地の出身で、その国は今も紛争が続いていてその状況を見た時に子どもが教育を受けられないことを問題に思い、行動している。まだ学校は建てられてはないが、仲間を集めて頑張っているらしい。APUのいいところを聞いた時に、APUの生徒はみんな行動力がものすごくあるから、嫌でも自分もそうなる。と言っていた。他にも英語を喋る機会が多いから、英語が身につきやすい。と言っていた。これは僕も行ってみたい。

二人の話を聞いてみて、自分も今後について考えてみたら、行動力、積極的にある事が大事だということに気がついた。何かやりたいことを見つけたら一旦誰かに相談するなどして行動してみると仲間が集まったりして、問題を自分の中に留めず、一歩進めるのだと知った。

町おこしプログラム


別府駅に到着。油屋八熊の像の前に立っていると、坊主の陽気な男性と眼鏡をかけた女性が来た。この男性は別府の一休さんこと花田さん、主に別府市をSNSなどで発信して盛り上げている人だ。そしてこの女性は畑山さん。観光案内所を持っていて、別府の良さを来た観光客に伝えているのだ。APU第5期生らしい。    

 グループは二つに分かれて花田さんは別府のフィールドワーク。畑山さんは案内所について工夫などをたくさん話してくれました。

まず花田さん、 どこに行ってもある温泉街ならではの手湯に触れ・今でもそのままある家と家の間に隙間のない家を見て ・別府にあるコミュニティの説明を聞いて・古き良き商店街にある飲食店の匂いを嗅いで。短時間でものすごく五感を堪能できた。僕の印象に残っている別府にあるコミュニティというのは、別府では朝や夜の風呂は自分の家の風呂ではなく、店の風呂に入るのが普通らしい。それが全員共通で普通なのでいつも顔を出していると近所の人とのコミュニティの場所となっているらしい。なのでいつもいる人がいないと、倒れてないか大丈夫かなどの安否確認にもなり大事だということを知り、とてもびっくりしたと同時にものすごく関心した。東京にはない、別府ならではの魅力に惹かれた。

Youtubeをやっているらしいので是非見てみてください    話し上手で陽気でとても面白いです!

https://www.youtube.com/@sunvalley-annex  一休TV

フィールドワークを終え、もう一つのグループと交代し次は畑山さんが別府案内所のことについて教えてくれた。この案内所は工夫がすごく、観光客に合わせたプランを考えたり、案内マップが実際の写真などを載せていて、案内所でもただ教えるだけではなく、わかりやすく伝えるための工夫をしていることを知った。

二人の話を聞いて、別府を盛り上げるためにものすごく努力と工夫をしていることを知って、とても頭が上がらない。花田さんは大分出身ではなく、旅行などで来たときに、別府の素晴らしさを知り、その素晴らしさを伝えるためにPRしているらしく自分のやりたいことを仕事にできているのが自分の今後を考えるにあたって大事だなと感じれた。



新しい宿 Sunline Beppu 

この宿は、昭和50年に旅館としてでき、平成30年にゲストハウスになり、令和3年に大規模リニューアルをしていて、歴史が継がれている宿だ。ロビーはものすごく綺麗で、作業するデスクなどがありカフェ感があるのに対し、部屋は畳で昔の旅館を彷彿してくる、とてもバランスのいい宿だ。窓が一面にあり、別府の夜の景色を一望できものすごく綺麗だった。風呂は温泉で身も心も暖まれた。一日しか居れないのが少し悲しかった。