飲酒 其五
加藤 弘美
大学4年
人間学科
~ 創立者賞 ~
線の中心を捉える穂先の動きが、適度に調節された筆圧の変化と調和しつつ、心豊かな表現を描き出している。その横画を中心とした表現が芯の強い縦画とも絶妙な響きを醸し出し、質の高い作品として仕上がった。
*画(かく):「線」のこと。横画(横線)・縦画(縦線)
蘭飛馨
渡部 明郁
大学3年
法律学科
~ 創価芸術展賞 ~
用筆(筆使い)が巧みで、墨量の多い大字作品を、充実した筆勢ある表現として魅せた。その大字の三文字と母を「想う」気持ちとして歌い上げた自作の短歌とを調和させた手腕が光る。特に「朝咲く庭に」の美しさが出色。
蘭亭序
川場 和美
大学2年
経営学科
~ 優秀賞 ~
「書聖」と称される王義之(おうぎし)が書いた「蘭亭序」(らんていじょ)の臨書。特徴ある一文字一文字のはね、はらいの部分を力まず書きこなし、柔らかく綺麗に表現した。送筆の素晴らしさや行間のバランスの良さも加わり魅力ある作となった。
*臨書(りんしょ):古典をお手本にして書くこと。デッサン
清 呉昌碩 臨石鼓文
中林 正宣
大学2年
法律学科
~ 奨励賞 ~
清朝末期から近代にかけて活躍した書家、呉昌碩(ごしょうせき)の臨書作品「石鼓文(せっこぶん)」の臨書。穂先の中心を乱さない中鋒の線、行間の美しさ、全体の字配り等、よく技術を会得している。
*臨書(りんしょ):古典をお手本にして書くこと。デッサン
纏
鈴木 すみれ
大学2年
~ 奨励賞 ~
青墨の特徴を活かしつつ、大きな筆で一気呵成に表現した。のびやかさと力強さを兼ね備えた風格が光る。押印がユニークで、書の持つ楽しい世界観を覗かせた点も作品を引き立たせている。
臨雁塔聖教序
齋藤 明子
大学1年
~ 奨励賞 ~
初唐の三大家の一人、褚遂良(ちょすいりょう)の「雁塔聖教序(がんとうしょうぎょうじょ)」の臨書。楷書の中に行書のような起筆や隷書のような伸びやかな線が含まれるが、その難しい技術を自分のものとして表現した。多文字ながら呼吸の乱れもなく一貫した気脈で書かれている。
*臨書(りんしょ):古典をお手本にして書くこと。デッサン
崔子玉座右銘
小林 明日希
大学4年
児童教育学科
漁翁
都 伸治
大学4年
国際教養学科
袁枚詩
鹿丸 恵
大学4年
経済学科
狼煙
印南 優
大学3年
法律学科
源氏物語絵巻 御法
藤田 真理子
大学3年
人間学科
我逢人
長内 謙悟
大学3年
経済学科
万葉集より
山水 実々
大学3年
看護学科
月下美人
淺井 たかみ
大学2年
人間学科
太陽は昇る
月田 輝
大学2年
経営学科
日進月歩
幸田 開人
大学2年
春が来ますように
燕 幸香
大学2年
風林火山
西垣 文菜
大学2年
十七帖一節
杉浦 広輝
大学2年
教育学科
如蓮華在水
長谷川 水咲
大学2年
人間学科
趙孟頫
中島 美和
大学1年
孟法師碑
村澤 陽子
大学1年
林逋(北宋)
髙野 夏月音
看護学科
1年
如蓮華在水
河野 泰代
人間学科
4年
孫過庭「書譜」
田邉 陽子
情報システム工学科
1年
栗山秀樹 育てる力より
杉本 久吉
書道部
顧問
黎明
髙橋 誠
書道部
副顧問
夏の文学の池ー自作七絶ー首ー
吉田 悟
書道部
技術指導