こちらは、琉球大学研究推進機構共創拠点運営部門「地域共創プロジェクトチーム」(通称 FoodXチーム)のホームページです。食資源循環による「美ら島」実現事業に取り組んでいます。
(*FoodX:フードトランスフォーメーション)
地域共創プロジェクトチームとは
ABOUT US
私たちは、島嶼型食資源循環システムにより、環境と調和した持続可能な「美ら島」の実現を目指すチームです。
琉球大学研究推進機構共創拠点運営部門に、2023年4月 地域共創プロジェクトチームが誕生しました。このチームは、農学部・理学部・工学部・国際地域創造学部・熱帯生物圏研究センターの研究者が地域のステークホルダーと協働して、環境調和型農業へのシフト、環境マネジメントなどにより、食資源を循環させる持続可能なシステム作りをしていきます。
食資源循環を私たちは、「フードトランスフォーメーション」と呼んでいます。フードトランスフォーメーション(FoodX)で環境と調和した持続可能な「美ら島」を創っていくチーム、それが、我々、地域共創プロジェクトチーム、通称、FoodXチームです。
ABOUT FoodX
◆フードトランスフォーメーションは、食資源を循環させ持続可能な社会を作る仕組みです◆
① 生活、食品産業、観光産業等から排出される食品残渣をエコフィード(食品残渣を利用した飼料)の原料にします。
② 食品残渣を90℃で60分加熱処理をし、栄養計算、腐敗防止などを施し、養豚現場へ。豚の餌になります。
③ 飼料に向かない残渣などは、バイオガスプラントへ
④ エコフィードで飼育された豚が、豚肉となり我々の生活、観光産業、食品産業へ渡り消費されます。
⑤ 加工品の製造にも使われ、環境に配慮された商品として販売されます。
⑥ 畜産現場から排出される畜産廃棄物(糞尿など)を堆肥化します。
⑦ 畜産廃棄物の一部はバイオガスプラントへ
⑧ できた堆肥は、耕畜連携により農業の現場へ。畑に撒いて、野菜や牧草などの肥料にします。
⑨ 堆肥によって育てられた野菜などは環境に配慮した野菜として、我々の生活、観光産業、食品産業へ渡り消費されます。
⑩ 食品残渣や畜産廃棄物はバイオガスプラントにおいて,再生可能エネルギーに変化され,地域で利用されます。
⑪ ①~⑩で食資源の循環が完成しますが、これらの取組により実際に実際に自然環境へ与える負荷が軽減されているかをモニタリングし、観光資源でもあるサンゴ礁が育つきれいな海への回復を目指します。
⑫ 地域住民がフードトランスフォーメーションに参加することで、シビックプライドが向上し、食資源循環による「美ら島」を実現していきます。
ONGOING PROJECT
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2024.12.1 HPリニューアル
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琉球大学総合企画戦略部研究推進課
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