研究指導および学位申請論文
【博士課程】
経済研究科
(1)研究指導について
1年次の4月に指導教員および研究課題を登録し、原則として同一教員の指導のもとで博士論文作成指導を受け
るものとします。希望すれば専任教員の中から副指導教員を選び、指導を受けることができます。
(2)博士学位(課程博士)論文提出について
1)博士学位論文提出の条件
博士学位論文提出を希望するものは、指導教員(正・副)の厳正な判断のもとに、論文の題目と構成を記入した
所定の「博士論文提出許可願」を提出してください。
上記届を提出できる学生は、博士課程に2年以上在学し、所定の単位を4単位以上取得し、研究指導教員に必要
な研究指導を受けているものであり、かつ学会で口頭発表の経験を持ち、論文内容に関係する学術論文(レフリ
ー制のある学術誌あるいは学術論集の論文)2編以上発表した実績があり、研究科の課す語学試験に合格したも
のとします。
2)語学試験について
博士学位論文提出予定者は、提出年度の期日までに研究科の実施する語学試験に合格していなければなりませ
ん。在籍者は1年次より受験することができます。試験科目は原則英語とします。詳細は別途周知します。
(3)博士学位(論文博士)論文提出について
学位論文(論文博士)提出と審査等に関する手続きについては、大学院事務室までお問合せください。
博士論文審査料については、下記の通りです。
(4)博士論文Web公開及び公開の延期申請について
博士の学位を授与された者は、1年以内に当該博士の授与に係る論文の全文が本学学術リポジトリによって
Web公開されます。ただし、やむを得ない事由がある場合には、博士論文全文の公開を延期することも
できます。その場合には、学位授与までにその事由等を「Web公開延期願」にて申請し、研究科長およ
び学長の承認を得なければなりません。また、その公開延期期間は、学位授与された日から最長5年間で
す。公開延期をお考えの場合は、できるだけ早めに指導教員および大学院事務室にご相談ください
(5) 博士学位論文(課程博士)提出と審査等に関する手続き
1)学位論文提出予定者の認定
時期:5月末
学位論文提出を希望するものは、指導教員(正・副)の厳正な判断のもとに、論文の題目と構成を記入した所定
の「論文提出許可願」を提出する。上記届を提出できる学生は、博士課程に2年以上在学し、所定の単位を4単
位以上取得し、研究指導教員に必要な研究指導を受けているものであり、かつ学会での口頭発表の経験を持ち、
論文内容に関係する学術論文〔レフリー制のある学術誌あるいは学術論集の論文〕2編以上を発表した実績があ
り、研究科の課す語学試験に合格した者とする。
時期:6月
学位論文提出許可願が出された場合には、博士課程研究科委員会を開き、協議の上、論文提出予定者の認定を行
う。
時期:6月末
提出予定者は、予備論文審査会の申込を行う。
2)予備論文審査委員会の設置
時期:7月
提出予定者からの申請を受け、博士課程研究科委員会において、原則として3名からなる予備論文審査委員会を
設置する(外部審査委員は含まなくても可とする)。
3)予備論文提出の締切り
時期:7月末
予備論文提出:予備論文4部と予備論文要旨4部
予備論文とは、博士論文の一部分ではなく、そのままでも本提出できると本人が考える完成度のものとする。
4)予備論文審査会
時期:8月~9月
提出予定者が予備論文の概要を発表する(本学専任教員および博士課程在籍学生の傍聴可)。その後、予備論文
審査委員と提出予定者との間で質疑応答を含めた審査を行う。
時期:9月
博士課程委員会を開き、協議の上、予備論文の認定を行う。
5)学位論文提出の締切り
時期:10月末
論文提出:学位請求論文6部と論文要旨6部、学位請求論文と論文要旨のデータ(PDFとword)
提出書類:学位請求書・履歴書・業績書各1通 学術論文2編 (各1部)博士課程
6)審査委員の選出と審査
時期:11月
博士課程研究科委員会を開き、5名以上の審査委員を選任する。審査委員に外部委員の委嘱も可とする。
7)最終試験
時期:1月
最終試験は、学位論文を中心としてこれに関連のある学問領域について、口頭試問によって行う。審査委員は審
査の結果を博士課程研究科委員会に報告する。
8)合否の判定
時期:2月
博士課程研究科委員会は審査結果の報告を受け、合否を判定する。
時期:3月
博士課程研究科委員会の判定を受け、大学院委員会の議を経て学長が合否を決定する。学長は、合否結果を申請
者に通知する。
9)公開発表会
時期:3月
最終審査に合格した場合には公開発表会で論文を発表する。
10)学位記授与
時期:3月
学位記授与
11)博士論文の要旨の公表
博士の学位を授与したときは、当該博士の学位を授与した日から3ヶ月以内に、当該博士の学位に係る論文の要
旨及び論文審査の結果の要旨を本学学術リポジトリによりWeb公表する。
12)博士論文の公表
博士の学位を授与された者は、当該学位を授与された日から1年以内に、その論文の全文を本学学術リポジトリ
によりWeb公表する。ただし、当該学位を授与される前に既に公表したときは、この限りではない。また、前項
の規定にかかわらず、博士の学位を授与された者で、やむを得ない事由がある場合には、学長の承認を受けて、
当該論文の全文に代えてその内容を要約したものを公表することができる。この場合、学長は、その論文の全文
を求めに応じて閲覧に供する。
13)学位授与の報告
博士の学位を授与したときは、博士学位簿に登録するとともに、当該学位を授与した日から3ヶ月以内に、学位
授与報告書を文部科学大臣に提出する。
◆使用言語:論文は日本語または英語とする。要旨は日本語(4,000字程度・A4版)とする。
◆学術論文で未刊行のものは、原稿あるいは校正刷りに採択証明書あるいは刊行(出版)証明書を添付するものと
する。
※9月修了のスケジュール