履修および成績評価等

(1)履修指導

  研究科および指導教員より、博士課程(前期)・修士課程の新入生を対象に行います。不明な点は大学院事務室

  に相談してください。

(2)履修登録

  履修する科目については、履修登録期間内に登録手続きを行ってください。登録の手続きをしていない科目の授

  業等を受けても単位および成績は無効となります。また、履修登録期間を過ぎても登録を完了してない者は、修

  学の意志なきものとみなされます。なお、通年科目のみの場合は、秋セメスターの履修登録は不要です。
  ※博士課程(前期)・修士課程において、1年次配当科目を2年次に履修することもできます(特別研究を除

   く)。ただし、2年次配当科目は1年次に履修することはできません。

(3)授業期間および授業時間について

 1)授業期間:本大学院の授業期間は、「大学院設置基準」に定められた期間が原則となっています。
  ・春セメスター………………4月1日より9月19日
  ・秋セメスター………………9月20日より翌年3月31日
 2)授業時間:下記の時間割によって行います。

(4)単位制について

 1)本大学院における授業科目の履修は、大学院設置基準に定められた単位制に基づいています。
  単位制とは、各授業科目に一定の基準で定められた単位を修得する制度です。単位とは、学修時間を表す名称で

  あって、その修得は個々の科目について所定の時間を履修し、試験その他の方法により合格と判定されたとき初

  めて達成されます。この認定された単位をもって修了の単位を満たしていくことになります。したがって修了の

  要件を満たしていく上での最も基本的な事項なので、単位制についての正しい理解が要求されます。
 2)単位計算について:1単位は、授業および授業外の学修時間をあわせて45時間と定められています。単位計

  算は以下の表を基準にしています。

  *本学の授業は通常1時限を100分で行い、これを2時間とみなして計算します。

(5)試験について

  学業成績は、授業科目毎に行う筆記試験によって評価されます。ただし筆記試験によらず、その他の方法(レポ

  ート、口頭試問等)により評価されることもあります。
  大学院では定期試験期間を特に定めず、原則としてセメスター終了まで授業を行い、その間に試験等を実施しま

  す。レポート提出の場合は、学年末(セメスター末)に詳細を掲示します。

(6)成績評価について

 1)成績評価は、次のようにS・A・B・C・D・Eの6段階に表示されます。

*T(Transfer)表記とP(Pass)表記とについては、履修規程を参照のこと。

 2)履修科目の評価(合・否)は、翌セメスターの開始までに個人宛に通知します。
 3)成績評価に対する異議申立ての受付期限は、成績評価が行われたセメスターの翌セメスター末までとしま

  す。

(7)授業科目のナンバリングについて

  授業科目のナンバリングとは、各科目に適切な番号を付し分類することで、学修の段階や順序等を表し、教育課

  程の体系性を明示する仕組みです。授業科目を分類し、対象となる体系区分や学問の分類を示すことで、適切な

  授業科目を選択していく助けとなります。Web上のシラバスに番号を記載していますので、履修計画等の参考に

  してください。
  大学院においては、入学時から各自が研究を進める専門分野を事前に定めているものであり、かつ、履修登録時

  においては、担当教員の指導・確認が行われます。科目体系としても、基礎科目、専門科目、特別研究(研究指

  導)という3分類で構成されていて、科目選択に対する混乱と不安は少ないと思われますが、ナンバリング表記

  によってより内容を理解し、科目履修を積み上げ、研究活動の一助としていくことができます。
《番号付与の原則》
  番号はアルファベット3文字と数字3文字から構成しています。アルファベット(3文字)は、学問領域を略し

  たものであり、研究科・専攻・課程を示すものではありません。数字3文字は基礎科目、専門科目、特別研究

  (研究指導)で大きく分類しています。
《ナンバリング科目分類一覧表》

・配当年次科目が指定されているものは、下2ケタの番号が1年次:10番台、2年次:20番台、3年次:30番台であ

 り、指定に幅がある科目については、40番台以降の番号である。ただし、700番台の特別研究は1年次:0番台か

 ら40番台、2年次:50番台から90番台の番号である。

・基礎科目においては、修了要件に加算できないものは下2ケタが10~40番台、修了要件に加算できるものは50番台

 以降の番号になっている。