るーえんパパの育休レポート①

~育休が始まって~

現在、1歳9ヶ月の男の子を育児しています。

わが子の得意技は、愛嬌よく誰にでも手をふることです。

そして、相手から手を振り返されると楽しそうにしています。

好きなキャラクターは、トーマスです。

掲示物や洋服などにトーマスが見えると、「あれ~」とうれしそうに指を指します。

また、車が大好きで道路の近くを歩いている時や部屋の中にいて外から車の音がすると、すぐに「ブーブー」と反応をします。

私事ですが、年度始まりの4月から育休に入りました。

同僚から「子供の成長はあっという間」「80年生きているうちに子供が近寄ってくれるのは十数年」などの言葉を聞き、子供が小さい内に育児に専念してみたいと考えていました。

また、仕事をしているときは、土日以外はほとんど会えない生活だったので、取得できることが決まったときはうれしかったです。

将来、息子の披露宴で育休中の写真を使ってもらうことが、夢の一つです。

育休が始まっての率直な感想は、「お母さん達は、こんな大変なことを毎日しているのか」と思いました。

“子供中心の生活“になり、なかなか寝付かない、夜中に起きて泣きわめく、急に早起きをする、作ったご飯を食べない、複数回のおむつの取替えが毎日、玄関の近くで「くく(靴?)」と寝転がって泣く、あと少しでやるべきことが終わるのに、だっこのポーズをして近くで泣くので作業を一時中断など、子供のペースで過ごしています。

併せて、家事に追われる毎日も始まりました。

ご飯の準備、片付け、買い出し、部屋の掃除、洗濯など、とめどなくやることがあります。

自分のことだけなら大雑把に済ませるのですが、子供が関わっているので、安心・安全な方法や手段をしっかりと調べてから動き始めることもあり、とにかく時間がかかります。

一言で言うと“毎日、大変”です。“お母さん達のすごさ”を改めて感じさせられます。

大変な毎日を過ごしていますが、我が子と毎日一緒にいられることは、幸せです。

日々の成長は、大変さを吹き飛ばします。

「できるようになった」「食べれるようになった」「今日はこんな行動をした」など、仕事をしている時にはできなかった経験や感じられなかったことを、考える機会にもなっています。

“人生の幅が広がった”“育児から仕事に生かせることがたくさん”“自分の親や周りへの感謝の気持ちがより強くなった”と感じています。

ただ、子供中心に生活していると大人と話す機会が減ることや自分の時間がなかなか取れないことで、孤独や疎外感を感じることがあります。

そこで、支援センターのような“親同士のつながり”をつくれる場所は、とてもありがたいです。

支援センターに行けば、スタッフや利用者の方が必ずいるので、日常会話や子供の話、息抜きなどをすることができます。

また、イベントも多数、主催してくれています。

先日もふれあい遠足があり、「埼玉県子ども動物自然公園」に行ってきました。

バスレクを楽しんだり、親同士で話をしたり、一緒に見学したりなど、とても楽しい時間を過ごすことができました。

自分の子供にとっても、初めての大型バスに乗れたことや小動物を触ることができ、充実していました。

その他にも、「お父さん盛り上げたい隊」というグループに参加させていただき、いちごやたまねぎの収穫や夏に向けて畑作りをする活動もしました。

みんなで楽しみながら育児をできる環境が整っているのを感じます。

最後に、“成長を見れること・感じれること”や“子供の笑顔の一番近くにいれること”が、育児の醍醐味だと思います。

特に小さい頃は、成長の連続がとても楽しいです。

また、温かく迎え入れてくれる場所がたくさんあり、感謝でいっぱいです。

育児をしているお父さんやお母さんにお会いし、子供の成長を語り合えるのを楽しみにしています。