要員割当・スケジューリング業務は、時間枠・要員制約という木枠に、新たに発生する案件・タスクという積木を次々と詰め込む作業に似ています。
一定の枠に積木を詰め込むためには、
より多くの要員の稼働状況を俯瞰しながら
より先々の日程まで考慮に入れた調整を
より頻繁に行う
ことを突き詰めることが必要になります。
人力による情報処理量には限界があるため、IT によるアシストは必須になります。
ところが、要員割当・スケジューリング業務について、未だに人力の手作業ベースで行っている企業・事業所が少なくありません。
具体的には、Excel やホワイトボードの手書き台帳をベースに、個々の部署のベテラン計画管理者の個人の勘と経験に基づいて、各部署別(だいたい課別)に、狭いタイムスパン(先 1~2 か月程度)での、人手による計画調整を行っているところが未だに多く見られます。
上記に該当する企業・事業所であれば、自動計算スケジューラーを活用して要員割当・スケジューリングの全体集中管理・一括調整を進めることで、現存の要員数でも 10%~20%程度の余力創出を実現できる可能性があると想定されます。
特に、受注を検討する時点で先々の要員の空き状況の確認が必要な業種、日々の需要発生に応じて要員の日程調整が常時発生する業種、災害・事故等の突発需要への対応力が問われる業種、需要に応じて非常勤の要員をタイムリーに調達している業種等で、より大きな効果が見込まれます。
(例:受注生産型の工場、建設業、ビル・工場等の設備メンテナンス業、大病院、官公庁の災害対策部門等)
これまで個々の現場での個別最適スケジュール調整を行ってきた現場では、単に自動計算スケジューラーを導入しても問題は解決しません。
自動計算スケジューラーが効果を発揮する前提として、要員割当・スケジューリングを管理する組織と役割分担、スケジュール効率性に関する責任の所在等、業務にまつわる体制の抜本的な見直しが必要になるケースがほとんどです。
百武ビジネスシステムコンサルティングは、代表がこれまで行ってきた要員割当・スケジューリング業務高度化のプロジェクト経験・ノウハウに基づき、貴社の要員割当・スケジューリングの全体最適化の計画/推進/実現/定着までを、貴社の一員となってご支援いたします。