第4章 4.介護保険特別会計

介護保険特別会計の解説です。

図1を参照。

①は1号保険者(65歳以上)の保険料です。平成21年度は19.86億円。

②は2号保険者(40~64歳)の保険料です。

一旦社会保険診療報酬支払基金(以下「基金」)を経由して支払われます。金額は不明。

③は一般会計からの繰入金。 平成21年度は13.39億円。

④は国や都からの補助。国16.63億円、都13.06億円。あわせて29.69億円。

⑤は保険給付費の支払です。

介護事業者に直接ではなく国民保険連合系の介護保険勘定を通して支払われます。 平成21年度は81.25億円でした。

うち居宅介護サービスが32.28億円、施設介護サービスが33.05億円、福祉用具が0.16億円、住宅改修が0.26億円、居宅介護サービス計画が3.50億円、地域密着型サービスが3.07億円となっています。

⑥は国民健康保険からの負担

これは一旦「基金」にプールされて、全国の介護保険特別会計に分配されるものなので、日野市民の負担=日野市に回ってくる金額ではありません。

7.15億円を国民健康保険が負担しています。

⑦は国民健康保険からの負担と同様に健保組合などから負担される部分。

他の市の国民健康保険、健保組合、2号保険者の保険料が一旦基金に混ぜられ、その中から日野市の介護保険特別会計に支払われます。この部分のまとまった金額が平成21年度は24.44億円でした。

(図1の○で囲った部分。)

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図1 介護保険の仕組み

平成21年度介護保険特別会計決算(日野市HP)

歳入

歳出

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