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1. Onion Slice Blues


デートの前の日だってのに オニオンスライスぶち込んで

キミはいつもより着飾って 少し 期待してる

口ん中はヒリヒリプップー Oh no! キミは思わずのけぞって

平手打ちぶちかましてくる ごめんね 失敗だ〜


オニオンスライス オニオンスライス

生のままのたまねぎ

オニオンスライス オニオンスライス

鬼もたまらず涙する


昔の話だってのに オニオンスライスぶち込んで

キミはすっかり信じ込んで 少し 違ってる

口ん中はヒリヒリプップー Oh no! 伯爵思わずのけぞって

棺桶のふた 閉じてしまう ごめんね にんにくじゃない


オニオンスライス オニオンスライス

生のままのたまねぎ

オニオンスライス オニオンスライス

鬼もたまらず涙する


口ん中はヒリヒリプップー Oh no! キミは思わずのけぞって

平手打ちぶちかましてくる ごめんね 失敗だ〜


オニオンスライス オニオンスライス

生のままのたまねぎ

オニオンスライス オニオンスライス

鬼もたまらず涙する


オニオンスライス オニオンスライス

生のままのたまねぎ

オニオンスライス オニオンスライス

鬼もたまらず涙する涙する涙する

2. CRAZY TWINCAM


夢見ただけなのに エンジン鼓動おかしい

夢見ただけなのに 誰か爆発止めてくれ

あ〜 ババンバン ストレートが バンバンババン ふらついてる


にぎる力あるのに コントロールできない

にぎる力あるのに 誰かピットに入れてくれ

あ〜 ババンバン ストレートが バンバンババン ふらついてる


ブレーキ床まで ふんづけても 加速し続けて 止まらない

錆び付いてる制御棒 誰かここに挿してくれ

錆び付いてる制御棒 誰かここに挿してくれ

あ〜 ババンバン ストレートが バンバンババン ふらついてる


CRAZY CRAZY CRAZY TWINCAM

CRAZY CRAZY CRAZY TWINCAM

CRAZY CRAZY CRAZY TWINCAM

CRAZY CRAZY CRAZY TWINCAM

3. 理由


欲しいんだ ただそれだけ 理由なんて 何もない

捨てるんだ この望みを それで何が 残るの?

あ~ ときめいて あ~ うれしくて

渇いたのど しみこんだ 渇いたのど しみこんだ


好きなんだ ただそれだけ 逃げ場所なんて どこにもない

捨てるんだ この想いを それで何が 守れるの?

あ~ ゆらめいて あ~ あつまって

しびれる音 つきぬけた しびれる音 つきぬけた


飛びたいんだ ただそれだけ 行き場所なんて わからない

捨てるんだ この世界を それで何が変わるの?

あ~ うわついて あ~ かけぬけて

流れる雲 追いかけた 流れる雲 追いかけた

4. どうして?


どうして?涙が止まらないんだろう?

どうして?悲しい事件が繰り返されるの?

それは多分 ボクの中にある

それは多分 身から出たサビ


どうして?涙が止まらないんだろう?

どうして?若者が飛び込まなくちゃいけないの?

それは多分 ボクが無理してなかったから

それは多分 身から出たサビ


お願いだから もう少し待ってよ

お願いだから ちょっとだけできるから


あ〜意味もなく呼吸して

疲れただけ誇りに思って

あ〜嫌になっても止められず

疲れも知らず 生きているから


どうして?ボクは生き延びてんだろう?

どうして?光は闇を照らさないのか?

それは多分 ボクの中にある

それは多分 身から出たサビ


どうして?キミは頑張ってんだろう?

どうして?ボクは誰も助けられないのか?

それは多分 ボクが無理してなかったから

それは多分 身から出たサビ


お願いだから ボクに力貸してよ

お願いだから 壊さずにすむ力を


あ〜意味もなく呼吸して

疲れただけ誇りに思って

あ〜嫌になっても止められず

疲れも知らず 生きているから


あ〜今日もすごく嫌になってる

あ〜今日もただ生き延びてる

あ〜いつもよりひどく疲れてる

あ〜


どうして?涙が止まらないんだろう?

どうして?涙が止まらないんだろう?

どうして?涙が止まらないんだろう?

5. Rollingダンゴムシ


あいつは僕のライバル わらじむし

顔は僕よりハンサムで 色白さ

僕は弱虫だから つっつかれるとまるまるよ

だからお願い そっとして

僕 まるまる ダンゴムシ

坂から転がる ダンゴムシ

Rollin' Rollin' ダンゴムシ Rollin' Rollin' ダンゴムシ

Rollin' Rollin' ダンゴムシ Rolling ダンゴムシ


あいつは僕のライバル わらじむし

何をされても背を伸ばし手を伸ばし

僕は弱虫だけど 誰にも負けないかわいささ

だからもう つっつかないで

僕 まるまる ダンゴムシ

坂から転がる ダンゴムシ

Rollin' Rollin' ダンゴムシ Rollin' Rollin' ダンゴムシ


Rollin' Rollin' ダンゴムシ

Rollin' Rollin' ダンゴムシ

Rollin' Rollin' ダンゴムシ

6. オムピラフ


ライブバーで出会った キミは人気の女優さん似で

あっという間に 夢中になったんだ

無理してるだけなら それはそれでよかったのに

気がつけば 無茶ばかり繰り返してた


倉庫の隅でふるえてたアノコ

行き場を失った子猫のように

今でも 思い出すんだ

あの場所 あの時 悲しみの向こう


オムピラフ オムピラフ

キミが大好きだった

オムピラフ オムピラフ

あたたかな愛で包まれた オムピラフ


人が生きるってさ もっと単純なはずなのに

少しばかり無理しても追いつけないけど

無理してるだけなら それはそれでよかったのに

気がつけば もう 限界さ


歩道の上で動けなくなったボクを

助けてくれた 酔っぱらいのように

今でも 思い出すんだ

あの場所 あの時 キミにおぼれた日々


オムピラフ オムピラフ

キミが大好きだった

オムピラフ オムピラフ

あたたかな愛で包まれた オムピラフ


倉庫の隅で抱き合った二人

暖め合って 朝を待ったんだ

今でも 思い出すんだ

あの場所 あの時 キミの笑顔


オムピラフ オムピラフ

キミが大好きなんだ

オムピラフ オムピラフ

あたたかな愛で包まれた オムピラフ


オムピラフ オムピラフ

ボクが大好きだった

オムピラフ オムピラフ

あたたかな愛で包まれた オムピラフ

7. 月のうらがわ


あ〜今夜も キミとやってきた

月面着陸 成功だ

あ〜あとは徒歩で うらがわへ行きましょう

歩いてたったの 20時間

決してそこから 出ちゃいけない

地球のヤツらに 見つかると厄介だから


月のうらがわで星を 眺めているキミを

時々照らす太陽が まぶしすぎる

月のうらがわでキミを 見つめているボクを

時々冷えた流星が 悲しくさせる


あ〜今夜の ホテルの部屋は

天窓開くロマンチック Stardust view

あ〜あとはどこで うまいもん食べよか

魚は当分 お預けだけど

決してそこから 出ちゃいけない

見えない場所だけ はみ出さないで


月のうらがわで星を 眺めているキミを

時々照らす太陽が まぶしすぎる

月のうらがわでキミを 見つめているボクを

時々冷えた流星が 悲しくさせる


決してそこから 出ちゃいけない

地球のヤツらに 見つかると厄介だから


月のうらがわで星を 眺めているキミを

時々照らす太陽が まぶしすぎる

月のうらがわでキミを 見つめているボクを

時々冷えた流星が 悲しくさせる


時々照らす太陽が まぶしすぎる

まぶしすぎる

8. Love song


素敵なカフェ 街でショッピング そんなデート

それだけで楽しいって思っていた

今ならなんでもいいの あなたのそばなら

くだらないことで笑ってばかり

ハードな毎日 嫌なことばかり

でも昨夜のドライブ思い出せば

照れるけど 伝えたい この気持ち

あなたの顔 あなたの声 背中で響く

だから えっと…恥ずかしくて


いつも好き勝手 甘え放題

でも優しい言葉で なぐさめてくれる

傷ついても自分の心気付かないふりして

バンソーコで隠してばかり

聞きたいけど知りたくない 胸が苦しい

でもいつもそっと横にいてくれる

苦しくて きゅってなる 胸の奥

伝えたいのに 私の気持ち 体突き抜ける

だから ずっと…そばにいたい


会いたくても会えなくて 声すら聞けなくて

でも合間にくれたメール 「愛してる」

ありすぎて わすれちゃう 出来事も

ささいなことも バカなことでも楽しいこと全部

だから もっと…一緒にいようね


照れるけど 伝えたい この気持ち

あなたの顔 あなたの声 背中で響く

だから えっと…恥ずかしくて

9. リアルとキセキ


一度きりの現実と 生まれ変わり続ける生命と

それを突き抜ける永遠の愛と


百年続く現実と 7日で生まれ変わる生命と

それでも生き続ける人々と

Wo Wo Wo Wo Wo Wo


マイクロスコープの現実と 巨大な大木の生命と

トゲと毒に守られ朽ちる枯れ葉と


明日も見えない現実と 新しく生まれる生命と

そこで 生きる 人々と

Wo Wo Wo Wo Wo Wo


悲しみあふれる 現実の中で

見えない幸せ 探してる

消え去ってしまう 記憶の中で

また 出会えるキセキ信じてる

10. Who are you?


Who are you? When were you born?

確かにちょっと気になるけど

Who are you? Where are you from?

そのなこともうどうでもいいかな

Nice looking! Good shaping!

今日も低音ボイスでイカしてるYeah!


Who are you? When were you born?

そんなこともうどうでもいいけど

Who are you? Where are you from?

やっぱりちょっと気になるな

Nice looking! Good shaping!

今日も低音ボイスでイカしてるYeah!


1965 (Nineteen sixty five) 君は生まれた

1969 (Nineteen sixty nine) 僕は生まれた

遠く離れた日本にやってきた


Who are you? When were you born?

確かにちょっと気になるけど

Who are you? Where are you from?

そのなこともうどうでもいいかな

Nice looking! Good shaping!

今日も低音ボイスでイカしてるYeah!


1965 (Nineteen sixty five) 君は生まれた

1969 (Nineteen sixty nine) 僕は生まれた

君と僕は出会ったんだー!

11. かくりべや


ウィルスまん延かくりべや

まだまだ安心できないぜ

空中作戦丸見え 分厚いドアで朝まで

誰かここから出してくれ

かくりべや かくりべや

かくれているのか?

かくりべや かくりべや

かくれているのか?

12. ワインとカステラ


最近キミに合わせるのが ちょっと苦痛

あんなに 楽しかったのに

サイズキミに合わないのに 買ったクツ

間違いや誤解で傷つけてしまう

わかっちゃいるけど繰り返してしまう

いつまでたっても 不完全人間


ワインとカステラ ワインとカステラ

ワインとカステラ 今日もキミに夢中

ワインとカステラ ワインとカステラ

結局今夜もキミに夢中


さすがにこの歳で怒られるのは ちょっときつい

あんなに 愛し合ったのに

何かに合わせて暮らしていくのも ムリ

馴れ合いや憂いでイライラしてしまう

わかっちゃいるけど繰り返してしまう

壊してしまった ガラス瓶で


ワインとカステラ ワインとカステラ

ワインとカステラ 今日もキミに夢中

ワインとカステラ ワインとカステラ

結局今夜もキミに夢中


もしかして苦痛や後悔しなくなった時

人は完全になるのかな

でも傷つけても痛み感じなくなった時

どこかのソーリと同じさ


ワインとカステラ ワインとカステラ

ワインとカステラ 今日もキミに夢中

ワインとカステラ ワインとカステラ

結局今夜もキミに夢中


ワインとカステラ ワインとカステラ

結局今夜もキミに夢中

いつまでたっても不完全人間

13. 僕のタカラもの


死ぬまで持ってる〜

高くとまってる〜

ひび割れた塗装も長く持ってるあかし

サビた弦 引っかきながら


死ぬまで持ってる〜

先がとがってる〜

削れた 塗装も長く持ってるあかし

切れた弦 引っかきながら


52年のテレキャスター

60年代レスポール

全部復刻版だけど

僕のタカラもの


カジノも持ってる

Wilshireも持ってる

改造しすぎて何がなんだかわからない

ノイズは搔き消しながら


65年のヘフナーベース

98年SG-X

誰も持っていないでしょ

僕のタカラもの


死ぬまで持ってる〜

高くとまってる〜

塗装はハゲてる〜

僕もハゲている〜


削れた 塗装も長く持ってるあかし

切れた弦 引っかきながら


85年の国産モーリス

85年の国産ストラト

こずかいはたいて買ったんだ

僕のタカラもの

僕のタカラもの

僕のタカラもの

僕のタカラもの

14. 圧倒的に蚊


今日もうだるような暑さ ビールがうまい季節だな

テレビから流れる平和の鐘聞きながら

キミはふと得意げに聞いてきたんだ

人を一番殺してる動物って知ってる?

何かのクイズ番組みたいに うれしそうに


圧倒的に蚊 あ〜 人殺しの動物

圧倒的に蚊 あ〜 でも2番目には

ボクとおんなじ人間


あの日もうだるような暑さ 少年のいつもの朝さ

突然音もない爆音と真っ白な光の中で

少年は影になっちまった

平和のために落としたんだってさ

でもあの少年はそんなこと何も知らずに


圧倒的に蚊 あ〜 人殺しの動物

圧倒的に蚊 あ〜 でも2番目には

キミとおんなじ人間


今日もうだるような暑さ ビールがうまい季節だな

テレビから流れるとぼけた言い訳聞きながら

キミはボクの横でうたた寝してる


人を一番殺してる動物って知ってる?

何かのクイズ番組みたいに うれしそうに


圧倒的に蚊 あ〜 人殺しの動物

圧倒的に蚊 あ〜 人殺しの動物

想像できるか あ〜 人殺しの動物

想像できるか あ〜

ボクとボクの愛するキミと同じ人間

15. 君の影


さびしいこの気持ちが くるしいこの胸のおく

行きたいなら 行っていい

それはそれでいい

あ~ こぼれそうな涙も

あ~ 飲みすぎたあの夜も

振り返るとそこには いつも君の影

追いかけてみるけれど

あ~ いつも 届かない


せつないあのメロディ なつかしいあの店のおく

忘れてしまっていい それはそれでいい

あ~ あふれてくる想いも

あ~ はしゃぎすぎたライブも

振り返るとそこには いつも君の影

呼びかけてみるけれど

あ~ 何も 聴こえない


あ~ 凍えそうな雨の中

あ~ 消えてしまう 痛みに

振り返るとそこには 見えない君の影

探し続けてみても あ~ 何も 映らない

16. Yellow moon


たまたま生まれたこの街で

たまたま生まれたキミと出会った

そんなに偶然は続かないから

きっと何か意味があるんでしょう


たまたま流れてきたこの街で

たまたまライブで知り合うなんて

そんなに偶然が続くなんて

こんなに素敵なことはないでしょう


見上げれば黄色いハーフムーン

特別きれいなわけじゃないけど

寄り添う小さな星たちに

どこか満足げ


やり直そうと捨てた街で

それじゃまたなと振り返る空に

これでいいのかと尋ねる星に

誰か助けてと願う夜


たどり着いたこの街で

これが最後と眺めた空に

涙でにじむ 星たちを

どこかでキミも見ているでしょう


見上げれば黄色いハーフムーン

特別きれいなわけじゃないけど

寄り添う小さな星たちに

どこか満足げ


キミに会いたいよ

見つけて欲しいYellow Moon…


見上げれば黄色いハーフムーン

特別きれいなわけじゃないけど

寄り添う小さな星たちに

どこか満足げ

キミと見上げる Yellow Moon