6. 「偉そう」に聞こえました?「敷居が高い」感じですって?

きっとそれは誤解だと思います。札幌シンフォニエッタは、独自のスタイルを大切にしてはいますが、他のオーケストラのスタイルを決して否定しているわけではありません。自分たちの快適さを追求しているわがまま者の集団なのだと思います。ですから、このスタイルが快適と思う人たちにとって、シンフォニエッタは「くつろげる」空間です。

メンバーの腕前のことは聞かないで下さい。「向上心がある」とは言いましたが、「腕が立つ」とは言った覚えはありません。メンバーを受け入れるまでに、時間をかけて慎重に「お見合い」をしていますが、これも、オーディションをしているのではないのです。シンフォニエッタのスタイルとの「相性」について、オーケストラの側にも入団希望者の側にも誤解のないよう、ミスマッチングが起こらないように、慎重を期しているにすぎません。

5. 楽しくなければ苦労する価値がない