第三回セミナー開催報告

若手の会第三回セミナー開催報告

10月16−17日にかけて、若手の会第三回セミナー『みんなで光合成研究 その2』を東京大学本郷キャンパスにて開催しました。PD、博士課程の学生を中心に25名の参加がありました。初日は参加者全員による自己・研究紹介を行い、その後、「太栄館」にて懇親会を行いました。二日目は、『多様な光合成研究を知ろう』ということで、生物材料や手法などが多様な4人の講師の方々にセミナーを行っていただきました。大西紀和先生には、緑藻クラミドモナスの基本的解説から最新研究の動向まで、溝口正先生には、光合成色素から脂肪酸まで様々な機能分子の精密構造解析による新展開を、近藤徹さんには、ESRを用いた光合成研究を方法論の観点から、今村壮輔先生には、基礎研究の立場からの応用研究へのアプローチについて、それぞれ分かりやすく解説いただきました。今回の若手の会参加を通じて新たに本会へ入会された方々もいらっしゃいました。今後も本会の発展の一助となり、何より、参加者の皆様の研究発展に繋がるような若手の会を運営していきたいと考えております。寺島研究室や池内研究室の方々には事前準備から当日の雑用までお手伝いいただき感謝いたします。馬場将人さん(筑波大学)にご執筆いただいた参加報告記事もあわせてご覧ください。