第七回セミナー開催報告

10月13−14日にかけて、若手の会第七回セミナーを長野県の中房温泉にて開催し、36名の参加があり盛会となりました。初日は参加者全員の自己・研究紹介と懇親会を行いました。二日目の午前中には、二次植物、ロドプシン型光合成、光合成細菌研究に焦点を当てたセミナーを行い、午後にはシアノバクテリアと光合成細菌で構成される微生物マットの観察を行いました。初日の参加者全員による自己・研究紹介では、日を跨いでしまうくらい議論が白熱しました。今回のセミナー企画では、特に、首都大学の松浦克美先生と学生さん達に多大な協力を頂きました。また、中房温泉の旅館の皆様にも格安での待遇を頂きました。この場を借りて、感謝申し上げます。

集合写真

中房温泉の微生物マットの様子。右はマットの断面図。多様な光合成生物が層ごとに存在している様子がよく分かる

10月13日(土)

11:34 JR大糸線 穂高駅着

11:45 マイクロバス(貸切)出発

12:40 中房温泉 着

本館 松 2階 大広間へ入る

昼食(各自持参)

受付開始

13:30-17:00(または16:30) 参加者全員の口頭発表

18:00-19:00 夕食

19:30-22:30 懇親会

10月14日(日)

7:30-8:30 朝食

9:00-12:30 講演・討論

セミナー:

Roseiflexus castenholziiの中房温泉からの分離」花田 智博士(産業技術総合研究所)

「クロロフィルとロドプシン 光をめぐる奇妙な関係」吉澤 晋博士(東京大学 大気海洋研究所)

「二次共生藻の光合成炭素代謝の特徴」辻 敬典博士(筑波大学 生命環境科学研究科)

12:30-13:00 昼食

13:00-1430 フィールドワーク:温泉微生物マットの観察(サンプリングも可能)

14:45 マイクロバス(貸切)出発

15:40 穂高駅着

15:59 JR大糸線 穂高駅発

今回はいつもと大分違う内容となりますので、多少参加費が高くなってしまいます。現在予定している参加費は、

学生: 10000円

一般: 12000円