1.  出発に先だって

*日本人会への連絡

Mayo clinic への赴任を検討している方はまず日本人会に登録 をお願い致します。会員限定サイトにアパートの情報、引き継ぎなどが詳しく記載してあります。Rochesterの生活、Mayo clinic について、また手続きや家族のことなど、分からないこと、不安なことなど、分かる範囲でお答え致します。会員登録にはGoogleのアカウントが必要です。

赴任が決定した時点で日本人会までご連絡ください。日本人会のメンバーはLINEとMessengerで連絡を取っています。Facebookのアカウントも作りましょう。

住居を決める際にも連絡をいただけると、実際住んでいる人をご紹介して話を聞いたりする機会も提供できます。

また渡航日が決まったら連絡をください。同じアパートの人などをご紹介し、初期のセットアップをお手伝い致します。

もちろん、せっかくアメリカに行くのだから日本人と関わりたくない!という方もおられるので連絡は自由です。

*身分と待遇

Mayo clinicに留学している方にも色々な種類があります。待遇によって手続きが異なりますので、よく確認してください。

1番大きな違いがMayo clinicから給与が支払われるか否かになります。Research fellowは給与が支払われ、Mayoの保険に加入することができます。

Visiting researcher, Research traineeは無給の研究者になります。この場合、Mayoの保険に加入できず、個人的に海外保険に入らないといけません。年50万円ほどかかります。詳細は会員用サイト - 保険関連情報 参照。 

その他、Visiting clinician/scientist, Special research associate/student等の身分についてappointment categories を参照ください (2017年現在)。Ph.D.がない、J2ビザの方はVisiting studentなどまた別の身分もあります。

研究職の場合、給料はMayoから支払われますが、そのお金はボスの研究費から出ていることが多いです。1年目は無給で来て、2年目から給料を出してもらう、日本人は勤勉だから評価してもらえる、と考えている人もいると思いますが、多くの研究費は用途や金額が申請時に決まっているので、途中からでは交渉が難しいことが多いです。研究projectも通常複数年になるので、2年目から給料を出してもらう場合、そこから2-3年勤務するという契約になるので帰国を前提にしている人は断られます。そもそも、無給だから受け入れたのに、給料が欲しいというなら留学延長しないよというケースも多いです。給与、待遇を交渉しないのは日本人と国費で留学している裕福な国、マッチング目的の医学生くらいのようです。給与について、来る前に良く確認しておきましょう。途中から給与を出してほしい場合は少なくとも予めそのような言質を取ったほうがいいでしょう。

*渡航時期

日本の年度に合わせて4月、アメリカの年度に合わせて9月に来られる方が多いです。日本に帰国される方は多くは3月なので、3月に来られると引き継ぎできることがあります。家賃も春が最も安くなります。9月に来ると10月のHalloween、11月のThanksgiving、12月のChristmasとアメリカの雰囲気を味わえます。ただし、医師や研修医が7月ごろからアパートを借り始めるので家賃が最も高くなります。11月に入ると最高気温がマイナスになる日があります。いきなり冬に来るのは中々の覚悟がいるかもしれません。

また、お金関係では、

7月よりも前に渡米するとTax Returnの際に家賃の還付が多くなります。

カレンダー年で2年間はnon-resident alianとして一部税金の免除があります。11-12月頃に渡米すると1-2ヶ月で2年目に入っていまいます。カレンダー年で3年目からはresident alianとして日本の収入にも課税されるため、Tax returnに日本の銀行の利子収入の証明などのため、所有している銀行の明細など全て取得しなくてはいけないなど非常に大変になります。留学期間が1年でない人は11-12月ではなく、1月に渡米することをオススメします。詳細は税金参照。 


身分などによりDS2019の発行、入職手続きが異なりますが、採用が決定してから手続きに半年近くかかっているケースが多いです。DS2019が3ヶ月前に届かない場合は留学開始が遅れます。余裕をもって手続きをしましょう。

*留学準備

研究留学までの時系列チェックシート

1-3ヶ月の短期留学の先生はこちら単身留学の先生はこちらも参考にしてください。

まずは メールで連絡、面接のアポイントメント

ZoomなどでInterview

6ヶ月前    Mayo Clinicの雇用手続きを開始してもらう。基本的に雇用手続きには6ヶ月かかります。

(留学開始予定日まで6ヶ月未満の場合は渡航日が変更になる可能性が高いです。)

卒業証明書、学位記、医師免許の英訳の申請

4ヶ月前 採用の決定の連絡を受け取る Human resource (HR) 忙しくなります!

 日本人会へ連絡

    DS2019の申請のweb入力

住む場所の選定、航空券の検討、引き継ぎの手配

パスポートの準備

3ヶ月前 DS2019が届く

 VISA面接の予約

 飛行機チケット購入 渡米日時が決まりましたら日本人会にも連絡ください

2ヶ月前 住居の決定 

JAL USA card, ANA USA cardの作成, Union Bankの口座開設

1ヶ月前 VISA取得

 国際免許証の申請

アメリカに来て恋しくなるものは和食(寿司!刺し身!生卵!) 焼肉!ラーメン!温泉です!

忙しくなる前に家族と存分に温泉旅行に行っておきましょう!!!

アメリカの医療機関の受診は高額になります。健康診断、特に歯科治療はきちんとしておきましょう。

書類の準備

身分によって必要な書類が異なるようです。用意できるものは予め用意していつでも対応できるようにしておいたほうが良さそうです。

① 英文の卒業証明書、学位記 

採用通知が届いた後、Mayoのシステムにアップロードが必要です。早めに入手しておきましょう

 ②英文医師免許証申請書 

厚生省へ作成を依頼します。時間がかかるので早めに対処しましょう。

(ただし、2020年1月開始の研究留学の際には、英文医師免許証の提出は求められませんでしたので、必要ないかもしれません)

多くの研究留学では必須ではありません。しかし、身分をM.D., Ph.D.としたい場合や、臨床見学などで必要になることもあるので、英文医師免許証を作っておいても良いと思います。

③(研究室や身分によって)3人分のrecommendation letter

④(研究室や身分によって)留学助成金の審査が通ったら 金額がはいった証明書

⑤(研究室や身分によって)大学から給与が出ていればその証明書英語(要金額ドル)

③④⑤は身分によって必要項目が異なるようです。Mayoから給料が出る場合、これらは提出不要になるようです。給料が出ない待遇で留学される方は、推薦状、収入の証明、英語の能力(TOEFLなどの成績)などにより不法労働者にならないか評価のための書類の提出が必要です。

⑥診断書(留学する者の)

入職の基本情報で6ヶ月前までの胸部レントゲンとBCGもしくはTSPOTかQFTの結核を否定する診断書が必要になります。診断書は特に書式は決まっていないので普通の診断書で良いです。診断書見本 

研究室や身分により、Mayo clinicでPost Offer Placement Assessment (POPA) (薬物依存の尿検査、TbのQuantiferon検査)を受ける場合は不要です。到着後の手続き 参照。

患者コンタクトのない研究留学生では、HBVやHCVなどの書類は要求されません。

⑦DS2019の用件を満たす健康保険の証明(メイヨーから給料が出ない方の場合

以下、JAL保険HPに載っているメイヨークリニックのJビザ保険情報(2022年‐23年) (global-protection.co.jp) (トピックとして記載されていたので無くなるかもしれないので下記にPDFもつけました。)です。

メイヨークリニック(Mayo Clinic College of Medicine & Science)は、J-1 Exchange VisitorおよびJ-2同行家族に対して、以下の国務省のJビザ保険条件を満たす保険への加入を指示しています。

①医療費:$100,000/1事故・1疾病以上

②Repatriation of remains:$25,000

③Medical evacuation:$50,000

④免責金額:$500/1事故・1疾病以下

⑤既往症の待機期間:現在の保険マーケットでリーズナブルな期間であれば設定しても可

⑥自己負担割合:25%以下であれば可

⑦当プログラムの活動に起因するリスク:除外しないこと

⑧引受保険会社の格付け:A. M. Best rating of A⁻ 以上等

→これが意外とDS-2019発行のネックになることがあります。私はこの書類の作成が最後になりました。多くの方はJAL関連の海外赴任者総合保障制度に契約することになると思います。こちらはJALカードを持っていて、JALファミリークラブに登録されている方のみが契約できる仕組みのため、まずJALカードの作成から始まります(持っていない方の場合)。ファミリークラブにはすぐ登録できますが、クレジットカードの申し込みをしてカードが手元に届くまでにある程度の日数がかかります。その後、海外赴任者総合補償制度に申し込むことになりますが、英文証明に関しては、急いでいることを伝えるとPDFを添付したメールを送ってもらえるので、急ぎの場合は電話するのが良いと思います。そして、4人家族までなら、通常の契約であればカード限度額の100万円以内にギリギリ収まりますが、5人家族以上になると、カードの限度額を超えてしまいます。さらに、どうやら電話で上限を上げてもらえるように交渉しても、新規作成の場合はすぐに限度額を上げられないらしく、一度に全員分の申し込みができないという事態に陥ってしまうようです。ですから、5人以上のご家族で渡米予定の方でメイヨーから給料が出ない場合は、極力早くこの保険に対する始動を早くしておく必要があると思います。→新規申し込みでも電話で限度額を上げられたというお話もあるので、全ての場合がそうなる訳では無いようですが、早めに動いておく方が良いと思われます。(2021年)

Mayoが要求する保険の条件.pdf

*採用決定のEmailが来てから

(身分、待遇によって手続きが異なります。下記はResearch Fellowの場合です。) (2021/9)

Congratulations on your Research Fellow appointment at Mayo Clinic!”Human ResourcesからEmailが届きます。

おめでとうございます!晴れて留学決定になります!ここから忙しくなります。日本人会にご連絡ください。


DS2019の申請のweb入力

” The next step in the Mayo Clinic hiring process is to have you complete tasks in the Onboard system.” 

Mayoのアカウントの設定をEmailの指示どおりに行なう。 You must set up your account within 14 days 

この際に卒業証明書、学位記、医師免許の英訳をuploadします。あとで追加もできますがここから申請しては14日には間に合いません。予め用意しておきましょう。


ちなみに、すべての情報が入力されると人事部にあたるHuman Resources (Ozmun East Building)とのアポイントを予約するように連絡が来ます。同時に入職時の健診の予約の連絡も来ます。

Our records indicate you are required to complete employment eligibility paperwork as part of the onboarding process for your new position at Mayo Clinic. 

To schedule your appointment, click here.

これは出国直前でも全然大丈夫でしたが、住む場所の選定、航空券の検討をしないとアポイントの予定が立ちません。パスポートの準備、VISA申請など、渡米が具体化されていきます


これらの手続きを行ない約1ヶ月後。(出国の2ヶ月前くらい)

Your DS-2019 has been issued! Please reference the information below to initiate the scheduling process with your home country consulate. 

とDS2019を郵送したとの連絡がEmailできます。SEVIS ID NUMBER、Mayo program NoなどもEmailで確認できるので、オンラインでVISAの申請、面接予約を開始しましょう。

*パスポート、ビザの取得

DS2019がもっとも大切になります。渡米予定の2ヶ月前に手元に届きます。それを元にVISA申請をします

Youtube(アメリカ大使館作成)を良くみて、がんばって申請して下さい。

1週間程度、パスポートを大使館にあずけて、郵送レターパックで届きます。

★VISAは届いたらすぐに、スペルミスや日付を確認。(間違いが少なくないので注意必要。間違っているとパスポートコントロールで毎回説明の時間がかかる)

基本的には、DS2019が手元に届いてから、VISA申請ですが、web上の体験談では、DSが届いていない場合VISA申請はDSの番号を9999999にして申請するそうです。ぎりぎりになりそうば人は、予約をDSが届く予想でとっておいて、届かなければ日付を変更することができる。

渡米直前に結婚される方は、戸籍抄本と住民票の発行がlimiting stepになるとのこと。とくに、都道府県が変わる場合には一ヶ月以上みておいたほうがよい。(つまり、奥さんのパスポート変更に最も時間が掛かる。夫婦で名前が異なると入国審査でクレームが付くとの話もある。従って入籍は早めに。) その他ビザ取得の情報、代行は会員サイト内の”Rochester生活に有用なWebサイトのリンク集”をご覧ください。

パスポート取得の際に戸籍謄本を取った場合、奥様の婚姻証明書をシカゴ大使館で発行してもらいましょう。運転免許証取得の際にJ2ビザの場合婚姻証明書が必要になります。婚姻証明書の発行には3ヶ月以内の戸籍謄本原本が必要です。パスポート作成のタイミングなど良く考えましょう。

写真;パスポート、VISA、国際免許証などで写真が必要になります。一番厳しいのはパスポートですが、VISAは背景の色の指定があるので、写真撮影の際にはどちらにも使えるような写真を取りましょう。

*渡航のための飛行機チケット及び空港関連

Rochesterへの行き方

Minneapolis(MSP空港;Rochesterまで車で1時間半)→Rochester Shuttle 

Rochester(RST空港;市街まで車で15分)

ミネソタ州のロチェスター行きの確認を!(ニューヨーク州のロチェスターのほうが有名で大きいため間違えないで)

日本からMSPへの直行便は2022/11より再開になりました。

Rochester空港はMayo Clinicが提携している空港で外国の要人がMayo Clinicにかかるために利用する空港です。Rochester市内までは車で15分程度と近く、Uberや空港シャトルもMSPより安くなります。経由便を利用してMSPに行き、そこから車で1時間半、、、よりは同じ1回の経由のChicago経由-RST空港という選択肢もあります便数が少ないため到着時刻など確認ください。

また、関西空港利用の場合、大阪(伊丹・関空)-東京(羽田・成田)経由より、大阪(関空)‐仁川経由の方が安くなります。デルタと大韓航空のシェア便ですが、大韓航空側から予約すると安くなるなど、安く渡米する方法は色々あるようです。


1年FIXの飛行機旅券について

1年間の留学予定の先生は、上記を利用する手はある。ただし、最近販売が少なくなっていると聞いている。

10ヶ月先までしか予約できないが、手数料を払って10ヶ月の時点で延期することができる。

ただし、短期の往復料金よりも高いため、復路破棄を使うのとどちらがとくかはよく検討が必要である。

!一時帰国予定のある先生へ

アメリカ発着の飛行機の運賃は、日本発着に比較して1.5倍くらいします。

ご注意を。安く買う方法は会員ページに記載しておきます。

デルタ航空が羽田-ミネアポリスに1日1便直行を出しており、これを利用するのが一番便利である。所要時間13時間。

ミネアポリスからロチェスターへは、デルタ航空かアメリカン航空(シカゴから)がある40-50分くらい。

関西方面からは、以前は、関空-デトロイトのデルタの直行(2009年3月で就航終了予定)があったが。むしろ羽田もしくは成田経由のほうが、便利なことも多い。

名古屋方面からはセントレア-デトロイトのデルタの直行でそれぞれ入国し、デトロイトで乗り換え、デトロイトからロチェスターまでの直行で飛ぶのが便利である。(要、最新情報確認 2009年当時の情報)

シカゴ空港:世界有数の発着数を有する大空港

発着遅延が常態化やLost/Delayed Baggageがおこることもある

シカゴ-ロチェスター間のアメリカン航空便は、風、霧、雪等で欠航になることがある。

乗り継ぎ時間は余裕を持って設定

(シカゴ-ロチェスター間はバスなどの公共機関はなく、飛行機以外はレンタカーで5時間)。


*空港からのシャトルバス Rochester Shuttle Service

ミネアポリスとロチェスター間の移動はシャトルバスを利用することができる。

Rochester Shuttle Serviceが便利で、インターネットで予約、支払い(約35ドル、Mayo discountを使うと26ドル)が可能である。会員用サイト詳細が記載されています。

PCからの予約のシステム上の問題が2018年現在でているようで、携帯電話、タブレットから予約するとよい。

→2021年2月時点ではパソコンでも予約できそうです(少なくとも支払い入力画面までは進めます。それ以上進めると予約してしまうことになるためそれ以上は進めていません。無理な場合は携帯電話等でお願いします)。

約1時間ごとにバスがでていて(午前~夕方までは2時間おき、夕方以降は1時間おきというパターンが多そうですが、曜日にもよりますので、ご自身の使用日で確認してください)、目的地、ピックアップの場所を細かく指定することができる(インターネット上で、リストの中から選ぶことができる。

移動は1時間半で室内ではインターネットに接続できる。(password:limostar)

早めに着いた場合はミネアポリス空港のシャトルバス受付で、check inすると予定より早いバスに乗れることがある。

指定した場所に来ない場合は電話で対応しないといけない。(507-216-6354)

予定がつまっている場合は、事前に電話で予約を確認しておくと良いでしょう。

特に真冬など天候の悪い時は、ミネアポリス-ロチェスター間の飛行機は小さいため、飛ばないことがあり、そのような時にもバスは利用できる。

”Groom(旧Go roshester Direct)というシャトルサービスもある。上記との違いは、Rochesterでの当着地が、こちらのサービスでは限られる。

こちらの会社は、子供用のブースターシートがないとかなりの確率で乗せてくれないので注意を!”

子供用のブースターシート

飛行機の手荷物としてカウントされません。空港に到着後、Rochester Shuttle ServiceUberで必要になります。

ミネソタのbooster seatについての法律 8歳、145cmまで必要です!

どうしてもシートが必要な場合は、Deltaなどの航空会社から借りることも出来ます。


DELTA航空のヘビーユーザーとなる場合

日本に一時帰国をしたりアメリカ国内を飛行機で移動する際に、デルタ航空を頻回に利用するつもりがある人は、ゴールドメダリオン会員になっておくと便利である。(日本にいる時点で申し込み可能、年会費26000円と高め)

優先搭乗が可能である。(security checkも優先できる場合がある)ラウンジが使える。荷物が早く出てくる。マイルがたまるので、それを使って座席をアップグレードしたり、マイルを使った旅行ができる。

 

*勤務先の確認

主にDowntownとSait Mary Hospitalになります。また、その中でもどこのBuildingに勤務するか確認しておきましょう。住居、交通手段が変わります。

* 家探し

こちらは 会員用サイト  留学までの流れに詳細を記載してあります。

短期留学、単身の方は会員用サイト - 1-3ヶ月の短期留学会員用サイト - 一人暮らしのコツRochesterボッチ生活術 も参考になります。

車、家具などの引継ぎは早めに連絡をしましょう。3ヶ月前くらい。

入居の申し込みの際に紹介者を書くと、紹介料が入る、初月が割引されるなどがある所もあります。入居先を決める時などに連絡を取った人を書いてあげましょう。

*保険関連

上記、身分と待遇について記載しましたがMayoの健康保険に入れるのはMayoから給料が出る人になりますappointment categories。給与が出ない人は自前で保険に加入する必要があります

JALファミリー保険は2021年11月30日で終了になっています。

詳しくは会員用サイト - 保険関連情報 参照。


下記情報は古い情報の可能性があります。

以下のような代理店もあります。

   賠償・医療・自動車保険のグローバルプロテクション

   ☆米国留学・赴任サポートサイト:https://www.global-protection.co.jp/

   ☆Jビザ保険情報館:http://jvisa-hoken.com/

健康に自信のある、独身男性もしくは、夫婦は、http://www.gatewayplans.com/ という破格の安さの保険もあります。

これは、J1-VISAを満たすためのものです。病院の費用のカバーが悪いと聞いていますが、実際に病院ではらうことになる費用が結局上記のJALと比較してどうなるかの判断は本人次第です。

オバマケア

どうやら収入のない留学生も加入できるようです。収入により支払う金額が異なるようですが、無収入だと加入金は0円。カバーもよい様子。

2018年現在では、まだ加入者は1名のみのため、情報が詳しく分かりましたらupします。(加入できたいとしてもJ1資格を満たす保険加入は法律上必須)

メイヨーの保険に入れる方の場合は、保険に入れるまでの間は、保険なしか、海外旅行者障害保険を利用する。大手生命保険会社には、週・月単位で障害保険、自動車保険、損害保険をセットにしたものがある。

クレジットカードの保険については、確認をしたほうがいいでしょう。

J-1ビザに関しては、連邦規定で保険加入が要求されます。

妊娠中に渡米される場合、メイヨーの保険には途中加入できほぼ全額をカバーしてもらえるが、旅行保険ではカバーされないので注意が必要。

当地でレンタカーを借りる場合、必ず保険を付けるが、日本の自賠責保険と同様に賠償限度額が低いので、特に運転が慣れるまでは別途に日本から保険を付けるようガイドブック等では勧めている。しかしこれは個人の判断による。

住宅の火災保険、損害保険とも現地で購入可能である。(アンブレラ保険といいます)

自動車保険

①上記のJALファミリークラブの紹介するもの

もしくは

② Loyalty Group Insurance Services, Inc http://www.lgisinc.com/japanese/personal-insurance/

   車、家、アンブレラ保険、バイク、ボートの保険がある。こちらも便利。健康保険は扱っていない。

便利な点は、前もって連絡してあれば、自分の所有の車のVIN# 17桁の車体番号が、分かったとき(購入時、引継ぎ時)に日本語電話するとすぐに保険が開始できる。

*国際運転免許の取得 

詳細は運転免許取得の概要会員用サイト - 運転免許取得の詳細情報  

パスポートを持参すれば、各地の免許センターで短時間で手に入る。1年の留学予定の先生は、出国直前のほうがよい

ミネソタ州の法律では国際免許での運転は1年しか許可されていないので、早めにアメリカの免許を取得した方がよい。また、車の保険料も国際免許だと高額になるので渡米後早めの取得を。

*日本国内での各種届け

転出届け、年金や健康保険の休止、確定申告、住民税、固定資産税等の税金の代理人申請、ガス、水道、電気、電話、携帯電話などの解約など。

 

*歯の治療、コンタクトやメガネ

Mayoの医療保険では眼科、歯科はカバーされず、optionで加入しますが、保険適応の制限が多い(要確認?)ため、日本で治してきた方がよい。

歯の詰め物で、新しい銀歯は15万円、取れた銀歯を詰め直すのは7万円くらい(その代わり一回で治してくれます。)。

*引越し

基本的に送らなくてはいけない荷物はありません。ほとんどのものがアメリカで手に入ります。また必要なものはやはり来てみないとわかりません!

船便 3-10ヶ月。ダンボール10箱で15-20万円くらい。 

EMS 4日。1箱15000円-20000円(15kgまでならSAL便より安い(要確認))

SAL便 1ヶ月

船便で家財を送るケースは日本で保管場所がない、企業などが引越し費用を負担してくれるなどのケースに限られるかと思います。

送っても破損、紛失、配達遅延などのトラブルが多く聞かれます。船便で3ヶ月後に届いても、3ヶ月いらなかったものは2年後にそのまま送り返すだけです。また、カビ臭くなり多くは処分になります。送料もかなり高いです。結局こちらで新品を購入したほうが安くなることがほとんどです。また、プリンターのインク、ホチキス、DVD、シャープペンなど、日本の規格と異なるものは送っても消耗品は結局日本から取り寄せないと使えないものもあります。さらにプリンターのインクは税関で引っかかります。確実じゃないものは現地購入が良いと思います。

引越し業者は日通、大和運輸など大手を選択しましょう。安い業者はトラブルのもとです。安い業者は大手のコンテナの空きを利用するので、大手より遅くなります。自社の流通ルートを持っておらずアメリカでの配送はアメリカの業者に委託しているという業者もおり、アメリカに入ったあと追加費用が必要、アメリカでの配送は自分で交渉、など、とにかくトラブルが多いですs

荷物をおくる日本ではまだ高収入渡米した後無収入との意見もありますが、上記デメリットを考えるとこちらで新品を買い揃えるので良いと思います。

*水着は冬に渡航される方でも持ってきた方がいいです。アメリカのホテルの多くはフィットネスセンターとプールがあります。

実例

まだ住所が決まっていない段階で荷物を送る場合は、アパートだとOfficeが受け取ってくれるが、郵便局止めにすることもできる。この場合、1ヶ月程度預かってくれる。当然預かり手数料は発生します。

また、随時開封され関税が掛けられることがある。

原則的には1年以上使用した私物は無税のはずだが、同種類のものを数多く送ると、10から数10ドルかけられることがある。クレームは受け付けない。

配送伝票の値段記載は、Pernsonal useなので安く書く。(例:Shoes 300円、book 100円など)


*家財、不動産の管理、車の管理または処分

各社トランクルームやリロケーション会社に依頼。

金銭の用意

銀行とクレジットカード参照 

持ち込みの制限はないが、総額10000ドルを超えると税関で詳しいチェックを受けさせられ入国に時間がかかる。当座の費用として銀行口座や各種depositのため3000ドル程度を用意したい。

アメリカはカード社会なので現金を使う場面は割り勘、寄付、献金などに限られます。最近では割り勘すら携帯のtransfer (Zelleなど)で行ないます。また、デビットカードでスーパーで$40程度ずつ現金をおろすことができます。そんなに現金は必要ないです。


銀行

これまでUnion Bankが三菱東京UFJ銀行と提携していたため、日本から三菱東京UFJ銀行を通してUnion Bankの口座開設ができましたが、2022年11月に東京三菱UFJ銀行はUnion Bankと提携をやめました。ただし、2023年2月現在、東京三菱UFJ銀行はUnion Bankの口座開設の取り次ぎはしてくれるようです。https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/us/index.html

https://www.bk.mufg.jp/info/pdf/union_bank_start.pdf

日本にいるあいだにUnion Bankの口座を作っておきましょう。


クレジットカード

日本のクレジットカード(VISAマスターカード、AMEXなど)は持ってきましょう。ただしアメリカでは、日本のクレジットカードが使えないことがあります(登録住所が違うため)。

また日本のクレジットカードは為替換算のため手数料がかかりますので、アメリカのクレジットカードを早めに入手したほうが良いです。

しかしアメリカのクレジットカードは文字通り信用がないと作れません。

これを解決するのがANA USAカード、JAL USA カードになります。日本を出る前に手続きを行い、渡米後すぐに受け取れるようにしましょう。


渡米後の宿泊先の予約

こちらへ来てから物件を探す場合や、入居や引継ぎまでに少し日にちがある場合は、ホテルへ滞在するのが一般的である。

ロチェスターには、たくさんのホテルがあり、高級ホテルからモーテル形式のものまで様々である。Dowtownで良く利用されているのはTownePlace Suites Rochester MayoKahler Grand Hotelです

Sait Mary Hospitalの近くではHoliday Innが近くて便利です。 


渡米後のレンタカーの予約

ロチェスターは、車社会なので、車を入手するまでは、レンタカーすることが必須と思われる。

レンタカーは地理が分からない、いきなりの右側通行が不安だと思うので、日本人会を頼りましょう。みんな苦労を経験しているので助けてくれます!

またUberAppを入れて使いこなしましょう。数カ所買い物して往復するとレンタカーと同じくらいの値段にはなりますが田舎町RochesterでもUberは有用です。

子供を乗せる場合はブースターシートが必須です。便利なものを確認してください。 

ミネソタのbooster seatについての法律 8歳、145cmまで必要です!

ちなみに、レンタカーはRochesterのDowntownではKahler grand hotel内にAVIS、Budget、Hertzなどがあります。Web上で申し込みをし、受け取り場所をRochesterのKahler grand hotelにして当日免許証を持っていけば借りられます。Mayo割引などがありかなり安くなるので誰かに相談しましょう。


12)子供の渡米手続き  (2022/12)

教育 もしくは会員用サイト - 子供の学校 を参照下さい

育児 もしくは会員用サイト - preschoolえらびを参照下さい

医療  参照下さい。

日本では特に手続きと言うものはない。

予防接種の英訳の履歴を持ってくる必要がある。自分で作成可能。(母子手帳は英語併記されているが、日本の保健所で数百円で英訳を作成してもらったほうがよい)

いくつかの予防接種が不足している可能性があります(三種混合の3回目など日本では行わないものが必要なため)。教育でMinnesotaの予防接種スケジュールを確認くださいその場合travel clinicが便利だが、都会にしかないのと高額。地方の方は、保健所や小児科に相談を。

渡米後、結局追加の予防接種を行なう場合が多い。医療  参照下さい。Mayo保険に入っていると予防接種は無料。ただし初回は医師の診察が必要で、アポイントメントに数ヶ月かかる場合もあるので、渡米後すぐに手配したほうがよい。無保険者(JAL保険などでも使える保険があるとダメのようです)はOlmsted Medical Center(保健所) で 1本21ドルで行うことができる。

□ 携帯電話

H2O/KDDIYellow mobileHanaCellなどで契約します。 

アメリカの携帯電話番号を、日本で手に入れることが出来ます(SIMカード)。飛行機がアメリカに着いた直後、もしくは乗り継ぎのアメリカの空港のWifiつかって、SIMカードを入れ替えて、すぐにアメリカの電話を手に入れることが出来ます。

1年未満の短期間の人ならソフトバンクのアメリカ放題も便利。しかし、その場合もアメリカでの電話番号取得は必ず必要。

その場合、1年間で本体と100ドルの通信費というプリペイドみたいな携帯を購入して、電話する機能はソフトバンクを使う。日本人とのやり取りはmessengerやLINEなので特に不便は感じない

デメリット。アメリカの人から電話での連絡を受ける機会が多い人は不向き。

ソフトバンクの関連会社のSprintは多くの西海岸、東海岸でほぼ網羅だが、AT&TやT-Mobileと比してやや弱い。

時々、勝手にAT&TやT-Mobileで通信されていて料金が徴収されていることがあるが、ソフトバンクに連絡するとrefundされます。

現在、格安携帯会社はたくさんあります。インターネットと同じ会社のSpectrumは$29.99/monthで2つ持てます。これらへの変更も後々可能ですが、日本との通話無料などの特典がついている、変えるのが面倒などの理由で多くの方は日本で契約したまま使用されているそうです。

研究留学をされる場合は、以下のサイト研究留学ネット がとても有益であるので、一読することをオススメする。 またSUNRISE lab なども参考になります。