パズルの不安定さについて

1999.02.10

パズルは実行するたびに必ず毎回同じ結果になるわけではありません。

この不安定さの要因には、以下の3種類が知られています。

二択不安定

どんなパズルもが潜在的に持っていると考えられている不安定さです。

その性質から、二択不安定と呼ばれています。

どんなパズルでも実行時に2つの結果パターンを持っていて、そのパターンは経験的に、

    • ファイルを開く→ある確率(五分五分ではない)でパターン1かパターン2かが決定。
    • テストドライブボタン(旗のとなりのボタン)を2回押す→パターンが入れ替わる。

以上のような性質を持っています。

この性質により、実行すると場合によってクリアになったりならなかったりするパズルが存在します。

不安定さがないように見えるパズルは、このパターン1とパターン2の両方がたまたま重なっているからであると考えられます。

アニメーションによる不安定

基本的には、アニメーションはパズルの動作に影響を与えませんが、一部に例外があります。

[コンフィグ]の[プリファレンス]で[アニメーションを表示]をOFFにするとこの不安定さはなくなりますが、

自家製パズルはONの環境で作成されていることがほとんどなので、あまりおすすめはできません。

2005.02.27

アニメーション不安定を引き起こすパーツとしては、

    • オイルランプ
    • コウモリのボリス

が現在のところ知られています。

吸い込み現象による不安定

2005.02.27

「空気入れ」や「扇風機」の風向きが通常と逆になるバグ(吸い込み現象)が、パズルの不安定さとして現れることがあります。

「通常状態」と「吸い込み状態」の切り替わりが、アニメーション不安定や二択不安定とは独立した現象として起こることが確認されています。