入れ歯のQ&A

Q:使わなくなった入れ歯は捨ててもいいの?

使わなくなった入れ歯でも、

新しく入れ歯を作る時の参考になります。

すべてを取っておく必要はありませんが、

最近のものは取っておいてください。

合わない入れ歯でも、修理・調整すれば

使えるようになることもあります。

当院のブログ記事:

使わなくなってしまった入れ歯でも捨てないで

Q:入れ歯で頬(ほっぺた)を咬んでしまいます。

入れ歯のかみ合わせを調整すれば

治る可能性があります。

当院のブログに記事を掲載しました。

入れ歯でほっぺたを咬んでしまう時は

Q:入れ歯安定剤は使ってもいいの?

入れ歯の適合が良くても、顎や歯茎、

残っている歯の状態などから、

どうしても義歯が動いたり、

外れやすくなってしまう場合があります。

そういった方には義歯安定剤の使用をおすすめしています。

しかし、ドラッグストアに行くと

たくさんの義歯安定剤が置いてあります。

どれを選んだらいいのか迷いますね。

義歯安定剤には大きく分けて

水溶性のものと

不溶性のものがあります。

水溶性のものをお使いください。

水に溶けるものは不溶性のものに比べ

安定効果は劣りますが、除去・清掃が容易です。

不溶性のものは接着力が強すぎます。

歯科医師でも除去が大変なものもあります。

また、厚みがあるものが多く、

入れ歯がきちんと歯茎に適合していない状態で

くっついてしまい、

かみ合わせがくるって

歯茎にダメージを与えてしまう場合があります。

安定剤に香りや味がついているものがあります。

好みがあると思いますが、

香りや味がついていないほうがよいと思います。

あとは安定剤が薄く伸びて入れ歯と歯茎にフィットするものが良いです。

当院ではライオン社のファストンをおすすめします。

こちらは粉末タイプで薄く、においもあまりありません。水溶性です。

安定剤使用に際し、注意していただきたいのは、

安定剤は適合の悪い入れ歯を無理に

歯ぐきにくっつけるものではありません。

適合の悪い入れ歯を無理に使っていますと

歯茎に負担がかかり、

顎がやせてしまうこともあります。

あくまでも安定剤は適合の良い入れ歯でも、

どうしても動いてしまう場合にのみお使いください。

ですので入れ歯が落ちやすい、

動きやすいと感じたら、

まずは歯科の受診をお勧めします。


Q:寝る時,何故 入れ歯ははずすんでしょう?

細菌が繁殖する温床となるからです。

義歯はプラスチックでできており、

細かい凹凸があります。

いくらきれいに掃除しても、

細菌や汚れは残ってしまいます。

寝るときは、口の中の活動が抑えられ、

唾液の分泌も少なくなります。

細菌の繁殖が活発になります。

双方の要因で細菌の繁殖が大きくなり、

虫歯や歯周病、その他口の中の

粘膜の病気の原因になります。

ただ、残っている歯が少なく、

かみ合わせの関係で

どうしても歯茎に歯が当たってしまったり、

違和感が強いようでしたら

装着したままお休みになるのも

やむをえないと思います。

Q:入れ歯の銀の留め金が、見た目が気になってつけられません。留め金が目立たない入れ歯はないの?

A:当院では留め金のない入れ歯、

バルプラストデンチャーを製作しています。