【設備投資可否フロー】

その設備投資、必要ですか。

設備投資等の可否判断

※モノ(消耗品を含む)を購入するときの他、役務提供を受けるときも基本的には同じです。

①必要性

なぜ、必要なのか

ポイントは3つ

必要性、購入理由は、概ね次の3つのカテゴリーに分類できます(理由は重複することもあります)

・利益を獲得できる

例:生産設備(購入することにより売上を獲得できる)

 

・費用を節減できる(効率をアップできる)

例:パソコン(購入することにより速く処理できる)

自動車(購入することにより速く、遠くに移動できる)

 

・道具を使わないとできない(自社にリソースがない)

例:フォークリフト(購入することにより重いものを運べる)

外部サービス(自社にとって必要なノウハウ)

yes↓ No⇒購入しない

②費用対効果

どれくらいの効果があるのか

(それを購入した場合、どの程度のメリットがあるのか)

(デメリットを差し引いても効果がある)

(金額換算できればベター)

修理や既存のモノとの置き換えであれば、その効果も比較します

 

・利益を獲得できる

例:5年間の利益で投資額を回収できる(投資の採算計算)

 

・費用を節減できる(効率をアップできる)

例:手作業であれば1時間かかるが道具を使えば10分で済む

公共交通機関だと1万円かかるが車だと5千円で済む

公共交通機関だと1時間かかるが車だと10分で済む

 

・道具を使わないとできない(自社にリソースがない)

例:手作業ではできないことができる

自社にはないノウハウを得られる

 

 

yes↓ No⇒購入しない

③何を購入するのか

(①~④はある程度、同時に検証されます)

目的を達成する手段として何が最適か(過剰スペックでないか)

購入する対象を比較して検討します

・利益を獲得できる

例:○○設備と△△設備

 

・費用を節減できる(効率をアップできる)

例:電卓vsパソコン

軽vsリッターカーorトラック

 

・道具を使わないとできない(自社にリソースがない)

例:フォークリフトvs昇降機

○○ノウハウvs△△ノウハウ

 

 

yes↓ No⇒購入しない

④どこからどの程度のモノを購入するのか

何を購入するのかが決まれば、どの程度のスペックでどのメーカーのモノをどこから購入するのか検討します

(②費用の基礎となる投資額も比較します)

(外部調達か、自社製作かも検討します)

・利益を獲得できる

例:○○社製vs△△社製or自社製作(機能、価格等の比較)

 

・費用を節減できる(効率をアップできる)

例:○○社製vs△△社製

購入vsレンタル

 

・道具を使わないとできない(自社にリソースがない)

例:○○社製vs△△社製

コンサルvs教育研修or採用

 

 

yes↓ No⇒購入しない

⑤購入先の信用、支払条件等

①~④による比較検討とともに、下記を考慮して何をどこからいくらでいつ購入するのか決定します

・相見積による比較(機能、価格、納期)

・購入先の信用調査

yes↓

・支払い方法は

一括

割賦

リース

yes↓

・損益(償却含む)、資金繰りに与える影響は?

yes↓ No⇒購入しない

発注

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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