三寒四温の言葉どおり、本日は朝から雨が降ったり止んだりして、最高気温も8度という花冷えの土曜日となりました。
しかし、そんな寒さを吹き飛ばすような、熱く、そして温かな感動に包まれた「令和7年度卒業証書授与式」を本日無事に執り行いましたことをご報告いたします。
第67期生、57名。
学級担任から名前を呼ばれると、一人ひとりがその呼びかけに応えるように、体育館に響き渡る大きな声で返事をしてくれました。
緊張した面持ちで壇上に上がり、私から証書を受け取るその姿は、1年前と比べものにならないほど大きく、誇らしげに見えました。
在校生代表による送辞、そして卒業生代表による答辞は、どちらもこれまでの歩みを一言ひとに噛みしめるような素晴らしい内容で、会場のあちこちで涙をぬぐう姿が見られました。
教職員、保護者、来賓の皆様、その場にいた全員の心を震わせる、深い思いの詰まった式典となりました。
式を終え、緊張から解放された卒業生たちは、慣れ親しんだ各教室で最後の学級活動に臨みました。
本校の伝統である?一人ひとりのメッセージでは、照れくさそうにしながらも、家族や仲間への感謝、そして未来への希望が語られました。
短い言葉の中に凝縮された3年間の思い出は、何物にも代えがたい宝物です。
担任からの最後のエールを胸に刻み、晴れやかな表情で教室を後にする姿が印象的でした。
そして最後には、卒業生から在校生や保護者、職員への心のこもったサプライズが待っていました。
体育館に再び集まった57名が肩を組み、合唱したのはRADWIMPSの「正解」です。
奇しくも昨日の送る会で2年生が披露してくれた曲と同じでしたが、涙を流しながらも笑顔で歌い上げる卒業生の姿は、まさにこの3年間の「正解」を自分たちで見つけたのだと感じさせてくれるものでした。
体育館いっぱいに響く歌声とともに、数々の思い出が駆け巡り、会場は一体感に包まれました。
57名の卒業生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございます。
第三中学校で育んだ絆を糧に、4月からは自分たちの選んだ道を一歩ずつ、力強く歩んでいってください。
皆さんの未来が、今日の合唱のような輝かしいものであることを、教職員一同、心より応援しています。
冷たい雨の降る1日となりましたが、校内は春の訪れを感じさせるような、温かく晴れやかな熱気に満ちあふれています。
卒業式を明日に控えた本日、本校では「3年生を送る会」が執り行われました。
今回の会は、新生徒会執行部にとって初めての大きな舞台でした。
準備期間が限られている中、メンバーが一丸となって知恵を出し合い、今日という日を迎えました。
クイズや3年間の歩みを振り返るスライド上映、そして先生方からのビデオメッセージに、3年生からは笑い声が漏れ、時には当時の自分を懐かしむような穏やかな表情が印象的でした。
何より胸を打ったのは、2年生によるサプライズ企画です。
お世話になった先輩方へ感謝を届けようと、RADWIMPSの「正解」を合唱しました。
一生懸命に声を重ねる後輩たちの姿と、それを見守る3年生の眼差し。
会場全体に「想いが伝わる瞬間」が広がり、まさに全校生徒の心が一つに溶け合うような素敵な時間となりました。
この会を成功に導いてくれた新生徒会の頼もしい姿に、次代を担う自覚を感じ、私自身も心の底から感動を覚えました。
企画・運営に関わったすべての皆さんに、深く感謝いたします。
その後に行われた卒業式リハーサルや同窓会入会式でも、3年生は終始立派な態度で臨んでいました。
午後の会場設営では、在校生たちが心を込めて明日の舞台を整えてくれました。
いよいよ、卒業まであと1日。
今日のこの温かな記憶を胸に、明日は最高の門出を迎えられることを願っています。
本日3月5日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。
大地が温まり、冬ごもりをしていた虫たちが顔を出す季節を迎えました。
今朝はあいにくの曇り空で、朝方まで残った雨がしっとりと校庭を濡らしていましたが、予報ではこれから日差しが届くとのこと。
まだ肌寒さは残るものの、一歩ずつ、確実に春の足音が近づいています。
そんな1校時、3年生の教室では卒業アルバムが配られました。
ページをめくり、3年間の自分たちの成長をじっくりと眺める生徒たちの瞳は、どこか誇らしげで、どこか名残惜しそうです。
その後は寄せ書きの欄に、友人や先生方と思い出を綴り合う温かな時間が流れました。
ペンを走らせる音とともに、3年間の絆が形になっていく光景は、卒業を間近に控えたこの時期ならではの、かけがえのない宝物です。
時を同じくして、体育館では2年生が卒業式のシート敷きに励んでいました。
3年生への感謝を胸に、主体的に動くその姿からは、次代の最高学年としての頼もしい自覚が感じられます。
明日の最終設営を経て、感動の舞台はいよいよ完成を迎えます。
卒業式まであと2日。
巣立ちゆく3年生との別れは名残惜しいものですが、全校生徒で心を一つにし、心温まる素晴らしい式を創りあげてまいります。
卒業式まであと3日となった本日、本校ではそれぞれの場所で、3年生が自分たちの進路や思い出と向き合う一日を過ごしました。
本日は公立高校の一般入試日です。
学年の約3分の1の生徒たちが、今この瞬間も自らの未来を切り拓くべく試験に挑んでいます。
受検に臨んでいる生徒たちの努力が大きな実を結ぶよう、職員一同、心からエールを送っています。
がんばれ、三中生!
一方、学校に残った生徒たちは、3年間過ごした学び舎への感謝を込めて奉仕作業を行いました。
「おしゃれは足元から」という言葉になぞらえ、まずは1年間お世話になった机や椅子の脚を磨くことからスタート。
冷たい水に手を赤くしながらも、その表情はどこか晴れやかで、一心不乱に窓やロッカーを清める姿が印象的でした。
掲示物が剥がされていく教室に一抹の寂しさを覚えつつも、生徒たちは「立つ鳥跡を濁さず」の言葉どおり、隅々まで磨き上げてくれました。
凸凹になった校庭への砂入れも、ここを使う誰かのために環境を整える、三中生としての誇りを感じる作業でした。
「自分たちが使った場所を美しくしよう」という真っ直ぐな思いに、深い感動を覚えた一日でした。
残り少ない中学校生活。
この学び舎での一分一秒を、最後まで大切に刻んでほしいと願っています。
本日、3年生にとって中学校生活最後となる給食の時間がありました。
今日のメニューは、卒業をお祝いする特別な献立です。
わかめごはんに、みんなが大好きな鶏肉のから揚げ、彩り豊かな元気サラダと玉ねぎのみそ汁、そして最後を締めくくるお祝いデザートが並びました。
思えば、小学校から数えて一体何回の給食を食べてきたでしょうか。
「学校に通うと毎日当たり前に給食がある」、そんな日常も今日で終わりとなります。
この当たり前の時間は、実は栄養士さんや給食センターの皆さんが、皆さんの成長を願い、一生懸命考えて作ってくださった貴重な時間でした。
調理員の皆さん、9年間という長きにわたり、美味しい給食を本当にありがとうございました。
ここ数年、感染症対策のため、かつてのように班で会話を楽しむことはできず、全員が前を向いて静かに食べる「黙食」が当たり前となりました。
しかし、今日の3年生は、最後の給食を一人ひとりがじっくりと味わい、そのひとときを大切に過ごしていました。
きっと、同じ教室で仲間と食べたこの給食の味は、これから大人になっても、ふとした瞬間に懐かしく思い出されるはずです。
高校へ進学すれば、給食がある学校は少数派となり、これからは自分で食事を選択する場面が増えていきます。
学校給食を通じて学んだ「食の大切さ」を心に留め、ぜひ自分の健康を自分で守れる大人になってほしいと思います。
調理してくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、この思い出を胸に、3年生の皆さんが大きく羽ばたいていくことを願っています。
今日から3月の授業が始まりました。
三中坂の蕾も少しずつ膨らみ、今週末に控えた卒業式に向けて、学校全体がどこか背筋の伸びるような、心地よい緊張感に包まれています。
本日の2校時、今年度採用された初任者による道徳の研究授業を行いました。
2週間に1度、指導教員の助言を受けながら研鑽を積んできた初任者にとって、今回は3学期の集大成となる、学習指導案を練り上げた「実践研」の場です。
授業では、NHK for schoolの教材「みんなの自由な公園」を視聴し、誰もが自由に過ごせる場所における「決まり」の在り方について考えました。
「自分たちの自由」と「他者の不快感」がぶつかったとき、なぜルールが必要になるのか。
生徒たちは、自分自身の日常を振り返りながら、単に禁止事項を守るだけでなく、自由を享受するためには自律した「責任感」が不可欠であることに気づき始めていました。
卒業を控えた3年生はもちろん、進級を待つ1・2年生にとっても、真の自由とは何かを自分との関わりで深く問い直す、価値ある時間となったようです。
若手教員の情熱と、それに応えて真剣に議論する生徒たちの姿に、本校の着実な成長を感じる月曜日のスタートとなりました。