【板荷中2年O.R君11/8(火)~10(木)感想】
今回のマイチャレンジでは、Linuxの学習をしました。
毎日森さんの丁寧な説明を聞いたり、実際にパソコンにコマンドを打ち込んでみたりしていくうちに、Linuxやパソコンに対して凄く興味が湧いてきました。また、休憩をしているときには気軽に話したりもして、とても楽しく有意義な3日間を過ごせました。
信頼ネットワークのマイチャレンジは約10年前から始まり、最初のひとりが板荷中の男子生徒さんでした。丁度その頃googleサイトが誕生し、天神町のそば店佐野屋さんに毎日通いgoogleサイトを制作しました。
【2011.7.4(月)~8(金)板荷中マイチャレンジ(佐野屋そば店)】
【2013.6.17(月)〜19(水)板荷中マイチャレンジ(後藤建築板金)】
【2017.6.20〜22板荷中マイチャレンジ(マインクラフトなど)】
【2021.10.6~8板荷中学校マイチャレンジ(夏休みの宿題など)】
【2022.11.8~10板荷中学校マイチャレンジ(LinuxOS)】
googleはパソコンやスマホで検索の他、翻訳、gmail、写真の保存などに広く使われ、多くのアプリをもち、googleサイトはそのひとつです。googleサイトは改良を重ね、現在の「新googleサイト」に至って容量制限が撤廃され、ワード的に直感的に作業できるようになったので、パソコン専用(スマホでは作れない、見るだけ)ですが、非常に使い易いので、信頼ネットワークは、今までの顧客をすべて「新googleサイト」に切替えました。
LinuxOS なぜLinuxを学ぶのか
LinuxOSの学習をマイチャレンジの中心に置いたのは、ブルーバックス「入門者のLinux (筑波大学・奈佐原顕郎著)」を手にしてからです。2016年10月初版なので、翌年のマイチャレンジからのスタートだったと思います。
このテキストの「はじめに」の抜粋。
「Linuxは、世界で最もたくさん使われている基本ソフト」です。「Androidという基本ソフトは、実はLinuxをベースに作られています。Googleなどのインターネット検索エンジンで使われる基本ソフトの多くはLinuxです。テレビやDVDレコーダーの基本ソフトにもLinuxが使われており、選局や録画、編集、ハードディスクの管理などを助けてくれています。」「Linuxの魅力は、『みんなが自由に使い、みんなが育てる』というポリシーや、社会の隅々まで浸透し続ける汎用性、時代を超えても揺るがない堅牢な設計思想など、多くの面にあります。」
「第1章 Linuxとは」の抜粋。
「世界最速のスーパーコンピュータのランキングでは、2016年6月時点での上位500機のうちLinuxを採用したのはなんと497機、そして残りの3機はLinux以外のUnix(※)でした。」(※)UnixはLinuxの親。商用や大型コンピュータで使われていた。今でも商用で残っている。
Ubuntu wiki
Ubuntuとは「他者への思いやり」を意味するズールー語 Ubuntuは使いやすさを重要視したLinuxディストリビューション。開発目標は「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」を提供すること。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ubuntu
TRON
Linux生みの親のリーナス・トーバルス氏(左)
TRON生みの親の坂村健氏(右)
坂村健著「イノベーションはいかに起こすか AI・IoT時代の社会革新 p.121より。坂村健wiki
TRONプロジェクトwiki
TRONとは、「The Real-time Operating system Nucleus」(リアルタイムオペレーティングシステム核)の頭字語である。組込み向けのリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)の仕様の策定をプロジェクトの中核としているが、本来は応用(アプリケーション)のユーザーインタフェースのデザインやハードウェアの仕様策定など、様々なサブプロジェクトを含む。
TRONプロジェクトの中心人物である坂村健は、TRONプロジェクトが開始した1984年頃より、リアルタイムカーネル(組み込み向け)のITRONと、より大きなシステム(パソコン向け)のBTRON、それらを統合するシステムであるMTRON、といったロードマップを示していたが[注釈 2]、1987年に発表した論文『The Objectives of the TRON Project』[2]において、HFDS(Highly Functionally Distributed System、超機能分散システム)と言う構想を発表。未来の地球人類社会では、日常生活のあらゆる部分(電球1個、壁パネル1枚)にまでマイコンが入り込み何らかの形で人間と関わりを持つようになると予想し、それらのコンピュータをそれぞれの機器別にバラバラに扱うのではなく、標準によってうまく連携させるのだという未来像が提示され、TRONはその実現に向け準備するプロジェクトだ、と規定された[3]。すなわち、μITRON3.0仕様書の言葉を借りれば「コンピュータ組み込み機器をネットワーク接続し、それらに積極的に環境を演出させる」という「電脳強化環境(Computer Augumented Environment)」の実現こそがTRONプロジェクトの目標であると提示され、これを一般向けに解りやすく言い換えて「どこでもコンピュータ」とも称していた[4]。…つづく
日本よ、「変わる勇気」を持て!
コロナショックによって世界経済が大きく落ち込むなか、GAFAをはじめとするグローバル企業は依然として強さを誇っている。なぜ日本との差がここまで開いたのか? それは、日本がイノベーションを起こせないこと、そして、そのための人材を輩出できる社会になっていないことに尽きる。イノベーションが起こりやすい社会は、どのように設計すればよいか。イノベーションを起こせる人材を、どのように育てればよいか。著者が実践している新しい教育と、自身の研究者としての来歴を通して、「イノベーションを起こすヒント」を探る。世界に先駆けてIoTのコンセプトを提唱した稀代のコンピュータ学者が、日本の進むべき道を指し示す一冊
(NHK出版新書) 新書 – 2020/10/10