医療は日進月歩。現在では常識的に行われている医療も、もともとはどこかのだれかが一生懸命に試行錯誤して編み出した知識や技術が学会で報告され、科学的根拠として蓄積されたものです。当院では自院での知見は学会で積極的に報告することで、世の中の医療が少しでも進歩するようにと考えております。
また、学会で報告をするためには過去に他の人が同じような報告をしていないか、文献を読み漁る必要があります。歯科衛生士が学会で報告するために積極的に情報を取りまとめて、人に説明できる形に組み立てることで、当院の歯科衛生士は患者さんとの主体的な関わりや根拠を持った指導をすることができます(できるようになります)。
こちらでは当院の歯科医師または歯科衛生士が筆頭演者または筆頭執筆を行った学術活動について報告していきます。
2025年6月 日本老年歯科医学会@千葉
・多職種連携による骨髄炎への口腔衛生管理を続ける中で栄養状態の改善を認めた症例
・地域における事業継続計画(BCP)に対する試みー高齢者の災害関連死を減らすために歯科ができることー
2024年9月 日本歯科衛生学会@新潟
・令和6年能登半島地震における被災地支援の活動報告ー災害発生時の備えと訪問歯科の役割ー
2024年6月 日本老年歯科医学会@北海道
・唾液持続吸引マウスピースを使用したALS患者に対し口腔衛生管理を行った1症例
・脳血管障害発症後に不顕性誤嚥が認められる在宅療養者に多職種で介入を行った症例
・在宅でICTを使用した多職種による介入により栄養状態の改善とADLの改善が見られた1症例
2023年 日本難病医療ネットワーク学会機関誌 第11巻2号14~19
・在宅歯科訪問診療