ショートカットキー

Ctrl+CやCtrl+Vが他のアプリケーションでもだいたい使えるのはなぜか。

開発する上で最初から設定されているわけではない。開発者がユーザーにとっての使いやすさを気にして作っているから。「わざわざ」そうしているのである。

開発者は例えば「コピー」はCtrl + Shift + 1で「ペースト」がAlt + Escみたいに自由に設定することも出来るのになぜそういうソフトがないのか。答えは単純。

どう考えても使いにくいから。

Windowsなどで慣れ親しんだショートカットをそのまま流用していたり、コマンドの頭文字だったり。AEでのアイテムやレイヤーの「複製」のショートカット、Ctrl+DはDuplicate（複製）の頭文字。動画再生ソフトで全画面再生するにはだいたいFullscreen（全画面）の頭文字）で「F」もしくは「画面をダブルクリック」（これはショートカットというより直感的な操作）。検索は、ほぼほぼどんなソフトでも「Ctrl+F」（Find：見つける）。開発者が違ってもだいたいショートカットは似通ってくるもの。じゃないとせっかく作ったのに「使いづらいから☆1つです」「本当は☆1つもつけたくないです」「クソアプリ」とか言われる始末。時間短縮のためのショートカットが、「あぁ～、えぇ～と...どれやったっけ...」てなっていては存在意義が失われる。できるだけ覚えやすいように作るはず。

いちいちヘルプでショートカット一覧を見るのはめんどくさいが、いろんなアプリケーションを触っていく上で「これ使えるかな？」と予測も出来るし試してみれば思わぬ発見をすることがよくある。