AfterEffectsのショートカットキー

個人的によく使うものの紹介(ショートカット多すぎるので)

選択レイヤーのソースを規定のアプリで開く。

Ctrl + E

例えばBGやセルを直に修正したいと思ったとき、レイヤーを選択してCtrl+Eでそのファイルを開けます。エクスプローラからファイルをダブルクリックするのと同じです。線撮でタイムシート開きたいときとかもよく使います。

画像の状態で「Ctrl+E」するとPhotoshopが起動して、PSDが開かれる。

選択レイヤーを写す位置にカメラを移動

F

カメラツールにしているときだけ、有効。

全レイヤーを映す位置にカメラを移動

Ctrl + Shift + F

カスタムカメラなどで全体を見渡したいときに。

プロパティの値変更のテク①↑/↓キーとShift/Ctrl

スライダー、ポイント、角度など数値系のプロパティの変更時、ドラッグと直打ち2通りで入力出来るのはご存知だと思う。

直打ちするときに、

が出来る。「1基準」というのは必ずしも「1」ではないから(基準て言い方もあってるのかわからんが。ユニット?)。いくつ増減するかはプロパティごとにエフェクト製作者によって設定されている。例えばOptical Flaresの「Brightness」「Scale」は10ずつ、FL Glowのradius以外は0.01ずつ。

このときShiftを押していると基準の10倍。Ctrlを押していると基準の1/10で増減する。

実はこれが結構使える。数字を直打ちしば場合、Enterキーなりで確定するまで反映されないが、↑/↓キーで変更したときは値が即座に反映される!しかもヒストリーも増えない!なので結果を見ながらもうちょっと増やそかな減らそかなと、値の変更がしやすい。

↑/↓キーでやるのもめんどくさいくらいに大きく値の変更をしたいときは、数値を打ってから確定する前に↑/↓キーすればこのモードに入れる。

ちなみにShift/Ctrlはドラッグするときも使える。ドラッグで繊細な調整をしたいときはCtrlを押しながらドラッグすれば良い。

この状態で↑/↓で数値変更出来る

プロパティの値変更のテク②四則演算

数字を直打ちする時。入力欄内で四則演算が使える。

画像の②のようにして、元の数字は残さなくてもよい。が、この入力方式だと+(加算)、*(乗算)、/(除算)のみ使える。-(減算)は使えない。(直にマイナス値を入力したと判断されるから)

-(減算)を使うには、①の後に「End」や「→」キーで「100」の後ろにカーソルを持っていってから入力する。

入力欄内で「100-33」のような状態にしてからEnterすると値は「67」になる。

または「+-50」のような入力にすると、「-50を足す」という計算がされるので減算が出来る。

ParticularのParticles/secなど「とりあえず倍にしてくれ」というとき、「*2」でEnterすればよい。「多すぎた。半分にしてくれ」というときは「/2」。

画像だと100という簡単な値にしてしまったが、半端な数字の時とかは計算するのめんどくさいので便利。

手のひらツール

わざわざこの「手のひらツール」を選択する人は少ない。なぜならショートカットキーで使う人が多いから。でもそのショートカットが3パターンあるのをご存知か。

①スペースバー+左ドラッグ

多分一番使ってる人が多い(と思う)

②中ドラッグ

マウスの機種によるが、中ボタンがある(ホイール押し込みが出来る)タイプは中ドラッグでも可能。片手で操作できるから個人的にはよく使う。

③「H」+左ドラッグ

手のひらツールに限らないが、ツールのショートカットキーを長押しすると、押している間だけツールを使用できる。離すと元のツールに戻る。使い勝手は「スペースバー」の時と一緒。

画面に見えているキーフレームを全部選択

Ctrl + Alt + A

案外役に立つ。プロパティいっぱい開いていて、キーフレームも多い時。注意すべきは、タイムラインでプロパティを開いていても、画面内に見えていなかったら選択されないという点。あくまで「見えている」キーフレーム。

コンポジションをワークエリアにトリム

Alt + C, W

Alt + Cでコンポジションメニュー、その中の「ワークエリアにトリム」がW。

コンポの長さを短くする時に使う。長くは出来ない。コンポの外にワークエリアが設定できないから。

どこかのバージョンから、最初からショートカットが割り当てされているので、

Ctrl + Shift + X

でも行ける。

コンポジションを目標範囲にクロップ

Alt + C, I

Alt + Cでコンポジションメニュー、その中の「コンポジションを目標範囲にクロップ」がI。

コンポサイズを小さくしたいときに使う。大きくは出来ない。コンポの外に目標範囲が設定できないから。

大判のスチール取るときとか。コンポサイズを十分な大きさにした後に、レイアウト枠に合わせて目標範囲を設定して、クロップすればよい。いちいちコンポ設定で変更するのは時間の無駄。

今開いている(最後に開いたプロジェクト)を開き直す

Ctrl + Shift + Alt + P

「ファイル/最近のプロジェクトを開く」の中の1番上のショートカットがこれ。

開き直したい時はこれで一発。丁寧に、プロジェクト閉じて...プロジェクト開いて...てするメリットは多分無い。

ワークエリアを選択レイヤーに合わせる

Ctrl + Alt + N

ワークエリアを選択しているレイヤーのIN/OUT点に合わせる。複数レイヤー選択していても可。

このレイヤーのとこだけプレビューしたい、とかそういうときに役に立つ。

キーフレーム速度

Ctrl + Shift + K

キーフレーム速度のウィンドウを出す。もちろんキーフレームが選択されている状態でないとダメ。

個人的によく使うシーンは、プロパティのキーフレーム全選択してから、「影響」の値をまとめて設定したい時。

イージーイーズ(F9)だと「影響」は33.3333...になるが、もっと緩急つけたい時にとりあえず全部のキーをまとめて80とかに設定することが多い。

ビューワーの表示オプション

Ctrl + Alt + U

ビューワーパネルの表示オプションを表示する。

ビューワーパネルがアクティブな状態で実行できる。

個人的には「カメラワイヤーフレーム」を「選択時」ではなく「オン」にしておきたいので、そのために使うことが多い。

レイヤーの選択

Ctrl [+ Shift] + ↑

Ctrl [+ Shift] + ↓

選択しているレイヤーの1つ上(or下)のレイヤーを選択する。

Shift併用で、現在の選択状態に追加できる。

レイヤー番号での選択

テンキーの数字

テンキーの数字でレイヤー番号を打つとそのレイヤーを選択できる。素早く打てば2桁以上もいける。

すでに選択しているレイヤー番号を打てば、選択解除。

Shift併用すれば追加選択できる。

ブラシツールのときはブラシの不透明度の変更になる。よく間違える。

間違えた場合は、テンキーの.(ピリオド)でブラシの不透明度を100%に出来る。

選択レイヤーが一番上に見える位置にタイムラインをスクロール

X

選択しているレイヤーをタイムラインパネルの一番上に表示する。レイヤー順の変更ではない。縦軸のスクロールだけで、横軸(時間軸)のスクロールは行われない。

タイムラインのインジケーターがセンターになる位置にスクロールする

D

タイムラインのインジケータ(再生ヘッド)がタイムラインの真ん中に見える位置まで自動スクロールされる。

スクリプトで時間移動した時、スクロールが伴わないときがあるので、そういうときとか。

画面内に見えているときでも、見やすいように中心に持ってきたい時に使うこともある。

レイヤーの重ね順変更

Ctrl (+ Shift) + [

Ctrl (+ Shift) + ]

選択しているレイヤーの重ね順を1つ上(or下)に移動する。

Shift併用で、コンポ内の1番上(or下)に移動。

タイムラインを1段階ズームイン/ズームアウト

^(ズームイン)

-(ズームアウト)

ズームイン/ズームアウト

タイムラインを最大まで拡大/全体表示

;

最大までズームイン。最大まで拡大されているときは全体表示。

キーフレーム、エクスプレッションを表示

U

キーフレームのあるプロパティだけ表示する。めちゃ使う。

CS6では「アニメーションしているプロパティの表示」となるので、

変更されてるプロパティだけ表示

UU

Uを素早く2回押すと、変更されているプロパティだけ表示する。アニメーションプリセットを保存したい時に、変更プロパティだけ選択したい場合に必要(選択していないプロパティはデフォルト値のままにできるため)。他には、他人のAEPを開いた時にどこをいじって何をしているのか調べる、とか。

ブラシの不透明度の変更

テンキーの数字

.(テンキーのピリオド)

ブラシツールのときだけ。10%-100%までを10%刻みで入力できる。2桁は入力できない。

1が10%、2が20%...9が90%。100%は.(テンキーのピリオド)なので間違えない。

ブラシツール以外のときはレイヤーの選択になる。

位置変更

(Shift) + 矢印キー

(Shift) + 矢印キー

選択レイヤーの位置を移動。移動量はコンポジションパネルの倍率に反比例する。100%⇒1px。50%⇒2px。200%⇒0.5px。Shift併用で10倍。

回転変更

(Shift) + +(テンキー)

(Shift) + -(テンキー)

1° 増減。Shift併用で10倍。

スケール変更

Ctrl (+ Shift) + +(テンキー)

Ctrl (+ Shift) + -(テンキー)

1%増減。Shift併用で10倍。

不透明度変更

Ctrl + Alt (+ Shift) + +(テンキー)

Ctrl + Alt (+ Shift) + -(テンキー)

1%増減。Shift併用で10倍。

プロパティ表示

A  : アンカーポイント(AnchorPoint)

P  : 位置(Position)

S  : スケール(Scale)

R  : 回転(Rotation)

T  : 不透明度(Transparency / OpacityのOは「OutPointへ移動」のショートカットに使用されているからやむを得ずT)

RR : タイムリマップ(TimeRemapping / TransparencyでTが使用されているからやむを得ずR、でもRはRotationで使用されているからやむを得ずRR)

E  : エフェクト表示(Effect)

M  : マスクパス(MaskPath)

MM : マスクプロパティを展開 (Mask)

F  : マスクのぼかし (Mask Feather)

TT : マスクの不透明度(Mask Transparency / Transparencyが先にT使ってるのでTT)

L  : オーディオレベル (Audio Level)

LL : ウェーブフォーム (Waveform: 綴の中にLは含まれないが、関連性優先でオーディオレベルと同じキーを充てたと思われ)

数値入力ダイアログ表示

Ctrl + Shift + (プロパティ表示で使うキー)

数値を直接入力できるダイアログボックスを表示。タイムライン上の数値をクリックしても入力できるが、マウスカーソルの位置によっては移動がめんどくさいのでこれを使ったほうが早いときもある。

注意:

もはや、アンリミテッドルールブック(例外のほうが多い規則)やんけ。僕はキメ顔でそう言った。

キーフレームを打つ/削除

Alt + Shift + (プロパティ表示で使うキー)

選択レイヤーの現在時間にキーフレームを打つ。既にキーフレームがあると削除。

選択レイヤーがないと、全レイヤーを対象にしてしまうので注意。

ツールの変更

V : 移動ツール

W : 回転ツール

C : カメラツール

Y : アンカーポイントツール

H : 手のひらツール

Q : 長方形ツール

Ctrl + T : テキストツール

Ctrl + B : ブラシツール

Ctrl + P : パペットピンツール

ツールが複数ある場合は、同じキーを何度も押せば、順番に切り替わる。「長方形ツール→楕円ツール→多角形ツール→スターツール→長方形ツール→...」のように。

選択レイヤーのIN/OUT点にインジケータを移動

I

O

IN点/OUT点それぞれ頭文字のキー

インジケータ位置にIN/OUT点を合わせるように移動

[

]

レイヤーの長さは変わらない。レイヤー全体を移動する。

レイヤーのIN/OUT点を設定(トリミング)

Alt + [

Alt + ]

レイヤーをトリミングする。レイヤーの長さが変わる。

マウスカーソルの下にあるパネルを最大化/戻す

@(JIS配列キーボードの時)

`(US配列キーボードの時)

大量のレイヤーを表示したい時、プロジェクト内の大量のアイテムを見たい時、コンポを画面いっぱいに表示したい時、いろいろ。

レイヤーを画面の中心に移動

Ctrl + Home

コンポジションパネルをロックした状態で、別コンポに移動して実行するとAE落ちるので注意。

コンポジションパネルと、タイムラインを行き来する

\


レイヤーの選択を解除する

F2


ビデオスイッチをON/OFF

Ctrl + Alt + Shift + V

連続使用してOFF->ONにすると、ソロ解除にも使える。

選択中のマスクを反転

Ctrl + Shift + I

「☑反転」のチェックボックスの切り替え。マスクが選択状態じゃないとだめ。シェイプツールをダブルクリックでマスク作成した直後によく使う。

IはInvert(反転)のIと覚える。Photoshopとかでもそう。

選択中のレイヤーのロック

Ctrl + L

ロックのみ。解除はこのショートカットでは不可。詳細は下の「全レイヤーロック解除」で。

全レイヤーロック解除

Ctrl + Shift + L

Ctrl + Lでロックなんだから解除も出来ると思いがちだが、ロックされたレイヤーは選択状態に出来ないので、Ctrl + Lは使えない。故に、狙ったレイヤーだけショートカットで解除するのは不可能。鍵アイコンをクリックするしかない。

音声をスクラブ再生

Ctrl + タイムラインのインジケーターをドラッグ

ドラッグ中に音声もスクラブ再生される。必須。

音声だけ再生

.(ピリオド)

画のレンダリングがないから即再生される。

平面レイヤー作成

Ctrl + Y

寧ろこれ以外の方法で作らない。

調整レイヤー作成

Ctrl + Alt + Y

寧ろこれ以外の方法で作らない。

ヌルレイヤー作成

Ctrl + Alt + Shift + Y

寧ろこれ以外の方法で作らない。

最後に使ったエフェクトを適用

Ctrl + Alt + Shift + E

連続で同じエフェクトを使用する時に。よく使う。

最後に使ったアニメーションプリセットを適用

Ctrl + Alt + Shift + F

連続で同じプリセットを使用する時に。よく使う。

コンポ設定を開く

Ctrl + K

これ以外使わない。

新規コンポ作成

Ctrl + N

アイテムから作成したり、レイヤーをプリコンポしたりすることが多いので、実はあんまり使うことない気がする。

新規プロジェクト作成

Ctrl + Alt + N

新規プロジェクトを作るコマンドだが、事実上、プロジェクトを閉じる目的で使うことが多い。やることは同じ。言い方の問題。

今のプロジェクトを開きなおす

Ctrl + Alt + Shift + P

「あ、やべ、いらんことした」と思ったらとりあえずこれで時を戻そう。

マーカーを打つ

*

選択レイヤーにマーカーを打つ。選択レイヤーがなかったらコンポマーカー。

マーカーを打って、マーカー編集画面を開く

Alt + *

コメントも同時に入れたいときはこっち。

数字のコンポマーカーを打つ

Shift + メイン側の数字キー

コンポマーカーが打たれる。マーカーコメントには押した数字が入った状態になっている。コンポ上に「1,2,3...」てマーカー打ちたい時。

このマーカーにはジャンプできるのですごく役に立つ。

コンポマーカーにジャンプ

数字キー(0-9)

キーボードメイン側の数字キーで、その数字がコメントになっているマーカーの場所に飛べる。例えば、「1」を押すとコンポマーカーのコメントが「1」であるマーカーの場所に飛べる。マーカー順は関係ないので注意。10とか、2桁は無理。

Shift + 数字キーでマーカーを打つと便利。

レイヤー名/アイテム名の変更

Enter(メイン側)

確定はテンキー側のEnterで。

ビューワーの更新を止める

Shift + CapsLock

Caps LockがONの状態だと画面の更新が止まる。OFFにすると通常に戻る。エフェクトかけすぎて計算に時間がかかっている時、「今はリアルタイムで更新せんくてええねん!全部終わってから見せてくれ!」ていうときに止めるとサクサク作業できる。

ライブ更新を一時的に止める

Alt + ドラッグ

コンポジションパネルでレイヤーとか、ポイント制御のやつとかをドラッグしているとき、エフェクト処理に時間かかっているとかなりもたつく。そんな時使う。とりあえずワイヤーフレーム見えたらそれでええねん、ていう時。感動する。タイムラインパネルの「ライブ更新」アイコンをクリックするとこのショートカットの存在を教えてくれる。(「ライブ更新」ボタンは今はもう無い)

アンカーポイントをレイヤーの端っこなどにスナップ

Ctrl + ドラッグ(アンカーポイントツール)

アンカーポイントツールの時、レイヤーの4辺、それとその各辺の中心、レイヤーの中心にスナップできる。

位置を変更せずにアンカーポイントを移動

Alt + ドラッグ(アンカーポイントツール)

アンカーポイントツールでは、通常はレイヤーの見た目が変わらないように「アンカーポイント」と「位置」が両方変更される。その「位置」の変更をしないで「アンカーポイント」だけの変更に出来る。見た目では、「『位置』が変わらない=『アンカーポイント』のマークがコンポ上で移動しない」ということ。

言葉ではわかりにくいので、やってみたら一瞬で分かる。

描画モードを変更

Shift + ^ (次のモード)

Shift + - (前のモード)

選択レイヤーの描画モードを切り替える。「オーバーレイ」か「ソフトライト」かなどと迷いたいときはこのショートカットキーで順番に切り替えるのが便利。毎回クリックしてドロップダウンのメニューを表示していてはカーソルの移動距離も長くなりがちで遅い。

変更したいものが決まっているなら普通にクリックしたほうが早いことが多い。個人的には「通常」→「乗算」くらいならこのショートカットキーの連打で変更することが多い。

余談だが、AEを英語表示で使用している時はドロップダウンで一覧表示中に頭文字をタイプすれば一発で設定できるので便利。

時間インジケータの位置に貼り付け

Ctrl + Alt + V

通常、レイヤーをCtrl + Cでコピーして普通にCtrl + Vでペーストすると、IN/OUT点もそのままで貼り付け出来るが、Altも併用するとインジケータの位置をIN点にして貼り付け出来る。

効かないショートカットキーがある

キーボードショートカット編集画面を開く

Ctrl + Alt + `

とか、いくつか効かないやつがある。多分最初はバグか?って思うけど、違う。JISキーボードのせい。USキーボードを使うとちゃんと使えるようになる。