ベッドサイドで過ごす時間は、ときに言葉にすることが難しい想いに満ちています。
そのような時間の中で、音楽はそっと寄り添う存在となります。
ハープのあたたかく柔らかな音色は、
その場の空気をやわらげ、穏やかな時間を生み出します。
目を閉じて呼吸を深められるかた、
涙を流されるかた、
ご家族とともに静かな時間を過ごされるかたもいらっしゃいます。
私たちは、そのような音色が持つ力を信じ、日々の活動の中で大切にしています。
ハープは、やわらかく温かい音色を持つ楽器です。
音の響きが自然に広がり、その場の空気や人の呼吸に寄り添うように響きます。
そのため、静かな環境でも無理なく受け取っていただける音楽を届けることができます。
私たちは、音楽を通して、目の前にいらっしゃる方の大切な時間にそっと寄り添うことを大切にしています。
ハープは、古くから人の心に寄り添う楽器として大切にされてきました。
旧約聖書には、若きダビデがハープを奏で、悩めるサウル王の心を静めたという物語が記されています。
また、中世ヨーロッパやケルト文化においても、祈りや静かな時間の中で奏でられてきました。
現在でも、ハープはホスピスや医療・福祉の現場で用いられることがあり、人の心に寄り添う音楽として受け継がれています。
私たちも、その音色の力を信じ、目の前の方に寄り添う時間を大切にしています。
David Plays the Harp Before Saul (c. 1896-1902) James Tissot (French, 1836-1902)