10th Anniversary
創立10周年記念
創立10周年記念
10周年記念コンサートのお礼
このたびは、行橋みやこ男声合唱団の 創立10周年記念コンサートにご来場いただき、誠にありがとうございました。おかげさまで当日は多くの皆様にお越しいただき、 温かい拍手とともに、無事に終演を迎えることができました。 団員一同、心より御礼申し上げます。
結成からの10年を振り返ると、決して平坦な道のりではありませんでしたが、 こうして節目の舞台に立つことができましたのも、 日頃より支えてくださる皆様のご支援とご厚情の賜物と、深く感謝しております。
当日のひとつひとつの響きが、 皆様の心の中に何かを残すことができていれば、 これ以上の喜びはございません。これからも、歌うことの喜びを大切にしながら、 より一層心に響く音楽をお届けできるよう、歩みを続けてまいります。今後とも、行橋みやこ男声合唱団をどうぞよろしくお願い申し上げます。
声が重なるその瞬間を、これからも皆様と分かち合ってまいります。
令和8年4月6日
ステージ構成
第1ステージについて
4月5日、約1年間かけて練習・企画をしてきた「創立10周年記念コンサート」が終わりました。コンサートのテーマは、「時と風景をめぐるうた旅」としました。誰の心にも「心の原風景」というものがあります。「歌を聴きながら自分の記憶や風景をめぐる旅ができればいいな。」「様々な歌を聴きながら、観客が時間と空間を旅することができればいいな」と考えたのです。
参加者のアンケートの中には、組曲とかアカペラの曲という意見もありましたが、月に3回しか練習機会がない私たちには、新たな曲に挑戦する余裕は正直、ありませんでした。ましてや組曲のように練習に時間がかかる曲は難しいと考えました。そこで、今回のコンサートは、今まで歌ったことのある曲を中心に構成してみようということになったのです。そこでまず行ったのが、団員への「歌いたい曲のアンケート調査」でした。それこそ丁度、一年ほど前のことでした。私たちは、活動してきた10年間の中で、約30曲ほどのレパートリーを持っています。この30曲から、約半分程度に絞り、ステージ構成を考えていきました。
ステージは、「感情の流れ」や「音楽的な対比」というものを意識した上で、聴衆の集中力や体感のドラマ性というものも考慮して構成を考えていきました。
第1ステージは、聴衆の心にすっと入り込むような親しみやすい曲を集め、テーマを「風と光の記憶 ~日々の風景を歌う~」としました。第1ステージで歌った曲は全部で6曲。その6曲を2曲ずつの3ブロックに分け、感情の流れという視点で並べました。第1ブロックは、①「少年時代」、②「浜辺の歌」の2曲で、日本の原風景を感じる曲をまとめました。第2ブロックは、③「雨」、④「小さな木の実」の2曲で、内省とか祈りを感じる曲でまとめました。第3ブロックは、⑤「春を待つ」、⑥「いつでも夢を」の2曲で、希望とか光を感じる曲でまとめました。風景→内面→希望という流れでこれらの3ブロックはまとめられているのです。また、ステージの最初なので、比較的穏やかで発声の負担の少ない曲を集めたというのも、この6曲を選択した理由です。
第1ステージ(動画)
第2ステージについて
第1ステージと第3ステージに挟まれた第2ステージは、いわゆる感覚をリセットする「お口直し」のステージです。フルコースの料理の合間に出される「シャーベット」のようなものだと考えてください。
第2ステージは「音が重なる瞬間(とき)」というテーマで、会場のみなさんに「合唱の仕組み」を分かりやすく説明するステージでした。4つの音が重なった瞬間、目には見えませんが、音は重なることで、さらに豊かな音を生み出すということが理解できたのではないかと思います。最後に会場を3つのパートに分け、カデンツを行いました。会場の皆さんも参加することで、合唱の楽しさを体感することができたと思います。アンケートには、「楽しかった」「合唱の仕組みが分かった」などの感想をいただいています。本当は階名読みではなく、「はじめましょう」とか「おわりましょう」などの言葉をつけて歌うとさらに良かったのではないかと思います。
第2ステージの後半は、私たちの歩んできた10年を振り返る映像です。動画の後半のスライドショーの部分は、AIによるオリジナル曲「声が重なる曲」です。アンケートの中には、この「あゆみ」は要らなかったという厳しい声もありました。正直、このような感想を読んだとき、とてもショックでした。観る方にとっては、「楽しくない」「全然つまらない」と感じたとしても、私たちにとってはその一瞬一瞬が大切な思い出なのです。
この動画は、わずか10分18秒の短いものです。しかし、この動画の完成までに費やした時間は30時間くらいです。動画の一瞬一瞬を切り取り、それをつなぎ合わせ、流れのあるものにしていく途方もない作業。これは実際に動画を作った経験のある人間しか分からない部分もあります。しかし、生みの苦しみと同時に、完成した時の嬉しさは言葉では言い表せないほどでした。
関わりのない方にとっては、何でもない動画かもしれませんが、私たち団員にとっては本当に「宝物」なのです。そして、何よりも、自分たちが生きてきた証拠がこの動画の中にはあります。動画を作ることは自己満足の部分も確かにあります。しかし、この動画を見るたび、団を去っていった方々の思い出、亡くなった方々の思い出が甦ってきます。
第2ステージ(動画)「声が重なる瞬間(とき)」
第2ステージ(動画)歌と共に歩んだ10年
オリジナルソング「声が重なる場所」
第3ステージについて
第3ステージは、「場所」や「文化」が持つ音楽性の多様さを活かしています。ラテン・イタリア・日本の民族音楽など、世界の音楽を巡るような感覚で、聴衆に新鮮な印象と異なるテンションを届けることが可能な曲を集めました。
①「恋のメキシカンロック」で明るくテンポの良い導入ができ、②「知床旅情」③「二つのナポリターナ」で少し情緒的な空間をつくり、④「群青」で深い祈りとメッセージ性を持たせ、⑤「イヨマンテ 熊祭りの夜」で爆発的なエネルギーと共にクライマックスを迎えるという構成です。
つまり、緩急と静と動を織り交ぜることで、聴衆の集中力と感動を保つことができたと思います。
第3ステージ(動画)
第3ステージ曲紹介(動画)
①メキシカンロック
②知床旅情
③二つのナポリターナ
④群青
⑤イヨマンテ 熊祭りの夜
アンコール、みんなで歌おう
当日のパンフレット
新聞およびネットの記事
2026年4月5日(日)に、サンワーク行橋に、行橋みやこ男声合唱団創立10周年記念コンサートを行うことが決定しました。
コロナ禍でことごとく大きな行事が無くなる日々が続きましたが、ここにきて、やっといろいろな行事が再開されるようになりました。本団も、2019年の1月19日に3周年記念コンサートを行い、その後、5周年コンサートを計画していた矢先、コロナ禍に突入し、断念せざるを得なくなりました。コロナ禍による長い沈黙を経て、2026年4月5日に「10周年記念コンサート」を開催しようということになりました。場所はサンワークゆくはし。7月1日に予約開始なので、まだ確実にできるか断定はできません。しかし、10周年記念コンサートだけは、絶対に開催したいと強く思っています。この2~3年は、特に団員の減少が目立っています。高齢化、体調不良、個人的事由などなど、それぞれ理由はありますが、今のメンバーで歌える時間には限りがあります。ですから、現時点での私たちの歌声を精一杯残していたい、聴く人の心に強く刻んでおきたいと思っています。