八 谷 光 介
(やつや こうすけ)
Yatsuya Kosuke Website
Miyako - Iwate - Japan
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議会ウオッチ 一口メモ (2026年2月7日公開)
2025年12月までの1年間、宮古市議会モニターとして誰よりも議会を傍聴した八谷光介が、議会傍聴のコツをお伝えします!
議会ウオッチ その2 (2026年2月20日公開)
一般質問の実施状況を1年間を通じて見ると、ある傾向が浮かび上がってきました。
こんにちは。八谷 光介(やつや こうすけ)と申します。
震災3年後に職場の転勤で宮古市に住みはじめてから10年以上になり、この間、いろいろな方にお世話になりました。これからの人生は、この地域で暮らす人たちと一緒に、よりよい宮古をつくっていきたいと思います。
ここにある私の政策は、皆さんのお話を聞いて、今後より具体的にしていく予定です。また、他の課題も研究していくべきと感じています。市政の主役である皆さんの日々の思いが形になるよう、頑張ってまいります。
ご意見、ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
主な経歴
八谷 光介(やつや こうすけ)
1974年5月 愛知県生まれ
1993年3月 愛知県立半田高等学校卒業
1998年3月 京都大学 農学部水産学科卒業
2000年3月 京都大学大学院 農学研究科応用生物科学専攻(修士)修了
2005年3月 京都大学大学院 地球環境学専攻(博士)修了
2003年4月~2007年9月 京都府立海洋センター 任期付研究員
2007年10月~2014年3月 (独)水産総合研究センター 西海区水産研究所(長崎)研究員
2014年4月~2024年3月 (国研)水産研究・教育機構 宮古庁舎 主任研究員
2025年4月~2026年1月 岩手県宮古児童相談所 会計年度職員
市民活動
宮古市国際交流協会
クルーズ船通訳スタッフ
宮古地区保護司会
宮古地区手話奉仕員養成講座
宮古市議会モニター
宮古市市民交流センター運営協議会
いわて男女共同参画サポーター
資格等
日本商工会議所簿記3級(第168回)
TOEICスコア935(2025年8月)
宮古市地域通訳案内士
宮古もてなし観光・文化一つ星検定
職業訓練 観光ビジネス科(2024年8~10月)
コンピュータサービス技能評価試験(2級ワープロ技士、3級表計算技士)
普通救命講習I、ワークルール検定初級、潜水士
趣味・特技
料理(チャーハン、卵焼き)、みちのく潮風トレイル、サッカー観戦、温泉、映画鑑賞、海水浴、英字新聞、バドミントン
手話で「ありがとう」
・新たな生産手法や商品の開発
農林水産業は、宮古の基幹産業ですが自然環境に大きく左右されるのが特徴です。地球温暖化の影響などで、近年は、サケやサンマが獲れなくなり、アワビやウニの餌となる海藻が生える場所(藻場と言います)が激減し、コメの品質にも影響が出ています。しかし、これまで宮古では見られなかった魚やイセエビなどが増えてきました。新たに生まれた自然の恵みを宮古の一次産業に取り込んで、生産手法や新商品を開発していくことが必要です。
・研究機関との連携
これまでとは違った魚を獲ったり養殖したりすることや、新しい農業のやり方に取り組むには、研究機関や先進事例に学ぶことが有効です。生産・漁獲方法に加え、商品開発や流通も含め、私のこれまでの経験を生かして、研究機関との連携を進めます。
・新規就労の支援
農林水産業の担い手不足や高齢化は全国的な問題ですが、担い手がいなければ産業は成り立ちません。どうすれば担い手を見つけることができるのか、新規就労者が定着できるのか、難しい課題ですが、継続的に取り組む必要があります。
・地元が潤うツーリズム
観光業はインバウンドの伸びもあり、宮古での拡大が期待できる分野です。宮古港のクルーズ船寄港数が増え、個人旅行者は以前より多く見かけるようになりました。しかし、地元商店街への経済的効果がどれほどあるのかといった声も聞かれます。宮古の観光業を持続可能にするには、地元が潤い、喜ばれる産業に育てることが必要です。外国語や地元の「推し」をアピールできる人材の育成や、市内のお店へ人が流れる仕組みづくりなど、できることはまだ有ると思います。
一方、宮古のおもてなしを維持・向上させるため、オーバーツーリズムには気を付けるべきだと思います。
・市民の自慢の場所・モノ・コトを観光資源に
観光に訪れる人は、その土地で大事にされているものを、見たり体験したりしたいものです。そのような自慢できる場所・モノ・コトが宮古にはたくさんあるし、これから作っていくこともできると思います。誰にでもお気に入りの何かがあるはずです。それらをみんなで持ち寄って新たな観光スポットを作ることを応援したいと思います。私は、閉伊川水門をみちのく潮風トレイルのルートにしたらどうかと考えています。
・猛暑の緩和策
もともと宮古の夏は涼しいことで有名でしたが、ここ数年は30℃超える猛暑があたり前になってしまいました。“災害級の暑さ”ともいわれますが、35℃を超える暑さは、“災害”なのではないでしょうか?野外での作業は危険ですし、“クーリングシェルター”という避難所も開設されています。この“災害”は毎年つづくだけでなく、今後はよりひどくなることが予想されています。これ以上温暖化しないようにする対策に加え、植栽や路面・壁面改良などで猛暑を緩和するまちづくりが必要です。
・温暖化対策は健康と産業の維持に必要
熱中症に至らなくても、暑さで勉強や仕事の効率が落ちたり、十分な睡眠がとれないことはないでしょうか?自然相手の農林水産業では、気候変動の影響がすでに出ています。宮古で新たに取り組まれている養殖サーモンは暑さに弱いため、夏が早く来ると十分に大きく成長する前に出荷しなければならなくなります。私が以前に研究していたアワビやウニの餌となるコンブの減少は、冬の水温が以前のように下がらなくなったことが原因と考えられています。
温暖化した気候下でも生きていくための対策(クーリングシェルター、高温に強い品種開発、など)も必要ですが、温暖化を進めないようにする対策(温室効果ガスの排出抑制、森林や藻場など生態系によるCO2吸収、など)も必要です。
・宮古の自然を調べ守ろう
宮古の自然は、一次産業、観光、教育・科学、レクリエーションなどに役立つ貴重なものですが、その実態は一部を除いて十分に把握されていないのが現状です。自然環境を調べる人材や予算が少ないのが主な原因ですが、宮古の「森・川・海」についてもっと知り、次世代に受け継いでいくために、努力したいと思います。
・物価高を抑え実質賃金を上昇させる
ここ3年ぐらいの賃上げ率は、それ以前よりは高水準ですが、物価高騰に追いついておらず、多くの人は給料で買えるモノやサービスが減っているのではないでしょうか?実際に、実質賃金は4年ほど低下し続けているので、生活感としてはコロナ前より厳しくなっていると思います。物価高騰の主な要因である輸入価格を上げる円安や世界での紛争には、国レベルでしっかり対応すべきですが、地域としても、最低限の衣食住を確保できる最低賃金を実現することが重要です。
・企業の賃上げを支援
企業としても、優秀な人材の確保のために賃上げを実施したくても、厳しい経営環境から踏み出せないということもあると思います。また、賃上げは市民所得を向上させ、地域経済を循環させることから、企業利益を上げるためにも必要なことと考えられます。ですから、企業における賃上げや労働環境の改善を支援することなども必要です。
・子育て・介護の負担軽減
子育てや介護については、宮古市でも負担軽減に取り組んでいますが、まだまだ苦しいという声を聞きます。これまで地域を支えてきたご高齢の方、これから地域を担っていく子ども達を、みんなで支えていきたいと思います。この分野では、国や県の役割も大きいため、しっかりと地域の要望を伝えていくことが重要です。
・議員や管理職の女性比率を2030年までに30%以上に
社会における意思決定の場に、構成員の約半数を占める女性が極端に少ないために、女性の声が地域での活動や政策に反映されにくいことが多いと思います。人口流出や自然減のカギを握るのは若者や女性です。近年、市役所では管理職候補層の女性比率は高まってきましたし、地域や企業でも女性が先導する場面が徐々に増えている印象があります。
日本では、このような目標はもともと2020年達成を目指していたものです。これ以上先送りすれば、若者や女性に見放されるかもしれません。住民代表機関である市議会も、その在り方が問われていると思います。
・ジェンダー平等は家庭から
ジェンダー平等には、働き方あるいは地域や学校での性別役割分担意識などの改善が求められるのはその通りだと思います。この部分は個人的な考えなのですが、社会におけるジェンダー平等も家庭から始めるのが良いのではないでしょうか?外での疲れをいやす家で、男女が同じようにくつろげれば、仕事の成果も同様になるはずです。家庭での無償労働(家事全般)を人任せにできる人だけが、長時間労働して出世するようなモデルは過去のものですし、このモデルでは2人で働いて1人分の成果(給料)しか出ていないことになります。また、職場と比べて家庭は構成員が少ないので、改革をはじめやすいというメリットもあります。
・子どもに明るい未来を
子どもの将来を明るくするということは、地域の未来を明るくする努力をするということ。「子どもに冷たい国に将来はない」と逆の言い方をする人もいます。少子化が進んでいますが、少ない人数ならしっかりと目配りすることができると思います。子どもの暮らしや学びを妨げる課題については、当事者を孤立させることなく、関係機関の連携した取り組みが重要です。
また、教育環境の充実も重要です。これは私の考えですが、教育は決められたことだけを教えるのではなく、教える人も学ぶ人も共に成長していくような創造的な営みだと思います。そして誰もが自分らしく個性を発揮できるようにするには、子どもたちはもちろん、教える人たちも心や体に余裕を持てるようにしてほしいと思います。教職員のなり手不足が深刻化する現状を改善するためにも、働き方改革を含む教育環境の充実は喫緊の課題だと認識しています。
・情報アクセシビリティの確保を
多様な人々への情報のアクセスを可能とするには、音声訳や字幕表示を導入すること、話し手または聞き手の言語能力(外国語の通訳や行政用語の言いかえなど)を高めること、情報を伝える手段や機器の導入・改善などが求められます。これらは、市民が暮らしに必要な情報を十分に得るため、また、市と住民のコミュニケーションを保証するために必要な施策と考えます。
・国際交流を通じて世界平和を宮古から
21世紀に入りすでに四半世紀が過ぎました。国際交流は都会でも田舎でも進んでおり、今後大幅に減ることはないと予想されます。私は、クルーズ船での来客のほか、宮古に住んで働く海外出身者とお話しする機会に恵まれました。自分が直接に行かなくても、海外の暮らしなどを聞くことができ、世界が広がります。
日本では戦後80年となりましたが、世界を見渡せば戦争はなくならず、その準備のための費用はますます増えています。戦争になれば多くの人が死に、傷つき、家を失い、そして暴力が吹き荒れることは事実です。
お互いに知っている相手ならば、暴力に訴える前に話し合いで解決しようと思うはず。いくら困難であっても、まずは「戦争をしない」という目標を立てるべきです。お互いのことを知る国際交流は、大きな役割を果たしてくれるものと思います。