太宰府館にて支部研修会を開催しました。
(2025年5月24日(土)14:00~16:00)
1年ぶりに楊慧先生とお会いして、みんなで太極拳を楽しむことができました。師範審査は1名の方が受けられました。お一人でしたが緊張を感じさせない堂々とした演舞で、慧先生からも、堂々として素晴らしかった!とのお言葉がありました。
今年度の長寿の御祝いは8名の対象者の方がおられ(88歳以上)、4名がこの日の研修会に参加されました。長寿の御祝い品と感謝状をお渡ししたのち、会場にいらっしゃる80歳以上の会員の方々と、楊慧先生もご一緒での「太極之華」は、みなさん息を合わせ流れるような演舞で素晴らしかったです。
また、この日の研修会で楊慧先生は、太宰府に関わる楊名時先生の思い出を語ってくださいました。福岡県支部の設立集会を太宰府天満宮で開催したご縁で、太宰府天満宮の宝物殿に楊名時先生の書(和を以て貴しと為す・同心協力)が奉納されたことなどをお話されました。
~2025.5.24 支部研修会プログラム~
※今年度は、楊名時師家生誕100年記念事業の年です。この日の研修会では、4月の東京大会に参加された水間真弓先生からの参加報告と、加峯と池田にて誓いの言葉を読み上げさせていただきました。
開会の言葉(司会者:蘇木雅行師範)
1・支部長あいさつ(加峯)
●水間前支部長より~楊名時師家生誕100年記念・東京大会のご報告~
●誓いの言葉(加峯・池田)
2・楊慧先生によるご指導
(立禅・甩手・八段錦・二十四式太極拳)~全員で~
(全体記念写真撮影)
~休憩~
3・師範審査(1名)
(楊慧先生の講評/記念写真撮影)
4・長寿祝い
(記念写真撮影)
(楊慧先生の先導で太極之華…80歳以上)
5・立禅、甩手(全員)
6・お礼の言葉(緒方道登師範)
閉会の言葉
研修会と同日、午前中に通常総会を開催しました。総会開催につきましては、会員の皆様や、教室指導者の皆様より、委任状のご提出など事前にご協力いただき誠にありがとうございました。
(総会出席者29名、委任状総数353名、合計 382 名で定足数を満たしており成立)
以下の議事について通常総会にて承認されましたので御報告申し上げます。
(1)2024年度事業報告
(2)2024年度収支報告(監査報告)
(3)繰越金処理案
(4)2025年度事業計画案
(5)2025年度収支予算案
(6)役員の改選について
(ご報告)総会終了後は、長年、支部の理事を務めてこられた水間前支部長へ花束贈呈を行いました。水間先生は今年度からは支部の顧問に就任されました。
全員で八段錦
全員で八段錦
二十四式太極拳
師範審査の様子
師範審査の様子
師範審査後の記念撮影
御長寿のお祝い
太極之華
太極之華
太極之華
御長寿祝い・記念撮影
同日開催の総会終了後、水間顧問(前支部長)へ花束🌺
2024年10月20日(日)14:00~16:00
楊進先生をお迎えし、久留米市え~るピア体育館にて支部研修会を開催しました。
<プログラム内容>
1、支部長挨拶(水間支部長)
・司会の矢野理事より講師紹介
・進先生の先導で立禅/甩手/第一段錦/不老拳
2、楊進理事長による講義
第一部 新版規範教程の第3回目「太極拳学・技法解釈」
~写真撮影~休憩~
第二部 実技講習
3、謝辞(横田理事)
この日は始めに、水間支部長のご挨拶で、稽古を始めたばかりの新しい会員の皆様へ向けて、「健康太極拳規範教程」を年数かけて進先生から御講義いただいてきた事の説明がありました。その後、進先生の先導で、全員で立禅、甩手(ひねり、前後など)、第一段錦、不老拳を行いました。爽やかな秋風が窓から入り、心地よい空間でみんなで動くことができました。
新版規範教程の第3回目「太極拳学・技法解釈」の講義では、踏実の重要性などについてお話がありました。講義の後半は、実技指導の時間で、笑いの絶えないとても楽しい時間となりました。それぞれ2人で組んでの化勁の練習は、うまくいったり、いかなかったり。いろんな会話や笑い声が体育館の方々から聞こえ、充実した時間をみんなで過ごす事ができました。
今年度の大きな支部のイベントはこれで終わりです。また来年も、このような時間をみんなで持つことができますように。それから、今回ご都合がつかず、この研修会に参加できなかった会員の皆様、来年度の研修会では是非お会いできますように願っております。謝謝。再見。
上から押さえ付けるだけでは駄目。
下から持ち上げるだけでは駄目。
硬直して自分が浮かされたら駄目。
上手く化勁して…。
みんなで熱心に聴講しました。
みんなで熱心に聴講しました。
楽しく体験!
それぞれで熱心に稽古しました。
楊慧先生をお迎えし、太宰府市総合体育館(通称とびうめアリーナ)剣道場・柔道場にて支部研修会を開催しました。
(2024年5月26日(日)14:00~16:00)
始めに、今年ご逝去されました楊名時太極拳事務所 専務 渋谷昭先生と、福岡県支部を長きに渡って支えて来られた橋口忍顧問、お二人へ哀悼の意を表し、全員で黙祷しました。水間真弓支部長からは、渋谷先生は楊名時太極拳が世に出る前から楊名時先生を支えてこられ、また福岡県支部設立の際にも多くの助言をいただいたこと、そして橋口忍先生は、支部設立当初より苦楽を共にし、10年以上にわたって支部長をつとめて下さり、組織の基礎作りに尽力されたことなどのお話がありました。
この日は天候にも恵まれ、楊慧先生と共に緩やかに心地よく八段錦や太極拳をみんなで楽しみました。
師範審査は2名の方が受けられました。お二人とも落ち付きのあるゆったりとした動きで、会場全体が静まり一体となる雰囲気の中で演舞されました。慧先生からは、師範審査にのぞまれたお二人の落ち着いた演舞から、長い間、稽古を積み重ねられた様子が伝わってきて素晴らしかった..というお話がありました。
今年度の長寿の御祝いは5名の対象者の方がおられました。そのうちお一人が、この日の研修会に参加されました。同行された息子さんと教室担当の蘇木師範にエスコートされて前に出て来てくださいました。御本人より、今日この日を迎えられてとても嬉しいというお話がありました。
研修会の後半、慧先生を囲んで百花拳を2回行いました。1回目は慧先生が丁寧に動作について解説して下さり、2回目は音楽の音色に合わせて流れるようにみんなで動くことができました。
楊慧先生にはまた来年お会いできますよう、その日をみんなで楽しみにいたします。この日の研修会に参加してくださった会員の皆様、それから、この日のために教室で百花拳の指導をされた師範の皆様、また開催の準備ために御協力下さった皆様。たくさんの皆様の御協力により、素晴らしい研修会となりました。謝謝!再見!
~2024.5.26 支部研修会プログラム~
1・支部長挨拶 (水間真弓支部長)
2・慧先生のリードで「立禅・甩手・八段錦(前半)」
3・二十四式太極拳(演舞後、全体写真撮影)
~ 休憩 ~
4・師範審査会
5・長寿のお祝い
6・協会の研修リーダー育成講座、去年の参加者のご挨拶(森みき子さん)
7・(慧先生と御一緒に)百花拳
8・立禅、甩手
9・終わりの挨拶 (蘇木師範)
二十四式太極拳
二十四式太極拳
二十四式太極拳
協会のリーダー研修参加の感想を述べられた森みき子さん
御長寿の御祝い
御長寿の御祝い
師範審査
師範審査合格のお二人(右お二人)と先生方とのショット
百花拳の様子
百花拳の様子
百花拳の様子
百花拳の様子
開催日時:2023年10月29日(日)14:00~16:00
開催場所:えーるピア久留米(体育館)
研修講師:楊慧先生
<プログラム>
① 開会のことば/礼
② 水間支部長挨拶
③ 楊慧先生の講和
④ 楊慧先生の先導で【立禅・甩手・八段錦(前半)】
⑤ 二十四式太極拳
~休憩~
⑥ 師範審査会(2名)
⑦ 長寿の御祝い
⑧ 楊慧先生の先導で【第六段錦と第八段錦・立禅・甩手】
⑨ 閉会の挨拶(緒方理事)
久しぶりに100名ほどが集まり、晴天の秋の午後を楽しみました。楊慧先生は今月3度目の九州入りという御多忙の中でしたが、お元気な表情と優しい語り口で、私どもへご講和いただきました。「不怕慢、只怕站」(ブーパーマン、ヂーパーヂャン)という言葉についてお話していただきました。(準師範のお免状に添えてある用紙に記載がある言葉。)
「ゆっくりは怖くないけれど、止まってしまうことは怖い、つまり止まらないで続けることが大事。継続は力なりという事。太極拳の動き。呼吸も動きも、ゆっくりで落ち着かせてくれる。人と競争しない。楊名時先生がいつもおっしゃっていたことを大切にしてほしい。」とのお話でした。
~師範審査会~
お二人の師範が誕生しました。慧先生より、「お二人とも傾かず、方向がしっかり定まっていた。意識が動作を運んでいる様子が素晴らしかった。(途中で上手くいかない動きがあったとしても)ひとつの気を貫き、動じずに動かれました、きちんと最後まで続けられた。師範になることは最終の目標ではなく、ここから積み上げていくのだと楊名時先生はいつもおっしゃていた。今日どうできるかよりも、それぞれの10年の積み重ねを大切にされたと思う。」以上のようなお話がありました。
~長寿祝い~
今年度より支部で企画いたしました御長寿の御祝いについて。まずは今年度の御祝いの対象8名のお名前を司会の加峯よりご紹介させていただきました。その中で会場にいらっしゃった90歳の女性の会員の方に、水間支部長から記念品と感謝状の贈呈がありました。慧先生からもお祝いの言葉をいただき、その後、楊慧先生と水間支部長と90歳のご長寿の方3名により、「太極之華」の演舞をしていただきました。90歳の会員の方には、無理なさらないように椅子に腰かけていただき、3人でゆったりと呼吸を合わせた素晴らしい「太極之華」をみせていただきました。
慧先生からは、「太極之華」について、楊名時先生が「太極拳をみせて欲しい」と頼まれたとき、よく演舞されていたエピソードなどをお話いただきました。
慧先生との太極拳を楽しむ時間は、あっという間でした。福岡に来て下さって本当にありがとうございました。また来年、お待ちしております。
今回ご参加できなかった支部会員の皆さまも、来年はみんなで会えますように。謝謝!再見!
花は会員さんから🌸
全員でパチリ
二十四式太極拳
八段錦
師範審査の様子
師範審査終了後
長寿の御祝い
御長寿の方へ
記念品贈呈
<研修会の内容>
(司会進行:池田理事)
・今年度・次年度の役員紹介(緒方事務局長より)
・支部長挨拶(水間支部長)
・楊進先生の講義(約1時間)
【規範教程・第2回目(太極拳の特徴)】
~写真撮影後、休憩~
(実技)
・立禅・甩手・八段錦(1・2・3・4・6)・不老拳(全員)
・楊進先生の実技指導(※)
・終わりの挨拶(加峯副支部長より)
(※)後半の実技指導のポイント★
こちらに、楊進先生の指導内容の一部をポイントとしてアップします。振り返り学習する際の参考になさって下さい。
◆中国で太極拳女神と言われている扎西さん(楊澄甫の孫弟子)。
(参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=0yWQ3KxvZPw)
◆その扎西さんのお弟子さんが公園で太極拳の指導をしている様子がネット上にあがっている。(内容については以下、進先生の詳しい解説のポイント)
・動作時にテコの原理で、何かが上がると何かが下がる。例えば起勢で、手が上がる時に(後ろ側は)収臀というか、背中を支えてるものは下にさがるということ。手が下がる按のときは、背中が上にあがる。これは伝統楊式太極拳の考え方である。
・(楊名時太極拳の)皆さんのは、体操化した簡化24式がベースになっている。こちらは手が下がるとき重心を下ろして圧迫するようになり、テコの原理は起こらなくなる。簡化の方は「互い違い」になっておらず、一緒に下がる。(伝統楊式では)背中が上がることによって手が下がる。
・王宗岳の太極拳経は、元は何か。それは槍の原理である。槍は長さが3メートルある。では、長い槍をどうしているかというと、持ちあげる時、反対側は下がる。(片方を)振り下ろすときに、(もう片方)は上がっている。(動きの原理が伝統楊式太極拳の)起勢とリンクしている。
・一番、力が順達するのは、四平(肩や手は同じ高さ。=上向きや下向きにならない。昔、人間は四足歩行だったから)。
・(1人が擠の形を作る)もう1人がこれを「下から上へ」持ちあげようとすると、ベクトルが下から上へあがっているから、相手は持ち上がらない。同様に、下へ下ろしても下りない。前に行けば双重になる。
・しかし自分が相手を下に押さえ、(自分の)肘を胯に近づけながら背中側が上がれば、相手は崩れる。(自分の)手を動かしたって(相手は)動かないので、反対側(背中側)を使うようにする。雲手も同じ原理。
以上、研修会の様子のご報告でした。会員の皆様、今度は「秋の研修会」でお会いしましょう。謝謝!再見!
初のオンライン研修会
福岡・水間支部長ご挨拶
長崎・田中支部長ご挨拶
楊進先生による講義
《日時》2021年10月31日(日)13:00〜15:00
《実施形式》インターネットを介してのオンライン研修会
《講師》NPO法人 日本健康太極拳協会 楊進理事長
《主なプログラム内容》
1、司会者挨拶(福岡:家富副支部長)
2、支部長挨拶(福岡:水間支部長/長崎:田中支部長)
3、支部役員紹介(福岡:緒方事務局長/長崎:釜田監事)
4、楊進先生による講義(規範教程カリキュラム第6回 太極拳をレベルアップするために)
5、質疑応答
6、終わりの挨拶(福岡:橋口副支部長/長崎:田原副支部長)
昨年度からのコロナ禍の状況下において、研修会が度重なる中止を余儀なくされ、支部活動が休止状態となっていました。このようななか、今回初めてオンライン形式での研修会に取り組みました。
この新しい試みに対し、福岡・長崎両県支部の役員一同、同心協力のもとで準備を進めました。研修会の当日は、楊進理事長と両支部の役員が会議用ソフトウェアを使ってネット上で繋がり、講義を受けました。会員の皆様には、その模様を撮った動画を翌日から御視聴いただけるようにしました。
動画の公開は2022年3月末までを予定しておりますので、会員の皆様におかれましては、好きな時に何度でも視聴することができます。どうぞ太極拳の理論を学ぶ機会としてご覧いただき、教室での稽古に役立てていただけますと幸いです。
(注1)動画内で通知しております著作権についての注意事項を守って下さい。
(注2)動画URLは、公式ラインアカウント登録者の皆様へ送信済です。ラインアカウント未登録の会員の方につきましては、各教室内において、先生やお仲間の皆様からのEメールへの転送、または教室単位での視聴など可能な方法で是非ご覧下さい。
<研修内容についてワインポイント解説>
楊進先生には、今回も様々な太極拳理論についてお話いただきました。そのうち「練精化気(れんせいかき)、練気化神(れんきかしん)、練神還虚(神を練ると虚に還る)」について、ここで少しばかりご紹介します。
◆この言葉は、内家拳(太極拳・形意拳・八卦掌など)における3つの段階を現わしている。
「練精化気」・・・自分の大事なエッセンス(精)を練っていくと、これが気と化す(つまりエネルギーとして現れる)。
「練気化神」・・・気を練ると神と化す(神はここでは自分の意識、心の在り方が外に現れる様子のことをいう。この様子のことを中国語では神態と表現)。
「練神還虚」・・・あらゆることを熱心に勉強して一所懸命やっていく。それを繰り返して頭がいっぱいになるが、そこを越えると最後には虚(無)になる。頭で納得するよりも体得である。頭では考えず体が動くようになる。これが「至虚への道」である。
・・今回の研修会では、このような深い話もお聞きすることができました。楊進先生、御多忙な中での長時間のオンライン講座、本当にありがとうございました。
来年度はコロナ禍が収まり、楊進先生と楊慧先生が九州にお越し下さることができますよう願っております。謝謝!再見!
※参考資料:オンライン研修中に、楊進理事長が解説された資料=PDFファイル(過去に機関誌太極に掲載されたもの)
定例行事▼アーカイブ
<総会及び春の研修会>
令和7年度(西暦2025)5月24日(土)<秋の研修会>
令和6年度(西暦2024)10月20日(日)