超簡易版バーコード監査

どこかに書いたFileMakerで初めて作成したソフトに久しぶりに手を入れてみました。照合って言った方がいいのでしょうか。

もともとは薬剤充填時の監査に利用することを想定して作成しましたが、作りが単純なので、内服薬配薬時の患者監査にも使えないかなと。

他にも何か使えないかなと考えてはいるのですが、目的は1回目と2回目に読み取ったバーコードが同じか違うかを判別するだけのソリューションです。

iPhoneやiPod touchのカメラで読み取ってもいいですし、対応していないバーコードを読み取りたければバーコードリーダーを準備すれば使えます。

こんな単純なソフトでも、あると助かることもありまして・・・。使うのがめんどくさいといわれるとどうしようもないのですが、なら間違えんなよと。

色々作ってはいますが、一番大事なのはそれを使って監査することが当たり前だ!となることだと思うのです。

みんな間違えなんかしたくないから気をつけてはいるはずなんですよね。ダブルチェックとか言われますが、正直どう思われますか?場合によっては「くっそ忙しい」時にかぎって呼ばれ、見ているようで見ていないなんてこともあったりしません?

当然こんな物が使える業務とそうでない業務ってのはありますよ?でもね、あくまで私個人の意見ですよ?軽く流してね。

ダブルチェックってそれほど意味あんの?

いや、重要なのは分かってますよ?当然それによって防がれた事故もあります。でもね、何でもかんでもダブルチェックってマニュアルに書いとけってなってません?意味あるダブルチェックがされているならそれは非常にすばらしいことですが、

「これ合ってるよね?」

って言われたら、間違ってても合ってるように見える事ってありません?

まあ私の場合1人なんで、ダブルもトリプルもないんですけど。出来ても指さし確認くらいかな。

これ以上は心理学の世界に入っていきそうですが、私は私自身を一番信用していないので極力こういったものが使えるなら使うようにしています。

だって、あれほど間違えていた注射薬の払出が、

バーコード監査システム使いだしてからは間違いが1回もない。

そんな発表をされている記事、調べればいくらでも出て来ますよね。

この手のソフトだったりアプリだったりは「患者」の安全を守ると同時に「自分」を守る物でもあることは誰でも分かってはいるんですよ。

でも予算がないから導入してもらえない。

というところも多いと思います。そういう場合は仕方ないで諦めるのか、導入してもらえるよう交渉術を身につけるか、私のように自力で何とかするしかないのです。

誰だってはじめからそんなもの作れません。開発には尋常では無い時間がかかります。そもそも作成するためのソフトを使えるようになるのに時間がかかりますし、作って初めて買った方が安いって思えます。でも自作したソフトはどんな小さなソフトでも使いやすさは「ピカイチ」です。使い方を理解してるから。

自分たちしか使わないなら見てくれなんてどうでもいいんです。