Yasuhiko T. Yamaguchi
Organic Biogeochemist
Overview
山口保彦(琵琶湖環境科学研究センター・主任研究員)
地球環境と生物の相互作用に興味があり、湖沼・海洋など水圏環境における生物同士のつながりや、それを支える炭素・窒素など物質の循環を研究しています。特に、同位体地球化学・有機地球化学などを主な手法として、環境中での有機物(溶存態有機物、懸濁態有機物、堆積物有機物など)の生成プロセスや動態に着目して研究しています。
(最終更新:2024.5.25.)
WHAT'S NEW
日本地球惑星科学連合2024年大会(2024年5月26-31日@千葉・幕張メッセ)に参加して、「生物地球化学」セッション(5月30日午前)で、微生物由来DOMの難分解性のメカニズムについて口頭発表予定です。
海洋化学研究所が開催する第408回京都化学者クラブ(2024年6月1日@京都大学吉田キャンパス)に招待いただき、琵琶湖のDOM動態について発表予定です。
2024 Organic Geochemistry Gordon Research Conference (2024年7月28日-8月2日@アメリカ・Holderness) に参加して、堆積物等のD-アミノ酸バイオマーカーの非生物的ラセミ化反応の補正法について、ポスター発表予定です。有機地球化学分野の合宿形式の学会です。
In Progress
[進行中] 2023年度の琵琶湖での「びわかぜ」乗船調査は、4月20日、5月18日、6月22日、7月21日、8月24日、9月14日、10月19日、11月16日、12月14日、2月8日、3月14日の11回を予定しています。
[進行中] 琵琶湖北湖沖合(今津沖中央地点)をモデルサイトとして、多くの共同研究者と一緒に、水中の溶存有機物や粒子状有機物の化学組成(分子サイズ、蛍光・吸光特性、分子組成等)、細菌群集組成、ウイルス群集組成、細菌生産速度、酸素消費速度、沈降粒子フラックス等の、様々な生物地球化学的パラメータを同時観測しています。
[進行中] 湖水細菌にグルコースを添加して、細菌由来の溶存有機物を生成させて、濃度・化学組成・細菌群集組成等の長期的変化を追跡する実験を実施中です。細菌由来有機物の特性把握や、溶存有機物の難分解化メカニズムの解明につなげたいです。
[進行中] 有機物長期分解実験から、溶存有機物の分解性と分子サイズの関係性について詳細に調べています。溶存有機物の分子サイズ別の分解速度をモデル化できるようになってきたので、天然の湖水中での溶存有機物の分解・生産フラックスの経時変動を算出して、物質循環における役割や、環境変動との関連を解明しようとしています。
[進行中] OPA-IBLC/IBDC誘導体化を用いた、HPLC-FLD(高速液体クロマトグラフ蛍光検出)でのアミノ酸鏡像異性体分析が立ち上がってきました。分析時間の短縮、ブランクの低減等にさらに取り組んでいます。
[進行中] 溶存有機物の分画・濃縮の技術開発を、自作のシステムで進めています。数十Lスケールの中規模スパイラル膜濾過システム2台が立ち上がり、条件テストなどを進めています。数百Lスケールに対応可能な、大規模スパイラル膜濾過システムも構築中です。
[進行中] 湖水中のサブミクロン粒子状有機物を分画回収して、各種化学分析を実施する手法の検討を開始しました。
[進行中] 溶存有機物の分子サイズ別分解速度の温度依存性を調べる実験を開始しました。8℃~30℃の水温4~5段階で、湖水有機物の長期分解実験を実施しています。
PAST ActivitIES
2024
2024.5.18-19. 第84回分析化学討論会(2024年5月18-19日@京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス)で、討論主題「環境調和・資源循環型社会の創生と分析化学」に招待いただき、依頼講演として琵琶湖のDOM動態について発表しました。
2024.4.2. 中村航さんが、琵環研の博士研究員(会計年度任用職員・研究B)として着任してくれました!(東京大学大気海洋研究所との兼任) CRESTプロジェクトの放射性炭素同位体(C-14)関連の諸々の研究を、一緒に進めていただきます。後藤晶子さんも、引き続き博士研究員として(京都大学生態学研究センターとの兼任)、アミノ酸関連の研究を一緒に進めていただきます。
2024.2.29. 湖のサブミクロン粒子状有機物(POM)に関する研究プロジェクトが、科研費・基盤研究B(代表=山口:2024~2026年度)として採択されました! 京大化研、京工繊大、京大生態研、立命館大、国環研との共同研究です。サブミクロンPOMに、水中細菌の死骸有機物(デトリタス)が大量に含まれ、それらが生物ポンプのフラックスに重要とする仮説の実証を目指し、様々な基盤的研究を進めます。
2024.2.29. 湖の溶存有機物に関する研究プロジェクトが、科研費・基盤研究C(代表=早川和秀@琵環研、分担=山口ほか:2024~2026年度)として採択されました! 京工繊大、神戸大との共同研究です。溶存有機物の分子サイズ、化学組成、生分解性の関係について、詳細に踏み込んで解明します。
2023
2023.12.28. 溶存態アミノ酸分析のブランク低減のため、気相加水分解の設備を導入しました。
2023.12.22. 第13回同位体環境学シンポジウム(2023年12月22日@総合地球環境学研究所)に、現地参加しました(発表なし)。
2023.12.12. CREST「海洋カーボン」第1回領域会議(2023年12月11-12日@東京大学柏キャンパス)に、参加しました。
2023.9.25. 日本海洋学会2023年度秋季大会(2023年9月24-28日@京都大学吉田キャンパス)に、参加しました(発表なし)。
2023.9.23. 日本地球化学会第70回年会(2023年9月20-23日@東京海洋大学品川キャンパス)に現地参加して、DOM分子サイズ別の生分解速度について発表しました。「環境地球化学・放射化学」セッションの共同コンビーナも担当しています。
2023.9.18. 放射性炭素同位体(C-14)の微量高速分析を活用した水圏炭素動態解析手法を開発するための研究プロジェクトが、JST戦略的創造研究推進事業・CREST(代表=横山祐典@東大、分担=山口ほか:2023~2028年度)として採択されました! 東大、JAMSTECとの共同研究です。山口は、琵琶湖調査、各種炭素試料分析を担当します。
2023.9.1. 第十回プランクトン学会若手の会(2023年9月1日@北海道大学函館キャンパス&オンライン)に招待いただき、オンライン参加でDOMの研究の話を紹介しました。
2023.8.10. 第40回有機地球化学伊都シンポジウム(2023年8月9-10日@九州大学伊都キャンパス)に、オンライン参加しました(発表なし)。
2023.8.2. 日本有機地球化学会の理事を引き続き務めます。今期はニュースレター編集を担当します。
2023.6.12. ASLO Aquatic Sciences Meeting 2023(6月4~9日@スペイン・マヨルカ島)に参加して、「The Biogeochemistry of Dissolved Organic Matter」セッションで、湖深水層のDOM循環について発表しました。5年ぶりに海外での学会に現地参加できました。
2023.5.26. 日本地球惑星科学連合2023年大会(JpGU 2023:5月21~26日@千葉&オンライン)に参加して、5月23日の「生物地球化学」セッションで、湖深水層のDOM循環について発表しました。3年半以上ぶりに、学会に現地参加できました!
2023.4.1. 子どもが保育園に入れたので、時短勤務で「半育休」から復帰しました。
2023.3. 科学技術・学術政策研究所 科学技術専門家ネットワークの、令和5年度の専門調査員になりました。科学技術に関する情報収集に協力するようです。
2023.3.14. 2022年度の琵琶湖での「びわかぜ」乗船調査は、4月14日、5月19日、6月17日、7月21日、9月2日、9月22日、10月28日、11月18日、12月22日、2月10日、3月14日の11回実施しました。
2022
2022.12.15. 日本有機地球化学シンポジウム(12月15日@オンライン)に、オンライン参加しました(発表なし)。
2022.9.18. 日本陸水学会第86回兵庫大会(9月16~19日@オンライン)で、湖深水層のDOM循環について口頭発表しました。
2022.9.7. 日本地球化学会第69回年会(9月7~9日@高知&オンライン)に、オンライン参加しました(発表なし)。「環境地球化学・放射化学」セッションの共同コンビーナも担当しています。
2022.7. 子どもが生まれたので、育休取得です。10月中旬までは通常の育児休業を取得して、10月中旬~年度末は年休等で実質「半育休」状態です。
2022.6.24. 京大生態研の第336回生態研セミナー(6月24日@オンライン)に招待いただき、DOMの分子サイズと生分解性の関係について講演しました。
2022.4.28. 研究所内で新しい実験室スペースをもらえることになりました。限外濾過システム、固相抽出システム、142mmフィルターホルダーなど、大量の水を取り扱う装置・器具類を移設予定です。
2022.4.15. 湖や海洋の水柱酸素消費速度分布を解明するための研究プロジェクトが、科研費・基盤研究A(代表=角皆潤@名大、分担=山口ほか:2022~2025年度)として採択されました!(手違いで遅れて判明) 名大との共同研究です。山口は、琵琶湖調査、湖水中有機物分析等を担当します。
2022.4.1. 後藤晶子さんが、琵環研の博士研究員(会計年度任用職員・研究B)として着任してくれました。科研費プロジェクトのアミノ酸関連の諸々の研究を、一緒に進めていただきます!
2022.4.1. 主任研究員になりました。
2022.3.16. 2021年度の琵琶湖での「びわかぜ」乗船調査は、4月22日、5月20日、6月17日、7月15日、8月5日、9月16日、10月21日、11月22日、12月23日、2月18日、3月16日の11回行いました。
2022.2.28. 湖深水層の有機物循環と微生物生態系を探る研究プロジェクトが、科研費・基盤研究A(代表=中野伸一@京大生態研、分担=山口ほか:2022~2025年度)として採択されました! 2019~2021年度の基盤研究Bの後継プロジェクトで、京大生態研、京大化研、京工繊大、国環研との共同研究です。特に、謎の多い高分子DOMの動態に着目します。山口は、琵琶湖調査、高分子DOM濃縮・分析等を担当します。
2022.2.28. 湖の溶存有機物(DOM)の難分解化メカニズムを探る研究プロジェクトが、科研費・基盤研究B(代表=木田森丸@神戸大、分担=山口ほか:2022~2024年度)として採択されました! 神戸大、京大化研との共同研究で、DOMの分子複雑性、分子サイズ、微生物群集組成の関係を探ります。山口は、琵琶湖調査、有機物分解実験、DOM分子サイズ分布分析を担当します。
2022.2.28. 湖底の貧酸素化が堆積物DOM溶出に与える影響を探る研究プロジェクトが、科研費・基盤研究B(代表=布施泰朗@京工繊大、分担=山口ほか:2022~2024年度)として採択されました! 京工繊大、神戸大、京大化研との共同研究で、DOM蛍光センサーによる湖底の現場連続観測、湖底堆積物シミュレーション実験、DOM化学組成分析を進めるプロジェクトです。山口は、琵琶湖調査、DOM化学組成分析(アミノ酸等)を担当します。
2022.2.21. 恒温チャンバーと振盪機を2セット、新たに導入しました。既設の恒温チャンバーや恒温室と合わせて、温度を5段階まで振る湖水有機物分解実験(小規模)が実施できるようになりました。
2021
2021.11.30. 第38回有機地球化学シンポジウム(11月29~30日@オンライン&札幌)にオンライン参加して、DOM分子サイズ別分解速度に関して研究発表しました。
2021.11.27. 2021年度第37回日本腐植物質学会講演会(11月26~27日@オンライン)にオンライン参加して、テーマ講演会「琵琶湖水中における炭素循環プロセス」で、DOM分子サイズ別分解速度に関して研究発表しました。
2021.9.10. 日本地球化学会の理事になりました(2021~2023年)。広報委員として、学会ウェブサイトなどを担当します。
2021.9.10. 日本地球化学会第68回年会(9月6~10日)にオンライン参加して、D-アミノ酸のラセミ化効果補正について研究発表しました。「初期地球から現在までの生命圏の地球化学」セッションの運営も、共同コンビーナとして担当しました。
2021.8.27. SIL 2021(8月22~27日)にオンライン参加して、DOM分子サイズ別分解速度に関して研究発表しました。
2021.8.17. 日本有機地球化学会の理事と事務局・情報担当(ウェブサイト係)を、引き続き担当します。
2021.7.28. 日本地球惑星科学連合の情報システム委員を、引き続き担当します。
2021.7.9. 微生物食物網におけるアミノ酸同位体比指標を新開発するプロジェクトが、科研費・挑戦的研究(萌芽)(代表=陀安一郎@地球研、分担=山口ほか:2021~2023年度)に採択されました! 地球研との共同研究で、山口は微生物培養実験試料の分析などを担当します。修士時代からの研究テーマの発展版です。
2021.6.27. ASLO 2021 Aquatic Sciences Meeting(6月22~27日)にオンライン参加して、DOM生物地球化学のセッションで、DOM分子サイズ別分解速度に関して口頭発表しました。
2021.6.6. 日本地球惑星科学連合2021年大会(JpGU 2021)(5月30日~6月6日)にオンライン参加して、生物地球化学セッション(6月4日)で、DOM分子サイズ別分解速度に関して発表しました。
2021.4.1. 湖の溶存有機窒素(DON)に関する研究プロジェクトが、科研費・基盤研究B(代表=山口:2021~2023年度)と、科研費・基盤研究C(代表=早川和秀@琵環研、分担=山口ほか:2021~2023年度)に採択されました! 京大生態研、京大化研、京工繊大との共同研究です。栄養塩供給経路としてのDONについて、化学組成、同位体比、微生物代謝、分子サイズ分布など、それぞれ様々な側面から切り込んでいきます。
2021.3.19. 有機物と微生物の変遷を天然の湖と室内実験で比較するための実験が、1年のサイクルを終えて、試料採取が一段落しました。今後、有機物組成と微生物組成の分析を進めます。
2021.3.19. 琵琶湖での「びわかぜ」乗船調査は、2020年度は、4月15日、5月21日、6月18日、7月30日、8月20日、9月24日、10月22日、11月26日、12月24日、2月12日、3月19日の11回行いました。
2020
2020.12.18. 第10回同位体環境学シンポジウム(オンライン開催)に参加しました。
2020.12.5. 日本有機地球化学会「若手・学生オンライン研究発表会2020」に参加しました。
2020.11.30. 2020年度日本地球化学会第67回年会(オンライン開催)で、「初期地球から現在までの生命圏の地球化学」セッションを、代表コンビーナとして企画しました。細菌由来DONに関する研究発表も行いました。
2020.10.12. 日本地球惑星科学連合(JpGU)の情報システム委員会の委員になりました。学会やJpGU Meetingのウェブサイト、SNS運用などの改善に取り組んでいきます。改善の要望や意見などあれば、お気軽に山口までご連絡ください。
2020.7.1. 日本有機地球化学会の学会誌「Researches in Organic Geochemistry (ROG)」の編集委員になりました。
2020.6.26. Goldschmidt2020(6月21~26日@オンライン開催)に参加して、有機物物質循環のセッションで、DOMのD-アミノ酸分布について発表しました。
2020.3.18. 琵琶湖での「びわかぜ」乗船調査は、2019年度は5月23日、6月20日、7月25日、8月22日、9月26日、10月24日、11月29日、12月18日、2月13日、3月18日の10回行いました。
2020.1.1. 日本地球化学会の英文誌「Geochemical Journal」のAssociate Editorになりました。
2019
2019.12.20. 第9回同位体環境学シンポジウム(12月20日@総合地球環境学研究所)に参加しました。
2019.11.1. 日本有機地球化学会の理事に就任しました。任期は2年間です。事務局の情報担当として、学会ウェブサイトやメーリングリスト等の管理を担当します。日本の有機地球化学分野の研究活性化に貢献できればと思います。
2019.10.18. びわ湖環境ビジネスメッセ2019で開催された「びわ湖、産業、人をささえる 滋賀県試験研究機関研究発表会2019」(10月18日@長浜バイオ大学ドーム)で、口頭発表を行いました。
2019.9.20. 特注の限外濾過システムと固相抽出装置を構成する主要パーツ(ポンプ、膜圧力容器など)が納品されました! 大規模な限外濾過と固相抽出を組み合わせて、水中の溶存有機物(DOM)を分子サイズ別に濃縮回収する技術開発を進めます。
2019.9.6. 高速液体クロマトグラフ分取システム(Agilent 1260 Infinity II)を導入しました! 荷電化粒子検出器(ThermoScientific Corona Veo SD)を検出器として、アミノ酸等の有機分子の同位体比等を高精度分析するための分取精製に用います。
2019.9.17-19. 2019年度日本地球化学会年会(9月17~19日@東大本郷)で、セッション「生物と有機物の地球化学」をコンビーナとして企画して、口頭発表も行いました。
2019.8.28-29. 第37回有機地球化学シンポジウム(8月28~29日@金沢)に参加して、口頭発表を行いました。
2019.8.5. 滋賀県の野洲川で、河川水サンプリングを行い、長期有機物分解実験を始めました。
2019.5.26-30. 日本地球惑星科学連合2019年大会(5月26-30日@幕張メッセ)に参加して、生物地球化学セッションで口頭発表を行いました。
2019.4.1. 湖沼深水層の微生物生態系の研究プロジェクトが、科研費・基盤研究B(代表=中野伸一@京大生態研、分担=山口ほか・2019~2021年度)に採択されました! 京大生態研、龍谷大との共同研究で、山口は溶存有機物の濃縮・分析等を担当します。
2019.3.28. DOMアミノ酸鏡像異性体比の研究プロジェクトが、琵琶湖・淀川水質保全機構の水質保全研究助成(代表・2019年度)に、2年目も継続採択されました!
2019.3.22. 琵琶湖・淀川水質保全機構の平成30年度水質保全研究助成 成果報告会(3月22日@大阪府立男女共同参画・青少年センター)で、口頭発表を行いました。
2019.3.17-18. 第66回日本生態学会大会(3月15-19日@神戸国際会議場)に参加しました。
2019.3.14. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。
2019.3.11. 溶存有機物用の三次元蛍光測定装置(堀場製作所 Aqualog)を導入しました! 多波長励起‐蛍光マトリックス(EEM)測定やPARAFAC解析を用いて、溶存有機物の成分解析を進めます。
2019.3.1. 琵琶湖環境科学研究センターのびわ湖セミナー(3月1日@ピアザ淡海)で、ポスター発表を行いました。
2019.2.26-28. 国立環境研究所の湖沼・河川環境研究室を訪問して、有機物分解実験試料の同位体比分析を行いました。
2019.2.20. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。
2019.2.15. 京都大学生態学研究センターの第304回生態研セミナー(2月15日@京大生態研)で、発表しました。
2019.1.10. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。
2018
2018.12.21. 第8回同位体環境学シンポジウム(12月21日@総合地球環境学研究所)に参加して、ポスター発表を行いました。
2018.12.19. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。
2018.11.17-18. 生物地球化学研究会 2018年現地セッション(11月17-18日@同志社大学)に参加して、口頭発表を行いました。
2018.11.8-9. 海洋研究開発機構・生物地球化学研究分野を訪問して、アミノ酸の分析技術や分析機器について、情報交換を行いました。
2018.10.25. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。アミノ酸や同位体比などを分析するためのPOM・DOM試料を、毎月採取しています。
2018.10.5-8. 日本陸水学会第83回岡山大会(10月5-8日@岡山大学)に参加して、課題講演「先端技術でひも解く湖の物理・化学・生物プロセス」をコンビーナとして開催し、口頭発表も行いました。
2018.9.27. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。アミノ酸鏡像異性体比の研究のための培養実験を開始しました。
2018.9.10-13. 日本地球化学会第65回年会(9月10-13日@琉球大学)に参加して、セッション「生物と有機物の地球化学」をコンビーナとして開催し、口頭発表も行いました。
2018.8.31. 日本有機地球化学会の2018年度の研究奨励賞(田口賞)を受賞しました! 研究題目は「アミノ酸の窒素同位体比を用いた水圏有機窒素の動態解析手法に関する開発と有機地球化学的研究」です。
2018.8.31. 第36回有機地球化学シンポジウム(8月30-31日@東京海洋大学)に参加して、口頭発表を行いました。
2018.8.30. 台風の影響で延期になっていた「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。微生物オミクス解析用の試料採取も共同で始めています。
2018.8.27. 琵琶湖湖水有機物の長期分解実験を開始しました。アミノ酸組成や同位体比など地球化学パラメータの、分解に伴う変化を追跡します。
2018.7.10. 「びわかぜ」乗船調査を琵琶湖北湖で行いました。京都工芸繊維大学、岡山理科大学の研究グループとの、溶存有機物や堆積物有機物に関する共同研究も進めています。
2018.6.21. 今年度最初の「びわかぜ」乗船調査で、琵琶湖北湖で水試料を採取してきました。POMやDOMの採取法・分析法の検討を進めていきます。
2018.6.15. 日本陸水学会(10月5~8日@岡山)で、課題講演「先端技術でひも解く湖の物理・化学・生物プロセス」を企画しています。
2018.6.15. 海底泥火山深部の生物地球化学を解明した共著論文(Ijiri et al. 2018)がScience Advancesに掲載されました。
2018.6.12. 日本地球化学会の年会(9月11~13日@沖縄)で、セッション「生物と有機物の地球化学」を企画しています。
2018.5.31. 京大生態研で開催された「脱窒菌同位体比測定法ワークショップ 2018」に参加して、脱窒菌法の実際を習ってきました。
2018.4.2. DOM窒素同位体比の研究プロジェクトが、科研費・若手研究に採択!(代表・2018-2020年度)
2018.4.2. DOMアミノ酸鏡像異性体比の研究プロジェクトが、琵琶湖・淀川水質保全機構の水質保全研究助成に採択! (代表・2018年度)
2018.3.29. ウェブサイト開設!