2025年12月3日制定
図1: 査読及び審査のフロー
Cross-Sectoral Information Exchange in the ICT Fields Towards Sustainable and Smart Society(略称X-ICT2S3,以下「本研究会」と記す)のシンポジウムに投稿された原稿は,研究倫理を遵守して作成されていることを前提とし,以下の規定に従うこと.
使用言語
原稿は,日本語執筆もしくは英語執筆するものとする.
表1
対象分野
原稿が対象とする研究分野は、原則として表1に示すキーワードに関連する分野とする.ただし,当該キーワードはあくまで代表例を示すものであり,これに限定されるものではない.本学会の目的および活動領域に照らし,編集委員会が,本学会で対象としない分野であることが明らかな原稿であると判断した場合は,<原稿寄稿>第5項に該当するため不採択とする.
二重投稿
投稿に際して,二重投稿の原稿は受け付けない.執筆者を著者に含む既発表または投稿中の論文と同一内容または極めて類似した内容の原稿を本研究会に投稿した場合には,二重投稿に該当する.ただし,既発表または投稿中の論文が,以下の場合には二重投稿にはあたらないものとする.
学士論文・修士論文・博士論文.また大学や企業のテクニカルレポートなど
本学会や他学会の査読の無い大会・研究会・ワークショップの予稿集・プロシーディング・解説原稿など
国際会議の予稿集・プロシーディングなど
書籍,新聞記事,特許,プレプリントサーバに投稿された論文など
原稿の投稿
投稿者は,発表者とする(筆頭著者である必要はない).なお共著の場合は共著者の了承を得ていることとする.投稿時に,投稿者は「シンポジウム不採択時のワークショップ枠での登壇希望」を選択できるものとする.
原稿の受理
投稿された原稿は,本研究会が受理した後,編集委員会により担当編集委員の選出をする.なお,投稿原稿の内容が明らかに不採択に該当すると編集委員会が判断した場合,または,その他,妥当な理由があると編集委員会が認める場合には,審査・査読を経ずに不採択と判定をしたり,原稿を著者に返却したりする場合がある.
推薦論文・X-ICT2S3 Best Paper Award
推薦論文とは,X-ICT2S3 Best Paper Award の候補として選定される原稿を指す.投稿者より推薦論文への希望があり,かつ,その原稿が6ページ以上の場合に,その原稿を推薦論文の対象とする.編集委員会は,対象の原稿のうち,若干数の候補を推薦論文として選定する.推薦論文は,査読者による査読を経た後,編集委員会により,Best Paper Award に該当するか否かの選出を行うものとする.なお,当該年度において Best Paper Award に相当する論文が存在しないと判断された場合は,同賞の授与を行わない.
審査・査読
投稿された原稿に対しては,原則として査読および審査を実施するものとする(本ページ上部の図1を参照).投稿者が推薦論文としての選定を希望した場合は,投稿規定<原稿寄稿>第6項に定める手順に従い,担当編集委員による査読を実施する.査読の実施にかかわらずすべての原稿は,編集委員会により修正の有無を審査され,採否の判定が行われるものとする.なお,査読・審査の過程で,照会などの必要に応じて編集委員会から投稿者・共著者に連絡することがある.その際は,投稿者・共著者は期限内に速やかに回答すること.
採択
発表論文の採択は,編集委員会で最終的に決定する.<原稿寄稿>第6項の推薦論文として査読により選出された原稿は,本研究会発表論文集に掲載され,シンポジウムにおいて発表することができる.シンポジウムにおいて不採択となった原稿のうち,研究内容と手法が明確であり,編集委員会が一定水準に達していると判断したものは,<原稿寄稿>第4項のワークショップ枠での登壇希望が選択されている場合に限り,ワークショップ発表枠として採択される.
口頭発表枠
シンポジウムにおいて採択された場合は,以下のシンポジウム発表として登壇する.
シンポジウム発表は,原則として1件当たり25分(そのうち,質問時間を5分)とする.
ワークショップ発表枠は,一般発表と提案発表からなる.
ワークショップ一般発表は,学部4年生および大学院修士課程の学生を主な対象とし,原則として1件当たり20分(そのうち,質問時間を5分)とする.発表内容は,研究や教育に関する実践報告や開発ツールのチュートリアルなど,分野・研究コミュニティに有意義と判断された場合は,研究報告に限らないものとする.
ワークショップ提案発表は,学部3・4年生を主な対象とし,提案や構想に関する発表を想定している.原則として1件当たり15分(そのうち,質問時間を8分とする)とする.
口頭発表枠の決定
口頭発表枠(一般発表,提案発表)は投稿者の希望する口頭発表枠と,発表内容に基づいてプログラム委員会により決定される.また,編集委員会の判断により,投稿者の希望とは異なる発表枠で採択する場合がある.
本研究会における発表会は,原則として原稿の提出を必須とするシンポジウム(年1回程度開催)と,原稿提出を要しないその他の発表会(ワークショップなど)により構成される.