道のない山林に、土中の水の循環を考えた歩く道を作ります。スコップなど小さな道具でできますので、小学生のお子さまから参加できます。同様の方法で、トレイルや登山道の整備もできます。
メグル水講座で作る道は、降った雨水が地面にじんわりと浸み込みやすくするためのものです。この道を作ることで、今まで地表をそのまま流れてしまっていた雨水が土中に浸透しやすくなり、ゆっくりと動くようになるため、土砂が流れ出しにくくなります。また、草や低木が根付きやすくなることで、植物の根が土をしっかり掴んで、地盤が崩れにくくなる効果もあります。
人が一人通れるくらいの幅の道であれば、小さなスコップでも作れます。特別な大きな道具は必要ないので、小学校低学年のお子さんからでも道づくり体験を楽しめます。