スコップ
ひとつで
めぐる水

地球のめぐりを手伝おう。

 

「メグル水講座」について

体の中を血がめぐっているように、土の中にも水や空気の動きがあります。動きがとどこおっていたり、逆に速すぎると、ぬかるみやぐずぐず、がけ崩れの原因になります。根本的に解決するには、土の中の水や空気の動きを考えるといいです。

メグル水ワークショップでは、土の中での水や空気の動きを観察しながら整えて、周りの環境をよくしていきます。水はけがよくなったり、植物がいきいきと元気になったり、根づきやすくなったり。小さなスコップで掘った穴ひとつでも、変化を感じられます。

そんな体験を、メグル水講座では提供しています。

土に穴を掘る。

地形を読んで、水と空気の動きを見ていきます。小さな穴ひとつがどんな変化を起こすのか、想像し場所を選びます。

家の周りのジメジメや、庭先のぐずぐず。これは水の動きが滞って、たまっているのが原因。
家の裏の斜面が崩れたり、大雨が降るたびに道が削れてしまう。これは水が速く動きすぎている(走る)のが原因。

水の困りごとのふたつ、「走る」「たまる」を改善するには、土中の水と空気の動きを整えるといいです。水の動きをつくるには三つの方法、「流す」「しみこませる」「蒸発させる」。

点穴体験ではこのうちのひとつ「流す」を中心に、どこにどんな風に掘ると効果的なのかを実践していきます。

掘った穴が埋まってしまわず水がしみこみやすくなる方法もやります。

 スコップひとつでメグル水講座