ケモノのように、土を掘れ。
点穴掘り体験
ケモノのように、土を掘れ。
点穴掘り体験
大人から子どもまで楽しめる「点穴(てんあな)」掘り体験です。
土に穴を掘る機会は、公園の砂場以外ではなかなかないもの。でも、一度掘り始めると、みんな夢中になってしまうんです。土の感触や手ごたえ、匂いを感じながらスコップで掘る作業は、想像以上に楽しいものですよ。
点穴を掘ることで、土の中の水や空気が動き出し、周りの環境が変化していく様子を感じられます。大人はもちろん、子どもでも楽しめる「点穴(てんあな)」を掘る体験です。
地面がぬかるんだり、ぐずぐずしたりするのは、土の中の水や空気の動きが滞っているからです。まるで土が呼吸を止めているような状態です。そこで、穴を掘って高低差を作ることで、土の中の水が動き始めます。そのきっかけとなるのが「点穴」です。
土の中の水と空気を動かすには、「流す」「しみこませる」「蒸発させる」といった“ひと手間”を加えることが大切です。点穴を掘ることで水が循環を始め、時間が経つにつれて穴の周辺に菌糸が育ちます。この小さな隙間が、水がしみこみやすい状態を保ってくれます。土の中の水が動き始めると、地表では空気が動き、まるで風が生まれるかのように環境が整ってきます。
まずは土にふれる。
体験では、「点穴(てんあな)」と呼ばれる穴を掘ります。点穴とは、大地のツボ押しのようなもの。地中の水の動きが滞っているところに掘っていくと、空気と水が動きだしていきます。
点穴は「大地のツボ押し」なので、茶筒程度の小さな穴でもちゃんと効きめがあります。
どこに、どんな風に掘ったらいいのか。レクチャーのあとに土を掘っていきます。掘る場所のポイントは、「川にならう」。自然の川をお手本に、地形を読んで点穴を掘る場所を決めていきます。
土の手ざわりや手ごたえ、匂いなどを感じながら、スコップで掘るのは、単純に楽しい作業です。
次に、穴が埋まらないようにする造作をします。
そのままでは泥が流れ込んで穴をふさいでしまうからです。
小さなすき間を作りだし、時間がたつに従って菌糸や植物の根が育ちやすいように、掘った穴に炭や枝葉を挿していきます。手近にある材料をつかって、思い思いにしあげていきます。
穴を掘ってみて、土中の水や空気の動きを違いを感じてみます。
小さな道具で、チカラがなくてもできる作業なので、小学生のお子さんから参加できます。親子でも楽しめる体験です。
<タイムスケジュール>
(冬季12~3月の間は、午前中の暖かい時間帯に行います)
10:10 会場・集合受付
10:30 レクチャー開始
10:50ごろ 作業開始(レクチャーによって前後します)
12:15ごろ 終了
12:30 解散
<参加費>
ひとり/3,000円
地元の方/2,500円
2回目以降/2,000円
小学6年生以下の子ども 無料
<必要なもの>
軍手や滑り止めつきグローブ
スコップ(レンタルあり)
500ml程度の飲みもの
<あるといいもの>
剪定バサミ
ノコギリ
テミ
穴を掘りやすい道具
虫よけ、庇のある帽子
サングラスなど目を守るもの
<服装>
汚れていい服装(泥や土がつきます)
長靴など汚れてもいい靴
・夏でも長袖長ズボンがおすすめです
・雨天時はレインウエア(気温が20℃以上の季節は、雨でもおこないます)
<キャンセルについて>
前日16:00までのキャンセルは無料です
前日16:00以降、当日のキャンセルは100%いただきます