法形とは、最初から最後まで動きが規定された空手の型のようなものです。
大学生が四年間で行う法形は男女それぞれ5種類です。
男子は体(たい)の法形
女子は陰(いん)の法形
を習います。
以下がそれぞれの名称です。
<男子>
旋体(せんたい)の法形
運体(うんたい)の法形
変体(へんたい)の法形
捻体(ねんたい)の法形
転体(てんたい)の法形
<女子>
旋陰(せんいん)の法形
運陰(うんいん)の法形
変陰(へんいん)の法形
捻陰(ねんいん)の法形
転陰(てんいん)の法形
それぞれ旋、運、変、捻、転の
操体(そうたい)をテーマにして
形作られています。
入会後、
まずは旋の法形から全員始めて
運→変→捻→転の順に習います。
2年生の後半〜3年生にかけて、
五つの法形を覚え切ります。
動画だと複雑そうに見えますが、
反復することで体が覚えていってくれるので安心です。
※操体(そうたい):5つの体の使い方、操作方法のこと。
躰道はこの五種類の体の使い方をベースに突きや蹴りを出します。
その場でいきなり蹴ったりしないのが他の武道との大きな違いです。
大会では「法形競技」があり、
1年生の部
2年生の部
3〜4年生の部
に分かれて試合が行われます。
同じ期間、躰道を習ってきた人同士で
法形の綺麗さ、素早さ、力強さなどの表現力を競います。
大会当日はトーナメント形式。
審判は3名。
赤の選手と白の選手、
上手いと思った方に旗を上げてくれます。
ページ下部の動画は全て大会の法形競技のものです。
どちらが勝つか予想しながら見てみるのも面白いかもしれません!
旋(せん)
林を駆け抜ける風のように体軸を独楽(こま)状に旋回させる操体。横回転のような動き。
男子:旋体の法形
女子:旋陰の法形
運(うん)
激しく打ち付ける波のように体軸を上下させる操体。ジャンプのような動き。
男子:運体の法形
女子:運陰の法形
変(へん)
風に流される雲のように軽やかに体軸を倒す操体。頭を倒して脚を上げるような動き。
男子:変体の法形
女子:変陰の法形
捻(ねん)
渦を生み出すように体軸をねじる操体。体を床と水平に寝かせながら、回転を加えるような動き。
男子:捻体の法形
女子:捻陰の法形
転(てん)
雷のように素早く軸を回転させる操体。前転や側転、バク転バク宙のような縦回転の動き。
男子:転体の法形
女子:転陰の法形
実は、法形競技は1人でやるものだけじゃないんです!
5人で一糸乱れず動きを揃えて、
その美しさを競う団体法形があります。
3人の審判がそれぞれ10点満点で
評価をしてくれるので、
トーナメントではなくスコア制。
1年生は10月の全国大会で
この団体法形に出場できます!
<ポイント>
・5人で合わせるけど合図は無し!
・自分達のリズムで動きを揃える!
・技を出すタイミング、角度、動き出し、全てを合わせると気持ちいい!
・5人同時のバク転バク宙は迫力満点!
百聞は一軒に如かず。
下部の動画をぜひご覧あれ。
1年生
最初に習った旋の法形の集大成。全国の他大学のレベルも知れる良い機会。
男子:旋体の団体法形
女子:旋陰の団体法形
2〜4年生
好きな法形を選んで出場可能。黒帯の出す雰囲気や技のキレは圧巻。
男子:転体の団体法形
女子:転陰の団体法形