本来寄席とは落語や講談、浪曲等の演芸を観せる常設の小屋(劇場)のことを指すようですが、近年は「地域寄席」という言葉に見られるよう落語会の別称として用いられることが増えています。当わかなご寄席もそれに倣い「寄席」の名称を使わせていただいております。
わかなご(若魚子)は出世魚「ぶり」の幼名。成長につれて変わる呼び名は、地域によって違います。二宮の漁師さんは、地元で捕れるイナダより小さいワカシのことを、「わかなご」と呼んでいました。お招きする若手の芸人さんが立派に出世するようにとの願いを込めて。また席亭として若輩な私たちが精進していけるようにとの思いから「相州わかなご寄席」と名付けました。
寄席の入場料のこと。入口の戸が木でできていたからかなぁ。
わかなご寄席では演者に合わせて木戸銭を設定させていただいております。
はい。寄席は演者とお客様、一対一の真剣笑負。是非お楽しみください。
ごめんなさい。わかなご席亭会は全員ごくごく普通のサラリーマン、兼業主婦なので電話に出られる人がいないんですよ。なのでメール、QRコードでの対応にさせていただいております。 sosyu.wakanago@gmail.com
呑み会の席での与太話だった「落語家さんに二宮に来てもらって…」という話が一気に具体化するきっかけとなった噺家さん。前座修行を終え新宿の寄席に二ツ目としてのお披露目興業に上がったところをお見かけしたのがご縁。その高座のまぁ見事だったこと!。
二ツ目になるまでSNSは禁止なので当時出来立てだった彼のfacebookに、応援の意味を込めてメッセージを送ったのがコンタクトのきっかけ。そして彼を二宮に呼ぶために結成されたのが「わかなご席亭会」。その後独演会のほか、彼を通じて講談の方をお呼びしたり、師匠を招いての親子会、はたまたいろもの演芸の方をご紹介いただいたりと大変お世話になっております。
定席寄席のある東京(江戸)彼の故郷である宮崎(延岡市)そしてなぜか縁あっての相州(二宮)と彼の芸の拠点が広がって、わかなごが立派な出世魚、鰤(ぶり)の如く大看板になるよう応援して行けたらと思っています
桂銀治
落語芸術協会 二ツ目
桂伸治一門 七番弟子