コーン型スピーカー


コーン型スピーカーでは、ボイスコイルで発生した振動は、

ボイスコイル⇒接着剤⇒ボビン⇒振動板内周⇒振動板外周⇒反射⇒振動板外周⇒反射⇒振動板外周・・・ 

と伝搬されながら、振動板から音波が放出されます。

そのため、ボイスコイルで発生した振動は徐々に歪んでゆきます。また、振動はあらゆる方向に伝搬して振動板の外周で反射を繰り返しますが、それによって振動板共振モードが生じ分割振動発生するようになります。

さらに、この振動の伝搬と反射という現象時間的に遅れた「遅れた波形の音(新たな基本コンセプト参照)」を発生させる原因にもなるため、音質や音場の再現性に対して様々な影響を及ぼすようになります。

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