人々が自然と集まる“音楽プラットフォーム”へ
さまざまなバックグラウンドを持つ演奏家/音楽愛好家の集う場所を目指して
Vari Orchestraは、代表の佐藤の呼びかけのもと2020年に結成しました。アマチュアのトップ奏者から国際コンクール入賞者までが所属し、多様な発想を生かしVari Orchestraにしかできない自発的な演奏を目指しています。固定概念にとらわれることなく、様々なバックグラウンドを持つ人々が互いの意見をぶつけ合いながら自発的な音楽作りを進めていく場です。
また、音楽を通して多くの人がつながる「プラットフォーム」として機能することを目標に、演奏者同士や、演奏者と聴衆の間に結びつきをもたらすことを目指しています。演奏・レッスンの依頼を奏者にお願いしたり、奏者の演奏会情報を受け取ったりすることのできる、プラットフォームになるべく、体制を整えています。その実現のため、より多くの人が自然と集まりたいと感じてもらえるような魅力的な演奏会の企画に取り組んでいます。
初回公演ではベートーヴェンの交響曲第5・7番に指揮者なしで取り組み、第2回定期演奏会では団員をソリストに据え、モーツァルトのフルート協奏曲とハイドンのチェロ協奏曲第1番、そしてシューベルトの交響曲第5番を取り上げ、大きな反響を呼びました。2022年度は活動を拡大し、定期演奏会のほか室内楽演奏会、メンバーによる協奏曲シリーズなど開催しました。
2023年度も更なる活動拡大に向けて、運営事務局一同尽力して参ります。皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
代表 佐藤 瑛吾
東京外国語大学国際日本学部卒業。東京音楽大学指揮研修生修了。4歳でヴァイオリンを始め、ソロ・室内楽での演奏に加え、これまでにSeikei String Orchestra、東京外国語大学管弦楽団、VariOrchestraのコンサートマスターを務めた。中学生の頃から混声合唱や弦楽オーケストラなどを指揮し、東京外国語大学在学中に東京音楽大学指揮科研修生として本格的に指揮を学び始める。その傍、音楽専攻生や都内アマチュアオーケストラの首席奏者らに呼びかけ、VariOrchestraを設立し、演奏会の企画・運営、演奏を行う。第1,2回定期演奏会においては、コンサートマスターとしてベートーヴェンやシューベルトの交響曲を指揮者なしで弾き振りし、第三回定期演奏会においては協奏曲のソリストを務めた。特別公演vol1,2においては指揮者としてベートーヴェンやブラームス、モーツァルト、シューベルト等の交響曲を指揮。HIP(Historically informed performance/歴史的知識に基づく演奏)の解釈を取り入れた新鮮な演奏が好評を博し、注目を集めている。その他中高生のオーケストラの指導や、アマチュアオーケストラを指揮している。ヴァイオリンでは東久留米市第15回みんなのクラシックコンサート等に出演。これまでに、ヴァイオリンを有働一美、大塚杏奈、白瀬ゆりの各氏に、指揮を増井信貴氏に師事。
音楽以外においても、コンサルティングファームのアナリストとして働きつつ、オンライン英語塾『TUFLINGUAL』の代表を務めるなど活動の範囲を広げている。
副代表 神谷 咲妃
東京学芸大学 音楽専攻を卒業。12歳でフルートを始め、これまでにフルートを岩崎花保、立川和男、神田寛明、清水和高の各氏に師事。大学1年時にイタリア・サレルノ大学で開催されたFalauto Campasに参加し、ジャン=クロード・ジェラール、デイビッド・フォルミザーノ各氏等のマスタークラスを受講。大学4年時に韓国にて開催されたGongiam Flute Festivalに参加し、ギャビー・パス=ファン・リエ、マシュー・ガウチ=アンセリン、ユルゲン・フランツ、マルク・グローウェルズ各氏のマスタークラスを受講。
大学1年時に佐藤の構想に賛同し、共同での立ち上げに尽力。