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育種学研究室では植物分子生物学を中心に幅広いテーマを扱っています。

ここでは教員、学生の様々な研究テーマを記載しています。

教授       

井澤 毅   Takeshi Izawa
a-izawa@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

研究テーマ

修士課程では、キイロショウジョウバエの培養細胞でアクチン遺伝子の研究。

就職先の三菱化成(当時)のベンチャー(株)植物工学研究所では、イネ形質転換技術開発チームに(Shimamoto et al. )。世界初の形質転換イネ

会社から派遣されて、ロックフェラー大(NY,USA)のNam-Hai Chua先生のラボに2年間留学(1990-1992)

1994年4月から奈良先端科学技術大学院大学の助手を7年半

2001年10月から(独)農業生物資源研(当時)に、14年半・矢野昌裕博士と多くの共同研究

2016年4月から東大に


イネを材料に、いろいろなテーマ(前述)をいろいろな環境で研究してきました

准教授  

伊藤    純一    Jun-ichi Itoh 
ajunito@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp 

研究テーマ

1997年 東京大学大学院農学生命科学研究科生産修士課程修了

2000年 博士(農学)(東京大学)取得

2000年  日本学術振興会特別研究員(東京大学)

2001年  育種学研究室 助手

2007年  育種学研究室 助教

2009年-  育種学研究室 准教授


イネの形態形成に関わる発生遺伝学的機構についての解析を行い、特にイネの胚発生、メリステム形成、葉の発生といった、植物の発生研究の中核となるテーマを中心に研究を行っています。

助教  

三村    真生    Manaki Mimura 

mmimura@g.ecc.u-tokyo.ac.jp

研究テーマ

2015年 東京大学大学院農学生命科学研究科にて学位取得。博士(農学)。 イネの葉間期制御に関わる遺伝子の遺伝学的解析を行う。

2015年4月~ フロリダ大学に留学。トウモロコシやシロイヌナズナのビタミンB生合成に関わる遺伝子の探索、胚発生に異常を示す突然変異体の解析などを行う。

2016年8月~ 国立遺伝学研究所植物細胞遺伝研究室(旧実験圃場)に在籍。イネの減数分裂移行に関わる細胞質RNA顆粒や葉間期制御に関わるRNA結合タンパク質の研究を行う。

2021年11月から現職。

植物の形態形成や環境応答に興味を持って研究しています

ポスドク Post Doc 

白柿 薫平      Kumpei Shiragaki

研究テーマ

イネの乾燥ストレスによる影響の研究と、GWASの改良に取り組みつつ新規出穂期関連遺伝子の同定に取り組んでいます。

学振 PD  

橋本 舜平    Shumpei Hashimoto

研究テーマ:イネの超優性メカニズムの解明とゲノム編集を活用した新規育種法の開発

出身地:高槻市(大阪府)

好きな言葉:DONE IS BETTER THAN PERFECT !

好きな食べ物:パン

https://researchmap.jp/hashimoto_shumpei

ポスドク Post Doc  

戸田 絵梨香   Erika Toda

 研究テーマ

イネ受精卵発生における雌雄配偶子の機能差および父母因子群による発生制御機構の解明を目指しています。また、新規のゲノム編集手法の開発にも取り組んでいます。

博士課程 PhD  

孫 仁瑋      Renwei Sun 

研究テーマ

The rice florigens (Hd3a and RFT1) are synthesized in leaves and transported to the SAM (shoot apical meristem) through the phloem. My research mainly focuses on the identification and function of downstream regulatory factors of florigens in rice, using the interesting late flowering mutants existing in our laboratory.

博士課程 PhD 

丁 一峰         Yifeng Ding 

研究テーマ

My research focuses on the functional analysis of the cis-regulatory elements of the florigen gene in rice. Through the study of cis-regulatory elements, to better understand the regulation pathways of different factors on florigen.

修士課程 Master

久保田    尚樹   Naoki Kubota

研究テーマ

イネの開花期に深く関係している遺伝子Ghd7について、他のタンパク質との相互作用などを調べ、どのように開花の発現が変化するのかを調査しています。

修士課程 Master

五反地 圭吾 Keigo Gotanji

研究テーマ

現在、開花期が遅いイネ変異体の原因遺伝子の同定に向けて、ゲノム編集による変異体作成を行っています。

田無の圃場で得られた形質データで、GWASをやって、遺伝子単離をする研究も行う予定です。

修士課程 Master

宮﨑 虹輔 Kousuke Miyazaki

研究テーマ

ゲノム編集を用いた収量性の高い稲品種の開発を目指して研究を行っています。

修士課程 Master

河内 Takumi Kawauchi

研究テーマ

イネは短日植物であり、その開花は長日条件下で強く抑制されます。Ghd7 は長日条件下で開花を抑制する主要な遺伝子の一つで、その転写制御機構を解明することを目標に研究しています。

修士課程 Master

山田 絢太郎 Kentaro Yamada

研究テーマ

野生イネと栽培イネのゲノム比較解析から、新規イネ栽培化遺伝子の同定を行い、イネの栽培化過程を明らかにすることを目指しています。

修士課程 Master

   Tian Zhu

研究テーマ

イネにおけるワックス合成の生物学的機能に関する研究

修士課程 Master

土屋 柾樹    Masaki Tsuchiya

研究テーマ

持続可能な農業生産に寄与できるようなイネ品種の育成をゲノム編集で実現する

ことを目指して研究しています。

Research Technician

西出    Nishide

実験のスペシャリストとして主に井澤先生の実験のサポートを行います。