2023年度 ゼミ活動
地域に眠る文化財を3D化して見える化しよう!
石見銀山の代官だった井戸平左衛門の頌徳碑。島根県内だけで517基存在しており、島根の歴史文化を支える文化財の一つです。
その一方で、過疎化や少子高齢化を背景に文化財継承の担い手が不足し、劣化したり、存在を忘れられたりする危機にも瀕しています。そこでそんな頌徳碑をスマホで3Dモデルとして保存する試みに挑戦中です。住民参加にすることで、経済的にも負担のない新しい保存方法ができないか考えています。
関連リンク:頌徳碑
海士町で海外協力隊に行く研修生の人の話を聞こう
関連リンク:頌徳碑
小学校で環境教育を実践してみた!
地球温暖化対策には、主に、(a)従来のようなCO2の排出量を抑える省エネタイぷと、(b)大気中からCO2を削減する炭素貯留タイプの二つがあります。
(a)と(b)の違いについて、大田市大森小学校でバイオ炭を事例に環境教育を実施しました。大森小学校の先生方、生徒のみんな、ありがとう!
今後は炭焼きも一緒に実施し、できた炭は小学校の農地に撒いて環境配慮型の野菜も栽培する予定です。
離島の海士町で海外協力隊の事前研修を体験しよう
海士町は、JICA海外協力隊の派遣前研修対象地になっています。研修生が地域の方々や県外から来た島留学生、大学などと一緒に地域課題に取り組んでおり、国際協力と国内の地域課題の接点になっています。
そんな場所を訪問し、実際に私たちも研修活動に参加させてもらいつつ、海士町の活動を知り、海外に出てみようとする人たちの考え方にも触れる活動をしてきました。
関連リンク:JICAグローカルプログラム
坑道空間の有効活用を考え中!
人工的に深く長く掘られた穴の中は、年間を通して気温や湿度がほとんど変わりません。
その特徴を活かし、トンネルや坑道、防空壕などの地下空間を地域の産物の熟成に活用して、省エネや付加価値につなげる試みが全国的に進みつつあります。
今年は地域の代表的な農作物のサツマイモを対象に熟成の実験を実施予定です。うまくできれば、今度は世界遺産の坑道熟成にどの程度付加価値がつけられるか調査も実施します!
関連リンク:大久保間歩
自前の生地と野菜でピザ作りをしてみた!
前期終終わりの打ち上げで、ゼミ生全員でピザ作りを実施しました。大学裏にある広いスペースは貸切。
農園で作ったバジルやピーマンを使い、不定期restrante KAJIのシェフ梶原がピザを作ってみんなで食べました。
バイオ炭を大量につくってみた!
大体年に3-4回程度、大田市大森で邪魔になっている竹からバイオ炭を作る活動をしています。作った炭は、浜田市の畑で使用するだけでなく、近くの久里の里の農場や、大森熊谷家の畑で使用しています。
大学生だけでなく、地元の中村ブレイスの専務さんや高校生、出光徳山事業所の社員などの県外の方々にも定期的に参加してもらい、竹をバイオ炭として活用することで、温暖化対策と地域課題の解消の両立を達成可能な方法を探しています
ブータンに使われなくなった画材を寄付してみた!
浜田市では1986年から始まったブータンと石州和紙を通じた国際交流をきっかけに、長らく関係が続いています。2022年度はJICA草の根事業の一環として浜田市世界こども美術館さんと一緒に画材の収集を行いました。ブータンでは美術の時間に使用する筆や絵の具が不足しており、子供達の美術教育において実践が難しい環境にありますが、その環境の改善と、国内の画材資源の有効活用が目的です。ブータンでは中古品の受け入れは基本的に認められないのですが、これまでのブータンと浜田市との関係、JICAさんのご協力のもと、現地に輸送することができました。
関連リンク:浜田市世界こども美術館, Instagram
出光徳山事業所を訪問してみた!(6月21日)
出光興産徳山事業所に訪問を受け入れてもらいました。
石油が化学製品をはじめ色々なところに使われていること、水素やバイオマス発電にも力を入れていること、出光興産の歴史なども教わり、実際に現地の蒸留塔などの施設にも訪問させてもらいました!
コロナの規制が緩くなってからの受け入れは私たちが最初、大学生は2回目の受入事例だったそうで、貴重な機会を本当にありがとうございました!
関連リンク:出光徳山事業所
就活の心構えを教えてもらいました!(4月26日)
私たちは学部の1期生ということもあり、就活の方法を学ぶ機会が先輩たちに比べて少ない現状がありました。そこで、神鋼商事の人事部3名に県大まで来てもらい、私たちゼミ生を対象に就活の心構えやスケジュール、一般的な取り組み方、準備方法、企業の選び方などについて教えてもらいました!ありがとうございました!
関連リンク:神鋼商事