【特集】TUFS授業評価プロジェクトってどんなところ?
2025.2.9
みなさんが普段使っているグランドサイトを制作・運営しているTUFS授業評価プロジェクト。
謎に包まれたこの組織(!?)がどんな団体なのかをみなさんに知ってもらうために、今回メンバーにインタビューを敢行しました!
一体中では何をしているのか、そしてその魅力を少しだけ、のぞいていきませんか...?
*もくじ*
【1. どんな団体なの?】
【2. YouはどうしてPJへ?】
【3. 卒業したメンバーが語る、プロジェクトの魅力】
【1. どんな団体なの?】
2021年に生まれたTUFS授業評価プロジェクトは新しいコンセプトを持った活動団体です。
その概要について、プロジェクト発足から在籍するメンバーに聞いてみました。
*大学院国際日本専攻(2023年度国際日本学部卒業)
<発足のきっかけ>
TUFS授業評価プロジェクトは、「もったいないを、なくしたい。」をスローガンとして2021年1月に発足した団体です。当時は2020年に起きたコロナ禍の影響でオンライン授業を余儀なくされており、2020年秋学期から言語科目の一部で部分的に対面授業は再開されたものの、依然として慣れない環境に戸惑いを隠せない日々が続いていました。履修についても例外ではなく、大学による履修相談の機会*1がないばかりか、サークル・部活の先輩に聞くことすら一苦労、そんな状況にありました。サークルや部活、アルバイトを楽しむ傍ら、本分である学業に打ち込むのも大学生だからこそできることだと思います。4年(もしくはそれ以上)の大学生活は有限です。せっかくであれば興味のある授業のいいところをみんなで共有して、それが他の人の学びの助けになれたら...そんな想いで当時7名のメンバーでTUFS授業評価プロジェクトを立ち上げました。「もったいない」をなくして、理想の学生生活をサポートする。そんな発足時の精神は、今でも着実に受け継がれていると思います。
*1 例年4月中旬に数日間、講義棟1階や本部管理棟2階で、大学教員による学部別の履修相談会が行われています。コロナ禍を経て、近年再開されています。
<活動内容とその特徴>
①グランドサイトの運営管理・アンケート収集
みなさんがご覧になっている「グランドサイト」の運営管理や、掲載情報となるアンケートの収集です。みなさんにとって役立つ情報を常に考えながら、毎年アンケートの項目はブラッシュアップしています。全て手作業で更新していますので、万が一誤植があったらSNSのDMかEメールでご連絡ください(このページの一番下にもあります)。
②SNSの運営・企画
ほとんどのみなさんがSNS経由でこのサイトに辿り着いていると思いますが、SNSの運用も活動に入っています。実はこのサイトはGoogle検索には直接出てこない仕様になっており、SNSを見て本当に情報を見たい人たちだけがアクセスできるようにしています。そのゲートになるSNSは、ある意味サイトの入口とも言えるので、必要とする人たちに少しでも見てもらえるような工夫を重ねています。特にInstagramは今年から力を入れているので、ぜひみなさんチェックしてみてください!
③履修相談会の運営
例年3月下旬〜4月上旬に履修相談会を行っています。「勧誘ゼロ」「妥協ゼロ」「死角ゼロ」の「3つのゼロ」を掲げて、この大学の他のどのサークル・部活よりも質の高い履修相談を実現しています。特に「勧誘ゼロ」は、サークルや部活の勧誘を兼ねて行うのが普通な履修相談会のイメージを覆して、「マンツーマンで75分」(直近の実績)を掲げて実施しています。例年大好評のイベントなので、みなさんも困ったことがあったらぜひ予約してください!
長くなってしまいましたが、紹介は以上です!
次の項目では各メンバーの参加動機を紹介しているのでぜひご覧ください、どうかページはそのままで...!
【2. YouはどうしてPJへ?】
TUFS授業評価プロジェクトに参加しようと思った動機を、率直に聞いてみました!
*大学院国際日本専攻(2023年度国際日本学部卒業)
・コロナ禍で色々な人の声を聞いて履修を組むのが難しい中、オンラインでも履修について知れるツールを作ろうと思ったため。
・新しいツールを作ることが、自分と同じ境遇の学生の助けになると思ったため。
*国際社会学部 フランス語専攻
・PJサイトの便利さにびっくりして、このサイトを作る側になりたいと思ったから。
・何かサークル以外に活動をやってみたかったから。
*言語文化学部 中国語専攻
・外大生の履修を支援するという活動を通じて人の役に立つことができ、かつ自分の糧にもなると考えたから。
・昔からアンケートを回答したり集めたりするのが好きで、集計してサイトに反映する作業がおもしろそうだと思ったから。
*言語文化学部 ドイツ語専攻
・私自身がこのサイトに助けられたため、プロジェクトの運営に関わることで他の学生の助けにもなれればと考えたから。
・アンケートをとり、サイトへ掲載するという作業に興味があったから。
*国際社会学部 英語専攻
・授業の厳しさや課題の情報を得にくく、そのせいで成績が振るわなかったから。
などなど、、、
課外活動として興味を持ったメンバーやサイト利用経験から加入したメンバーなど、さまざまなきっかけがあるようです!
少しでも共感できた方、ぜひプロジェクトに加入しませんか?
【3. 卒業したメンバーが語る、プロジェクトの魅力】
2024年3月にはじめて卒業生を輩出したTUFS授業評価プロジェクト。その魅力を存分に語っていただきました。
・Oさん (2023年度国際社会学部東南アジア地域卒業)
①PJ内で面白かった仕事
新入生の新生活を応援するため、新入生が躓きやすい・失敗しやすい内容の情報発信を行いました。履修など学生生活一般の情報発信だけでなく、自分自身の経験をもとに「大学用ノートPCの選び方やオススメ機種の紹介」など、他にはない痒い所に手が届く情報発信で新入生にリーチでき、一助となれた際のやりがいは大きかったと思います。情報発信を続けることで、大きなやりがいとなっただけでなく、様々な反応をいただき、情報発信の難しさも勉強になりました。
また学生と1対1で相対することもある個別履修相談会を通して、様々な学生がいることを知りました。主に新入生に対してハンズオンで履修相談を行う個別履修相談会では、相対する学生との会話の1つ1つが悩み解決・満足度に直結するため、臨機応変に対応する必要がありました。様々な学生との個別相談を通じて、直に誰かの大学生活を手助けできているやりがいを感じられただけでなく、臨機応変に会話や履修制度の説明ができるようになり、非常に良い経験になりました。
②活動する中でのやりがい
【自分の失敗の経験が、誰かの心地いい大学生活に繋がること】
自分自身の経験や知識を活かした発信・支援活動を通して、学生生活の中で起こりうる様々な失敗(受験時・入学時・履修登録など)に対して、アプローチができました。自分の失敗の経験が、誰かの心地いい大学生活に繋がり、大学全体が過ごしやすい空間になる。みんなが過ごしやすく雰囲気の良い空間を作ることができれば、それは自分にとって一番過ごしやすくもある環境だと考える。活動を通して、少しでもそのような環境作りにコミットできたことがやりがいでした。
③他のサークル/部活との違い
少人数組織の学生団体のため、学生生活・大学を良くしたいという同じ価値観・意識を持った仲間と協働できます。また学生としての日々を送りながら、学生支援に向き合うため、日々の大学生活に対するアンテナの張り方が強くなりました。向き合う内容の幅が広いので、日々のサークル運営が他にも活きる経験になります。
④みなさんへのメッセージ
まだまだ発展途上の団体でやるべきことの数もやれることの幅も多い組織です。創造力と主体性次第でいくらでもやれることがありますし、ここでの経験は様々な形で活かすことができます。学生生活に向き合いながら、このカオスを楽しみましょう🔥
・Kさん (2023年度国際日本学部卒業)
①PJ内で面白かった仕事
Googleサイトを用いたホームページ作成です。今まで経験がなかったため初めは不安でしたが、自分が入力した情報が公開され、ユーザーの役に立つというのが新鮮で面白かったです。
②活動する中でのやりがい
履修案内などの資料をたくさん読むため大変ですが、一旦理解すれば卒業まで役立ちます。自分自身の履修を考える際にはもちろんのこと、友人や後輩にアドバイスするときにも、ここで覚えたことが生きました。「そういう仕組みなんだ!知らなかったありがとう」と友達にお礼を言われたときが一番嬉しかったです。
③他のサークル/部活との違い
とにかく履修のプロになれます!各プログラムの内訳や教職のルールなど、他のサークルよりも履修のシステムを深掘りするので、そこら辺の外大生より詳しくなれます。また、Excelやホームページ作成の経験もできます。
④みなさんへのメッセージ
入学や進級当初、履修登録時は誰もが不安を抱いています。あなたの経験が後輩の助けになります。参加お待ちしています!