人材募集・研究室生活

 

学部生・大学院生・ポスドク・テクニカルスタッフ、募集中です!特に、研究室に参画して頂ける学生を絶賛募集中です。iPS細胞、オルガノイド、臓器チップを用いたウイルス感染症研究と創薬研究に興味がある方を募集しております。

メールや電話での問い合わせ、見学も対応可能です。まずは、高山(kazuo.takayama[at]cira.kyoto-u.ac.jp、075-366-7362)までお問い合わせください。

経験の有無、研究領域は特に問いませんが、お人柄とコミュニケーションスキルを重要視しております。また、研究(特に実験)が好きな人を募集しています。研究は日々地味な作業の方が多いので、実験が好きな方が長続きしますし、楽しい学生生活あるいは仕事生活を過ごすことが出来ます。ちなみに私はプレゼンよりも細胞培養の方が好きです。

 

ポスドク

フェローシップ無しでもお気軽にご相談ください。

学振PD、RPD、HFSPフェローに申請したいというご相談も大歓迎です。

実験が好き、論文書きたい&出したい!という熱量のある方を募集中です。

 

テクニカルスタッフ

経験の有無は問いませんので、お気軽にご連絡ください。

フルタイム勤務、半日勤務等、臨機応変に対応可能です。

実験したい!という方を募集中です。

 

大学院生(修士課程・博士課程)、学部生

【大学院生】興味を持ったらまずはいつでも気軽に高山までメール(kazuo.takayama[at]cira.kyoto-u.ac.jp)をよろしくお願い致します。メールで数回やりとり→面談と見学(あるいはWEB面談)→受験してOKか通知→入試を受ける、という流れで進んでいきます。大学院生として入学を希望される場合は、まず例年5月頃に開催される「京都大学大学院医学研究科の説明会&iPS細胞研究所の説明会」への参加をお勧めします。どこの大学からの受験もウェルカムです。研究はやる気さえあれば、なんとかなることが多いです。https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/education/graduate.html

【学部生】学部生として研究室参加される場合は、現在の所属によって手続きが異なるので、まずはメールにて高山までご相談ください。研究をスタートするなら早ければ早い方が有利です。他の学部生とは違った学生生活を送りたい人、打ち込めるものを探している人などを募集しております。

【学振対策】学振DC申請の支援も勿論します。学振DC申請の学内締め切りは5月上旬であることが多いため、希望する方は3月末までにはご連絡頂けると幸いです。

 

研究室生活

コアタイム(目安)は9:30-18:00です。

土日祝は休みです(+夏季休暇、年末年始休暇、創立記念日休暇など)。

掃除は毎週月曜9:30-10:00です。

 研究室セミナー(英語)は毎週火曜13:00-です(約1時間)。

 研究所プログレスセミナー(英語)は毎週木曜10:00-です(1時間~1時間半)。

 研究室に入る時点では英語は出来なくても大丈夫です。最近は翻訳ソフトや生成AIなどあらゆる技術が進歩しているため、英語苦手には優しい環境になっていると思います。

 個別ミーティングは必要に応じて実施しています。

 歓送迎会、飲み会の頻度は少ないです(年間数回以下)。

 職員多めなので、研究室旅行はありません。

 

よくある質問

これまでに見学やWEB面談のときに、学生さんから受けた代表的な質問について回答させて頂きます。

 

Q:研究内容は?

A:iPS細胞、オルガノイド、臓器チップを用いた感染症研究とその創薬応用です。より詳細な情報はこのホームページの「研究内容の紹介」を参考にしてください。もっと詳しく知りたい場合は、論文をご確認ください。

 

Q:英語話せませんが大丈夫ですか?

A:セミナーは基本英語ですが、本人のレベルに合わせて日本語・英語併用にしたり、微調整しているので、意外となんとかなります。今まで在籍した学生さんはみんな意外となんとかなっています。また、翻訳ソフトや生成AIを駆使すれば、乗り切れることがほとんどです。そういったツールの使い方もお伝えします。

 

Q:ドクター(博士後期課程)に行くことは必須ですか?(学部生、修士学生からのご質問)

A:必須ではありません。実際に研究をしてみてから分かることの方が多いので、進路は入ったあとに改めて考えてみるとよいと思います。入って半年くらい経過すると、やる気が継続するかどうか、向いているかどうか、が多少分かってきます。実際にラボ生活することで、自ずと答えが出ていることが多いです。

 

Q:生活費は支援してもらえますか?

A:博士後期課程の場合は、学振(DC1・DC2)やJST次世代、各種奨学金など、選択肢が多いです。博士前期課程(修士)の場合は、返済不要な奨学金の選択肢が少ないです。当研究室では、学部学生、博士前期課程学生、後期課程学生に対して、RF(リサーチフェロー)、RA(リサーチアシスタント)やOA(オフィスアシスタント)という形で、給与を支払うことがあります。ただし、金額については、支払う財源となる研究プロジェクトへの貢献度によって、個人差があります。

 

Q:ラボの学生とも話してみたいです。

A:PIと話すことだけでなく、ラボの学生とも事前に交流することは大事だと思います。希望する場合は、ラボの学生とも意見交換できる場を設けるようにしております。

 

Q:ラボに入る前にどんなことをしておけばよいですか?

A:当ラボの論文を一つでも多く読んでおいてください。論文を読むことで、これまでどんな研究をしていたのか、どのような技術があるのか、を正確に把握できます。英語の論文を読む体力がない場合は、日本語の総説や記事だけでも読むようにしてください。

 

Q:教育方針はどんな感じですか?

A:研究者は技術者としての側面が大きいと思うため、まずは一つでも多く確かな技術を習得して頂くことを優先しています。一人一人にテーマを割り当てますが、一つの実験を正確にやりきるためには、周囲のサポートが必須です。当ラボでは職員が多いので、慣れるまでは職員がしっかりと指導するようにしています。実験が出来るとともに、研究立案能力も重要です。論文を読むことで自分のプロジェクトの世の中の状況を正確に把握し、常に自分のテーマの新規性および妥当性を考える習慣を身につけて頂ければと思っています。最終的に得られた研究成果を世界に発信していくことになりますが、「論文を書く」、「プレゼンをする」の2点が特に重要です。論文を書くには英語力以上に論理的な文章(他人に理解してもらえる文章)を書く力とスピードが大事だと思っています。プレゼンでは細かなプレゼンスキルも大事なのですが、自分自身がその研究を楽しんで熱量のあるプレゼンをすることが特に大事だと思っています。上記のことを重要視した方針でラボを運営しています。

 

Q:研究室のメリットとデメリット

A:メリットは論文が出やすいところだと思います。論文が出ていないと第三者から見たときに研究したのかしていないのか分からないので、どんな小さい成果でもアウトプットすることが大事だと思っています。デメリットはキャンパスライフ感があまりないことです。職員多めの研究室なので、黙々と実験したりデスクワークする時間が長いです。

 

Q:学会に行ける?

A:希望すれば国内学会だけでなく、海外学会にも参加できます。ただし、ある程度結果が出ていることが前提です。プレゼンスキルの向上には場数が大事なので、希望さえすれば、出来る限り多くの学会や研究会で発表できるような環境整備を意識しています。

 

Q:テーマはどうやって決める?

A:研究室を入ること決めた段階である程度テーマを絞ります。実際に研究室に入った段階で、改めて相談し、テーマを最終決定します。進める必要があるプロジェクトはその時々で大きく変動するため、微調整が度々必要になります。基本的には、iPS細胞、臓器チップ、オルガノイド、感染症、創薬のどれかに関わるテーマに従事して頂きます。

 

インターンシップ

インターンシップ情報は研究所のHPよりご確認ください。毎年問い合わせ件数が多いため、基本的には大学院生として当ラボに参加する可能性がある方を優先しております。

https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/education/internship.html