教育活動 > 基礎ゼミ

【基礎ゼミ概要】

基礎ゼミは、前期で受講した大学入門ゼミに続いて1年次後期に開講される少人数科目です。担当する教員の専門性に応じて開講テーマが異なりますので、法学・政治学の幅広い分野のテーマを学んで2-3年次以降の専門的な科目の学びに活かしてください。法学部では、1年次の大学入門ゼミおよび基礎ゼミに続き、2年次のプロゼミ、3-4年次の演習によって、4年間一貫した少人数教育を提供しています。同じ学部内で人間関係を構築する機会でもありますので、積極的に受講してください。

<2014年度>

  • 2014年度の基礎ゼミは、「グローバル・ガバナンスと国際機構」をテーマに、吉川元ほか編『グローバル・ガヴァナンス論』(法律文化社、2014年)、庄司真理子・宮脇昇編『新グローバル公共政策』(晃洋書房、2011年)、遠藤乾編『グローバル・ガバナンスの最前線』(東信堂、2008年)、横田洋三ほか編『グローバル・ガバナンス』(日本経済評論社、2006年)などの文献を通じてグローバル・ガバナンスの概念と国際機構の役割を学んだ後、日本や世界の領土問題、国連の平和維持機能、貧困対策と経済開発、地球環境問題といったテーマでグループワークにより調査・報告を実施しました。最後に18名の受講者自らが関心のあるテーマの個別報告を行いました。

  • レポートは、法学会講演会と個別報告のテーマに関するレポートの2回あり、それぞれ講評を付けて返却しました。基礎ゼミで得た経験を2年次以降の学びに活かしてください。


<2010年度>

  • 2010年度の基礎ゼミは「国際問題と法」として開講し、受講者19名が各々の興味・関心分野に応じ、前半は「領土問題グループ」、「環境問題グループ」、「国際関係・紛争グループ」に分かれ、後半は「核問題グループ」、「人権問題グループ」、「アジア・グループ」に分かれ、グループワークによって調査・報告を行いました。

  • 取り扱ったテーマは、「北方領土・尖閣諸島・竹島をめぐる問題」、「地球温暖化等の環境問題」、「南北問題」、「核軍縮の問題」、「女性・障害者・難民等の人権問題」、「パレスチナ問題、東ティモールの平和構築、中印関係、カシミール紛争」など、それぞれのグループ内で各人が分担して調査・報告に取り組み、質疑応答を行いました。

  • 学期末のレポートは、A4で2-3枚程度のものを課し、レポート作成時における注意事項を解説しながら添削して返却しました。

  • 1年次開講の基礎ゼミは、教養ゼミと同様、大学での学びの基礎力養成に主眼があるので、これらのゼミで培った経験を2年次以降の学生生活に活かしてください。