子ども会活動のなかで聴こえるみんなの声や菅のおと。ハートフルなエピソードを綴ります。
2024年3月30日 早朝。菅子ども部会の歴史のなかで初めてのイベントを成功させるべく、部会メンバーのテンションは上がっていました。テント設営から始まり、ポップコーン、わたあめ、ウインナーを調理する器具の設置、わなげやくじ引きなど、各単位会やPTAの皆さんは慌ただしく準備に追われていました。
初めての試み。関係者間で綿密に計画を練って、何度も話し合いを重ねてきました。各メンバーは自分が何をすべきなのかを知っていました。
午前11時開場。続々と子どもたちやその親御さんが菅小学校の校庭に集まってきます。普段通っている学校、日頃よく遊んでいる仲間たち。子どもたちの安心感がとても伝わってきました。
子どもがカレーを買いに来ました。「カレーを一つください」「はい、ひとつね、どうぞ」「わーい、ありがとう!」
「ありがとう」はこちらが言いたい。メンバー誰もが思っています。
すべてが手作りだった今回のイベント。子どもたちは地域で育っていく。大人たちはそれを温かく見守っていく。ほんの少しですが、そのお手伝いができたのではなかったでしょうか。
2024年1月。コロナ禍で開催された羽根つき大会の会場は、これまでのうっ憤を晴らすかのように熱い熱気に包まれていました...
みんなで集まり行事をやることを忘れかけていた頃。部会メンバーは羽根つき大会開催の判断を迫られていました。人が集まればコロナ感染のリスクが高まることは百も承知でした。しかし、これ以上子どもたちに寂しい思いをさせたくない。何とか開催したい。みんなを喜ばせてあげたい。
そこで、試合を分散させ一堂に集まる人数を極力少なく設定。さらに、体育館内の換気を徹底するなど、これまでの大会運営の内容を一から見直し、何とか開催にこぎつけました。もちろん不安はありました。しかし、やれることをしっかりやれば絶対大丈夫という気持ちは、部会メンバーの誰もが考えていたことでした。そして当日。参加者全員の笑顔は、われわれ部会メンバーへの最高のプレゼントでした。感謝です。