QuantiFluor® ssDNA System でcDNA濃度を測定し、これをqPCRで測定した遺伝子発現のノーマライザーとして用いる事が出来ます。
ssDNA(cDNA)濃度測定手順
蛍光色素の希釈
TEバッファーを用いて、ssDNA染色液(Promega製)を200〜400倍に希釈する。
※cDNAを10倍希釈して使用する場合は、染色液の200倍希釈が推奨される。
試料の分注
黒色マイクロプレートの各ウェルに100 µLの染色液を添加する。
試料または標準品の添加
各ウェルに2〜10 µLの10倍希釈cDNAまたは標準品(25 ng/µLを起点に1/2系列で8段階+ブランク)を添加する。
※10倍希釈cDNAを使用する場合、10 µLの添加が推奨される。
反応時間
室温で5分間インキュベートする。
蛍光測定
励起波長492 nm、蛍光波長582 nmで測定を行う。