男性性の問題に関わる研究者や実践者の発表や、男性性についてのシンポジウムを企画しています。
どなたでも参加可能です。
【日程】2025年10月26日(日)10:30~17:00(10:00開場)
【会場】立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念会館3階カンファレンス・ルーム(対面開催のみ)
【参加費】無料
【プログラム】
10:00 開場
10:30 開催挨拶
第一部 自由報告
10:35-11:10 加美山紗里(早稲田大学 文学研究科 社会構築論コース)・COGNACQ Amaël(東京大学 情報学環・学際情報学府 博士課程)
〈日本人男性〉というカテゴリーを問い直す──歴史的遺産、権力関係、そして不可視化されるもの
11:15-11:50 水野遼太郎(京都大学大学院 人間・環境学研究科 博士後期課程)
「地方」で生きる男たちから見える世界──トラック・恋愛・結婚の実態から
11:55-12:30 田中めぐみ(男子高校 土曜講座「男性性研究サークル」担当講師、一般社団法人あすには 教育研修チームリーダー)
男子校で考える“声の重み”と“男らしさ” ──高2全体授業と選択授業(男性性研究サークル)の実践から
第二部 シンポジウム「身体の男性学を構想する:須長史生『ハゲを生きる』を手がかりに」
須長史生『ハゲを生きる』は日本の男性学において男性の身体を主題化した先駆的研究である。多くの男性学研究が依拠するConnellも、男性性の理論を構築する中で男性の身体を中心的なアクターに位置付けている一方で、『ハゲを生きる』以降の男性学では男性の身体を主題化することが少なかった。そこで本企画では、男性学研究に関わる若手研究者が『ハゲを生きる』を再読し、その今日的意義を検討すると同時に、各人の研究テーマとどのように接続するかを報告することを通じて、参加者とともに身体の男性学を模索することを目的とする。
登壇者:安藤雄太(日本大学大学院文学研究科 社会学専攻修士課程)、毛利貴(早稲田大学大学院 人間科学研究科修士課程) 、田中裕史(名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 博士後期課程)
ゲスト:須長史生(昭和大学准教授)
14:00-14:05 趣旨説明
14:05-14:30 安藤発表
14:30-14:55 毛利発表
14:55-15:20 田中発表
15:20-15:50 須長先生コメント、講演
15:50-16:10 4名座談・質疑応答
16:10-16:30 参加者で感想共有(テーマ:男性性と身体について)
16:30-16:40 意見の共有
16:40-16:55 もう一度4名座談
16:55-17:00 閉会挨拶
18:00 完全撤収
【参加申し込み】
以下のURLからお申し込みください。https://forms.gle/xgmQ1ZvNmNtWKn4B6
【共催】
立教大学大学院 社会デザイン研究科
【問い合わせ】
立教大学大学院 社会デザイン研究科
特任准教授 西井 開
kai.nishii@rikkyo.ac.jp