種多様性に富む熱帯林は古くから研究されてきましたが、いまなお未知のフロンティアです。現在もたくさんの新種が発見され続けていますし、驚くほど多くの生物間相互作用が次々と明らかになっています。第51回種生物学シンポジウムでは、熱帯林の種生物学について、分類学、生態学、保全遺伝学の枠を越えて議論したいと思います。
13:00 趣旨説明
矢原 徹一(九州大学)
13:10 熱帯林生態学の新しい展開
北島 薫(京大)
13:45 熱帯多雨林における一斉開花と種子捕食
保坂哲朗(広島大)
14:20 南ベトナム熱帯山地林の種多様性とフェノロジー
永濱 藍(九州大)・田金 秀一郎(鹿児島大)・陶山 佳久(東北大)・矢原 徹一(九州大)
14:55 遺伝子発現によるフェノロジー研究
佐竹 暁子(九大)
15:30 総合討論