参加者の声
参加者の声
◆ 2023.08.16 全国の先生たちの哲学カフェ@Zoom
・毎回、新たな気づきをありがとうございます。
モヤモヤ感は残りますが、明日からの私の授業デザインを考えています。
トライ&エラーでやっていこうと思っています。これが、今だけの感情にならないように継続させます。
・考えたいことを持っている、あるいは考える時間を持っている先生たちが今の職場には少なくて(私がまだ気づけていないだけかもしれないですが)、誰かと一緒に考える時間を欲していました。一緒に考えてもらえてとても嬉しかったです。
・教材では生徒のほうを向くのってどうして難しいのだろう。たぶん難しくないんだけど、難しいと思ってしまいます。生徒のほうを向くと、自分の人間としての無力さに気づかされるからですかね。ある意味、今の学校で生徒のほうを向かざるを得なくなって、なにをすべきか立ちすくんでいるのだと思います。今日のゼミでいただいたヒントを活かしてできることを少しずつ試していけたらなと思います。
・本日は対話から学校について深まりました。学校の中心である授業について自由かつ楽しさが重要に思われます。「研究的実践者」を目指します。
本日はありがとうございました!
・とても楽しかったです。
先生方とお話しする中で、無意識のうちに「上下」ができてしまっている学校の怖さを思い知らされました。
ただ、生徒も教員も「幸せになりたい」という共通の想いはもっています!
私は、幸せになるための「方法」を誤らないようにしたいです。
・学校の場面を具体的に思い出しながら議論ができ、本当に勉強になりました。ありがとうございました。
・高3になり、筑波大学を調べていて、さっちゃんの哲学カフェは、以前から気になっていました。オーキャンやパンフレットの情報では内容がよく分からず、他大学にはないので、未知の授業だったのですが、今回参加してみて、その魅力をよく知ることが出来ました。推薦入試が近づいてきて、自分の頭が煮詰まっていたことに気がついたり、「幸せ」、「自由」といった答えのない問題を議題にして初対面の人と話したり、初めての経験ばかりで、高校の倫理の授業では分からなかった哲学の面白さに触れられました。筑波大学では、これまで続けてきた映画の研究がしたい、と思っていますが、このように哲学に触れる、人と話す、対話する時間を大切に、自分から動いて、好きなように生きていこうと思います。長くなってしまってすみませんでした。次はさっちゃんに直接お話できるように頑張ります。人社チャンネル、見ます。ありがとうございました。
・本当にありがとうございます。一人一人の意見をうまく掬って話を深めるのがすごく上手だと思いました。筑波大学に行って、またこのような対話をたくさんしたいと思いました。
・哲学ってどんなものだろうとあまりイメージできていなかったのですが、あったことのない人たちと対話していくと新たな気づきがあったりして面白さを感じました。
・全国色んな所の同年代の方と話すのは初めてだったのでとても楽しかったです。先生の話で本音で話していいんだと気付かされました。本当に救われました。これから本音で話せることが当たり前になるような社会にしていきたいと思いました。ありがとうございました。
・本日のゼミが終わった後にお母さんからどうだったか聞かれて言語化ができずに面白かったとだけ言いましたが、実際に三時間前までの自分から思考が変わったのは確実でさっちゃんさんの言葉で気付かされたことは多いのでその言葉を胸にこれからも生きていこうと思いました。今日はありがとうございました。
・哲学が何かよく分からず参加したのですが、すごく楽しむことができました。全国の高校生たちと対話できたのもいい経験でした!本当に幸せな時間でした。
・始めは哲学というものがどんなものか分からなかったけれど、対話をして、みんなで本音を話して考えることがこんなに楽しくて、おめしろいことなのか、と思いました。哲学の面白さを強く感じました。「自分のやりたいように」という言葉がとても印象的で、今まで自分の生きてきたやり方を肯定してもらえたような気がして、これからも自分のやりたいを貫いていこうと思います。対話の中で、自分が悩んでいた、本当に自分が自由にやってもいいのか、自分が自由にやることで他の人ができなくなることがあるんじゃないかと思っていましたが、さっちゃんの話を聞いて、そうか、相手にもそれを嫌だという自由もあるし、私が相手のことを考える自由もあるのだと気づいて、やっと腹落ちしました。普段やっている、考えるということが哲学につながりることにも驚きました。後出しジャンケンも自分の中で自然に浮かんできた言葉で、対話の力に本当に驚きました。これからも、自分に正直に生きて、もっと本音で話せる楽しい空間を作っていこうと思います。またいつか、自分のやりたいことをするために、筑波大学へ入学して、さっちゃんに会いに行こうと思います。本当にありがとうございました。またね、さっちゃん!
・自分にはない考え方を対話を通して知ることができて楽しかったです。意見が立派でそれをしっかり言語化しているところもすごくて圧倒されました。貴重な経験になりました。ありがとうございました。
◆ 2022.08.15 全国の先生たちの哲学カフェ@Zoom
・高校生と一緒に授業について考えることができてよかったです。我々以上に、授業を良くしたいと思っている生徒はいると思います。大学入学後の学び方にもつながると思います。さっそく並木でも、教師と生徒の対話の場をつくりたいと思います。
・「正解がない」から「失敗はない」という言葉に勇気づけられました。よく考えてみたら、今までも「ここがうまくいかなかったから、次はここを改めよう」としていたので、失敗を「経験値」として捉えていたのだと思います。出来ない理由を数えずに、出来ることから少しづつ 、周りの人たちと一緒にチャレンジしていきます。
・今回も前回に引き続き、とても楽しかったです。これまで嫌なこともあったけど、ここでずっと探し続けていた仲間と出会えた気がします。自分1人じゃないんだって思いました。あまりに喋りたくて、ブレイクアウトルームで私が機関銃のように喋っちゃって、そこは反省ですね笑笑でも、さっちゃんの話を聞いて新しい自分の道への扉が開けたようなか気がしているし、早速明日から先生の元に行こうと決めました!!ワクワクが止まらないです!でも、きっとまた嫌な事もあると思います。でも、しょうこやはちやと今回繋がることが出来たし、また一緒に話したいなと思ってます。今はとにかく自分が行きたい道に向けて走ってみます!!どうしようもなくなったらさっちゃんに助けを求めるかもしれません...その時はまたお話してくれると嬉しいです!!とにかくみんなと出会えて良かったです!本当にありがとうございました!
・楽しい3時間を過ごすことができました。現段階では「良い授業」を以下のように解釈しています。「生徒の興味・関心に基づいた答えのない問いについて、様々な資料を活用しながら、生徒とともに対等に対話して、みんなでつくる授業」大きく授業スタイルを変える勇気をいただきました。来年度もぜひ参加させていただきます。引き続き、よろしくお願いいたします。
・途中のブレイクアウト後から、はちやの様子が気になっていました。最後にその不安や悩みも言うことができたようで、また、さっちゃんの仲間がここにいるよ、という言葉もあってよかったな、と思います。ここに参加している先生方はまじめで熱心で、変えよう!と思っているのだけれど、それでも先生らしさが出てしまう。それを壊してしまいたい、と、やっぱり思います。
それに比べて(比べちゃいけないけど)高校生の柔軟なこと!明日、先生に話してみる!とまで言うんですからね。はちやのモヤモヤしているのも、そう表現できる良さだと思います。
もっとも、参加した先生たちは、教育が変わっていることも知っているし、むしろ変えている実践者が多い。それでもなお、なんだなあ、と。でも、正解のない正解を探す旅は続く。それには、やっぱり対話が大切だな、とあらためて思いました。2日とも参加してよかったです。ありがとうございました!
・感じるものがたくさんある時間でした。学校の先生と対話をする経験はなかなかなかったのでとてもよかったです。学びとは何かという問いと向き合う時、いつの間にか自分の中に凝り固まった価値観のようなものや、経験を埋め込んだ状態で考えてしまっていたのかも、と思ったりします。今日感じたこと、得たさまざまな視点を学校の先生と共有して、また考えて、またもやもやしたいと思います。さっちゃんの大学のゼミがどのような感じかはわかりませんが、二度参加したさっちゃんとの時間はとても充実していて、すごくすごく好きな時間でした。ありがとうございます!
・とても素敵なゼミでした。自分の投げた疑問がちょっとレベル低くないか?と思いましたが、問題提起のきっかけになり、自分もビックリしています。モヤモヤがあるから続けられるし、新しいことにチャレンジできる原動力になることに改めて気づきました。また、明日から新たな気持ちで答えのない旅に行けそうです。そして、参加した高校生、皆さんしっかり自走しているのがすごいです。お話聞きたいくらいです。また、同じメンバーで対話したいです。ありがとうございました。
・私自身の興味関心を満たしてくれるだけでなく、参加者や学校教育の変革と幸せに結びつくスキルとセンスを身につけることができる素晴らしいゼミでした。
・学ぶことの楽しさを改めて感じた。知らないことを知ることで学び続けるキッカケにもなる。フレームやこれという沼にハマりがちであるが、これからも視野を広げて考えていきたい。何よりさっちゃんの心の広さがゼミのおもしろさを倍増させてくれた。また高校生と一緒に語り合う貴重な時間を作っていただき感謝申し上げる。
・良い授業はそこにいる皆が対等に、間違いを恐れず疑問をぶつけ合うことで実現できるのだと思いました。自分だけでなく、みんなにその輪を繋げていけるように考えていきたいです。また、知りたいと思うことは悪いことではない事、私は1人ではない事に嬉しく感じました。これからの授業は積極的に「学びたい」を見つけ、その教科への関心を持ち、わがままに勉強していけたらと思います。本日はありがとうございました。
◆ 2022.08.13 先生と生徒の哲学カフェ@Zoom
・全国の高校生・高校教員・哲学者と対話できましたので、有意義な3時間を過ごすことができました。特に「対話型の授業」、参考になりました。2学期から「大きく変化」したいと思います。8/15もよろしくお願いいたします。
・自分と向き合える機会であり、今後の進路や行動を決めるきっかけとなりました!
・最初はとても緊張していたし、難しい話になると思っていましたが、皆さんとたくさんお話ができて楽しかったです。
・充実した時間でした。やっぱり人と対話すること、哲学カフェが大好きです。念願のさっちゃんにも会えました!笑。哲学カフェのあとって、これを学べましたっていう言葉とはまたちょっと違う感じを自分の中では感じていて。ただただ楽しい。全ての自分の立場を忘れて一人のただの人間として楽しめる感じが本当に大好きだし、自分にとって大事な時間だと思いました。本当に最高です!ありがとうございました!
・倫理をとっていない私にとって,哲学は触れてこなかった分野だったので刺激になりました。参加している方の意見どれもが,こんなに深く問題を捉えているのかと凄いなと感じました。
・話すのも苦手だし哲学が何かもいまいち分からない状態での参加でしたが、いろいろな人との対話の中で自分の考えを深められたと思います!貴重な経験になりました。ありがとうございました!
・本当に参加してよかったです!「先生」と「生徒」という普段の立場の違いは利用しつつ、変わらない立場でお話出来たのはとても良い経験になりました。本日はありがとうございました!
・初めて知り合った子とも気楽に話せたのは、先生の最初の雰囲気づくりのおかげだと思います。
物事を概念や思い込みを外して考えることで見えることが沢山あることにすごく驚きました。
周りの子達がすごく真剣に考えていて、同じ高校生でも普段自分の周りにいるタイプとは少し違う子たちだったので、新しいタイプの人と話せたことがすごく新鮮かつ、すごく楽しかったです。
また、さっちゃんが定年近い先生に助言をして、さっちゃんの言葉や高校生などから3時間の中で変わった先生を見て、すごく人の成長ってこういうことなんだなって思ったし、変化を求めて参加をしている姿が私にとってすごくインスピレーションを受けました。
さっちゃんの考えることがすごく素敵だなとも思ったし、これから人生を生きていく中でひとつのいい経験になったと思います。
貴重な時間ありがとうございました。
本当に楽しかったです^^
・立場や年齢にとらわれずに話し合えたことは新鮮でした。私自身は相手に対する決めつけや思い込みが少ない方だと思っていましたが、自分自身に対する思い込みの深さに気づかされました。役割に縛られない個人として、少しずつ、社会参加していきたいと考えるようになりました。気づきを得られた良い機会でした。ありがとうございました。
・高校生の想像以上の真剣な姿勢が印象的でした。教師として応えていかなければと思ってます。生徒の可能性を引き出していきたい。
・倫理の授業が楽しく、人の考えていることに興味があって、参加した。ざっくり人生について考えてみたいと以前から思っていたが、全然考えられてないなあ、と話していて思った。今回2回のブレークアウトルームで自分は話し手に回った。常日頃は聞き手になることが多く、話しながら、自分の置かれた状況を客観的に見ることがこれまで少なかったことに気づいた。人に説明できて初めて、問題を捉えて、解決に向かっていけると思うから、言語化していく、外から見てみる重要性というのを実感した。言語化することでそがれてしまうこと、言語化することで腑に落ちること、両方経験したことがあり、言葉というのは、これまでも難しいと感じてきたし、これからも悩みは尽きないように思う。だが、大事なのは、ちょっと変えてみる、ということなのかな、と思った。言葉一つかもしれないけれど、それで心が楽になることもあるはずだからだ。何事にも共通することかもしれないが、選択の先には切り捨ててしまう部分があることは心に留めておきたい。他人との距離感に悩んできて、「どうすれば仲良くなれるのか」とばかり考えてきた。しかし、それだと、嫌いな人とも仲良くしなければならない、嫌いは嫌いなものとして理解して、「歴史」が違うものとして付き合う、という考え方は新鮮だった。私たちは分かり合えるし、わかり合わないといけないのだと思っていたけれど、頑張らなくてもいいんだ、と少し気持ちが楽になった。また、「畑が違う」という表現が印象に残った。○○だからこうあってほしい、と願っている部分は多分にある。そのタグづけがされていなかったら、気持ちに折り合いもうまくつけられるのかもしれない、と思うと、「対人」の関係性に移行していこうと思った。「先輩後輩」「教師生徒」「兄弟姉妹」「同僚友人」……あらゆる人間関係に対して言えることだと思う。人として、どう付き合うか。結局はそこに尽きる気がする。許せないままでいることは戦争を維持することに等しい、との言葉に考え込まされることがあった。自分がやめても世界は変わらないかもしれない、けれど自分が変わらなければ世界は変わらないのだ、と。あまり合わない、苦手けれど付き合う人との関係は(大人も高校生も含めて)悩んでいるんだあと新しい視点だった。嫌いな人がほとんどいない、嫌いだった先生も一言で好きになった、と一言をくれた高校生たちに感謝したい。何よりも彼女たちの顔が生き生きとしていて、嫌いよりは好きなほうが物事を進める上で楽だと思うし、無理しない範囲で知る努力をしてみよう、無理だったら無理だったでそういうものとして付き合おう、と悩みが吹っ切れた。
・教育について、先生も生徒も悩んでいて、両社が二輪のようにかみ合っていけたらよいと感じた。もっとお互い思っていることを話せたらいいのになあ、と思った。教育をよくしたい、と見ている方向は同じなのに、制度のせいでがんじがらめになっているところがあると感じ、国や政府がもっと主導して変えていくべきだと思った。また、高等教育を受ける以上、知識理解はベースになってくるはずだから、対話と基本的な知識技能の定着をどのように両立させていくかは、考えていかなければならないのだろうなあと思う。高校の先生がいらっしゃったのは想定外だったが、教育について先生方が感じていることを知るいい機会になったと思う。夏休み中にかかわらず、変えたい、と感じてこのような機会に参加してくださる先生がいるというのは、本当にありがたいことだと感じた。
・人と話すのは本当に面白いと実感し、また今回のゼミで新たな問いが生まれて、考えることに限りはないと感するばかりでした。充実した三時間でした。ありがとうございました。エネルギッシュな全国の高校生に出会えてよかったです。
・とても楽しかったです。終わった後は初めての感情が溢れてくるような不思議な感覚でした。今日の体験を通じて、自然と物事を良い悪いの二つに分けようとしていた自分に気づくことができました。これからの自分の生き方が少し変わったように感じます。とても良い体験でした。ありがとうございました。
・参加者、特に大人が立場への葛藤をし、立場の壁が緩やかに崩壊していく。そして、最後には同じ方向を目指そうという意識を持つ仲間となる。生徒も大人も。そして、大人が変わろう!と思い、それが生徒にも伝わる。今日参加した大人は本当にラッキーだ!
そこには、さっちゃんの様々な言葉かけや手法があり、そこも学びになった。
・参加して良かったです。私自身、視野が狭くなって上手くいかないこともあったのですが、参加して見て、1人じゃないんだと思えました。自分のことを話すとみんな聞いてくれることが嬉しかったし、自分は結構行動してたんだなと気づけました。大人の方の話を聞いていると、分かっていても行動に移せない辛さがあるんだと思ったので、やろうと思えば何でも出来る高校生だからこそ、周りの目を気にせずにどんどん挑戦して行きたいと思いました。失敗談もこういう場になった時たくさん話せるし、失敗が失敗ではなくなる感覚が不思議でした。だからこそ、もっと行動して失敗したいですし、また哲学カフェに参加したいと思いました。今日はありがとうございました。
・普段抱えているもやもやに対してどう考えればいいか見えてきた。貴重な機会だったと思う。
・先生主体のゼミのはずだったが、高校生の熱さがすごく高校生と熱心に対話をした印象でした。一人ひとりの子どものために自分の立場から同じ人間としてがんばろうと思えた。でもやっぱり、ここに来ている先生でもどうしても固く感じて(自分は萎縮されない程度に裸になって対話しに行ってるつもりではあるものの)そこがやっぱり難しくてモヤモヤした。さっちゃん!失敗じゃなくて経験値ということで自分のやりたいことをまたがんばるよ!
・言葉の影響の新しい面を知ることができ、自分のことも知ることができました。
他にもいろいろなことを学ぶことができました。楽しかったです。ありがとうございました。
◆ 2021.08.15 全国の先生たちの哲学カフェ@Zoom
・自分の考えが揺さぶられる、たくさんのお話しをお伺いしました。「生徒を別の人格として見てあげて、寄り添って一緒に歩いていく」というのは、本当に私が目指したい「教師」というよりも、一人の人間像です。そうありたいと思います。「勝手にやってみる」というのは、是非実践したいと思います。そしてそれを他の先生にシェアできたらなと思います。最後に、多くの先生方とお話でき、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
・勇気と励ましをもらえました。「自分勝手さ」を恐れて足を踏み出せない教員の背中を押してくれる学びの場でした。社会のありようから逆算した学校という学びの場、教師という存在のありようについてもたくさんのヒントをいただきました。個人的には、好き勝手におもろいことをやってきたので、現状、あまり困ってはいないのですが、自分だけよくってもだめだよな、と思っていますので、他者に自分の思うことを語る「言葉」もいただいたと思います。さっちゃんのファシリを体験して「問い」が大事だなぁとも実感しました。学びでも「問い」の質がとっても大事なので、学べたなぁと思います。ありがとうございました。
・もやもやが止まりません。でも、自分、自分の学校での姿勢を考えるよい時間になりました。知らない先生だからこそ自分を出せることもあり、ちょっと話過ぎたと反省しています。でも、熊本県「率」高くて恥ずかしかったです。また、参加させてほしいと思いました。ぜひ、お願いします。
・とても有意義な時間でした。これからも校内外問わずたくさんの方とこういった議論をし、いろいろな方の意見を取り入れて自分の考えを深めていきたいと思います。来年またゼミに参加させていただけるなら、今日よりももっと深い視点をもって議論できるようになっていたいです。
・カネヴィンの話とかアノミーの話とか初めて聞く話も多く、知識としても勉強になりました。調べればすぐにわかるとはいっても調べようとも思わなければ調べないですし、そういった機会を得られたという意味でもよかったです。
内容は、生徒の自走を支援するには?という話だったのかは分かりませんが、生徒に対する責任を感じながら今後も仕事をしていきたいと思いました。今後の社会は混沌系とか複合系にしかならないとすると不安にもなりますが、きっと専門家とかそういうことがよりフラットになるという感じだととらえました。ありがとうございました。
・有意義な機会をいただけたことに感謝しかありません。自分が教員として何ができるか、生徒に何を提供できるかを考えがちだが、自分自身がどうあるかが大事であることをあらためて実感しました。
・本日はありがとうございました。とても楽しい時間でした。「勝手にやってみよう」はその通りだと思いました。途中、五十嵐先生が「勝手にやるとそれまで管理されることを当然と思っている人から「やっかみ」を一時的に受ける」とおっしゃっていましたが、実体験を通してそれもその通りだと思います。鈍感力でそこを乗り切るといいとおっしゃっていましたが、それもその通りだと思います。ところが私は繊細すぎるようで、他者の表情や雰囲気から勝手にメッセージを推察してしまいます。自分は「シンパシー」が強すぎて「エンパシー」が弱いと感じています。エンパシーを強化するにはどのようにしたらよいのでしょうか?今度、五十嵐先生と対話できたらうれしいです。
・昨年に引き続き、充実した時間をありがとうございました。
日々の仕事の中で、自分のありかたがだんだんと不安になってくる時期だったので、また改めて考えを深め、様々な方とお話する機会を頂き、自信を取り戻して明日からも仕事に向かえそうです。
生徒たちも何名か参加させていただいたようで、感想を話しに来てくれた子もいました。生徒が学んできたことを私にも分けてくれるので、とても楽しい時間です!
来年以降も、ぜひ学びの機会の御裾分けをよろしくお願い致します。
・ただただ楽しかったです。第4次産業革命から、対話、組織論を介して、幸せな授業、教師のあり方に近づいてくるアプローチも振り返るとすごい!と思います。ありがとうございました。
・最近、いろいろなところから得ていた情報が、今日のゼミで繋がりはじめた気がします。このもやもやを放置せずに、しっかりと自分の頭で考えて向き合っていきたいです。本日はとても楽しかったです。ありがとうございました。
・みなさん熱心な方達で、お話ししていて(聞いていて)気持ちの良いものでした。ディスカッション(ブレイクアウト)3回とも、順調にお話ができました。テーマがどんどんずれてしまうことがたびたびあり、一体何について考えていたのだっけ、と途方に暮れることもありました。学校の先生はもっと innovativeに!はい、賛成します。一方で、「学校」という社会システムを見直さないと、空回りしそうです。
少なくとも、子供たちの居場所と学びを保障することは、決して悪いことではない、ということは確認した気がします。
運営に携わっている皆様、ありがとうございました。
・対話をきっかけに、自立分散型組織の実現をしてみたい。自分自身の問いを大切にしたい。まずは自分が幸せに。
・とても楽しく豊かな時間を過ごすことができました。4時間があっという間でした。
さっちゃん、ばあちゃん有り難うございました。皆さんとの対話を通して、自分自身の奥底に潜んでいたものに気づくこともできました。対話って凄い、と実感しました。
自立分散型 幸せな大人 自分と別の人格を敬う、大事にする etc
色々なキーワードがまだ頭の中をぐるぐるしております。今日は眠れないかもしれません。でも心地よい気分です。
元気をいただきました。ありがとうございました。
・私用で途中までの参加となってしまいましたが、教師の在り方を考えるきっかけとなりました。「生徒のため」が本当に生徒のためなのか、そもそも生徒のためである必要があるのかなど、これまで考えついていないことを他の先生の意見から考えることが出来ました。
自分自身が何を目指すべきかは、未だに考えついては居ませんが、生徒が興味の入り口を見つけることが出来るような授業を考えていきたいと思います。
・なにか「言いたいこと」が最初からあったわけではありません。
いろいろな方のお話を聞き、ぽつりぽつりと自分のなかに言葉をつけていく中で、わたしが「言いたかったこと」にあとから気づくことができた、そんな時間でした。
素敵な時間をありがとうございました!
・問いに対して頭をフル回転したZoom哲学カフェで、参加している皆さんの考え方が止揚されてくこと、社会的な思考へと変わって行く姿が楽しかった。答えがない問いについてみんなで考える哲学カフェ。先生たちが経験して、学校の授業や総合、LHRでやっていけば、子どもたちはエンパワメントされて、社会も活性化していくと思っています。さっちゃん、お疲れ様。そしてありがとう。これからもやりたいことをやるパワーを発散していってください。このような取り組みを大学の先生方が先行的にされていくことで、高校現場の先生方も生徒たちの間に変化が起きてくると思います。大変だと思いますが、よろしくお願いします。
◆ 2021.08.14 先生と生徒の哲学カフェ@Zoom
・自分の中にうまく問いの答えを落とし込めないもどかしさの中に何故か心地よさを感じる凄く不思議な時間でした。昨日の私とは違う私になれた実感があります。本当に良い機会をありがとうございました。
・自分で持っていた考えと他人の考えとを話し合いで混ぜながら進めていくのは普段しないので新鮮で刺激があって楽しかった。
・Zoomでの対話のすぐれた方法を目の当たりにし、オンラインでの2けた人数での対話の方法を知ることができた。これはたいへんありがたいことだった。高校生が時間が進むごとに(問いを考えるほどに)、深く試行し、慎重に言葉を紡ぎながら、しかしその言葉を相手に伝えようとしている姿は、高校の授業でも実現したい姿だと思った。より対話的で深い学びの実現に取り組もうとの意欲が高まった。ありがとうございました。
・身近な人以外と色んな意見を交わすことで世界が広がった。皆の意見、話に圧倒されたあっという間の時間だった。
・先生の話題からみんなや先生の話を聞いたり話し合いをすることでたくさん自分では考えないようなことが出てきたり自分と同じような意見をうまくまとめてくれたりして様々な部分から見ることができました。たくさん知らないことや意味がわからないこともありましたが先生やみんなにわかりやすく説明していただけて嬉しかったです。いつもは触れない部分に触れることができて貴重な体験になりました。自分で色々なことに挑戦して先生の言葉やみんなの考えを噛み砕いていければ良いなと思いました。ありがとうございました。
・とても楽しかったです❗朝から夕方まで話していたとは思えませんでした。はじめは緊張して上手く話せませんでしたが、最後は疑問が尽きなくなりました。先生の考え方、みんなの考え方が知れて、人生の役に立つだろうと感じました。高校のことや、コロナのこと、すむ地域で感じかたが全く違い、驚きました。また、都会の人が多くて、驚きの連続でした❗自分が楽しい、やりたいと思うことをやるのは、いいことなんだと気付きました。仕事も大学も勉強も遊びも、自分がやりたいことをやってみようと思いました。今日はすごく充実しました。ありがとうございました。大学で全く違う人たちに出会うのが楽しみです!
・さっちゃんのゼミは答えのない哲学を考えるのに最適だなと思いました。まとまった答えを出すことがいいことではない。今日はこれに尽きました。ためになる経験をさせていただいたことに感謝しています。本当にありがとうございました。
・哲学って何するのかなと思ったら、身近な疑問から、広げるんだなと勉強になりました。
・色んな考え方を知れてよかったです。自分の好きなようにやる、ということはいい意味だと分かりました。私は哲学、心理学、倫理学に興味があるのですが、今まで興味があった哲学カフェにも参加でき、さらに深く知れてよかったです。本当にありがとうございました。
・一つの問いについて深掘りすると、どんどんまた問いが生まれてきて、すぐには答えは出ないからとてもモヤモヤしたし、今モヤモヤしています。でも、全国の高校生と深く対話するのは本当に楽しくて、色々な立場から意見を聞けてとても面白かったし、学ぶことがたくさんありました。また、今まで嫌なことがあっても我慢してやるのは当たり前だとおもってきたけど、それを改善させようとしたり自分のやるようにやってみたいと思いました。またこのような機会があったらぜひ参加したいと思いました。今日は本当にありがとうございました。
・現実へのリンクを考えねばならない。組織論に強く興味を持った。様々なことが学べたよい機会でした。ありがとうございました。
・自分では思いもつかないようないろいろな人の考えが聞けてすごく刺激的で新鮮だった。考えれば考えるほどわけわからなくなったけど、それでもいいと先生はおっしゃってくれて、考えることの大切さがわかった。普段考えることないようなことについてじっくり考えて、共有して、すごく濃い1日でした。とてもいい経験でした。本日はありがとうございました。
・昔から感情や考えについて考えることが好きで、哲学に興味があったことや、普段考えていることを共有しあって、より深めていきたいという気持ちから、このゼミに参加させて頂きました。同じ問いでも、色々な人が色々な角度から意見を言い合うことに、生きていくことってやっぱり楽しいことなのかもしれないという何だか大きな気持ちが生まれました。
・勉強や仕事をテーマに、やりたいこと、やりたくないことにどう向き合うかについて話した際には、やりたくないことを皆がやらないで、皆で困って背負えば、自然と他人事ではなくなるから、解決できるのではという話が印象的でした。
・やりたくないことは誰かがやってくれると考えるままでは、一生皆がやりたいことを出来る社会を作れないのかもしれないという、自分の中での世紀の大発見と言っても過言ではないような考えを得られて嬉しいです。前提を見直す大切さが分かりました。また、「自分」についてのお話で、考えをまとめようとすると考えは嘘になると教えていただき、その言葉で自分をリラックスさせてあげられた気がしました。自分の失敗を共有することで、その話を聞いた皆の経験値も上がるという話では、これまでは失敗することは恥ずかしいと思っていましたが、むしろ失敗は魅力的なものでもあり、自分を解放させてくれるものだと気付きました。確実にこのゼミの前の自分と後の自分は違う自分で、より日々生きやすく、生きる喜びを気付ける自分に変わったと思います。
このゼミで得られた気付きを長々と書いてしまいましたが、他にも、言葉で表しきれないほど多くのことを学びました。参加できて良かったです。
五十嵐先生ありがとうございました。
・今日はゼミを開いていただきありがとうございました!正直今は頭が真っ白です。しかし、それだけいろんな考えに触れられたのだと思うととても充実感を覚えました。最初、先生がお題を出してそれについて考えると思っていたら、皆が出した話題から徐々に発展させる形で話し合ったので驚きました。しかし、普段の会話と同じような流れだったので緊張せず話すことができて楽しかったです。
皆の意見についてもまた考えようと思います!
・私は学校で対話の場をどうやったら作ることができるかを春から探究していて、今日は対話を楽しみつつ、メタ的に対話の場の作り方も学んでいました。
どこまで対話をあらかじめデザインするか、そして使う言語は話し言葉だけでいいのか、書き言葉や絵画、歌、ダンスなど様々な表現方法を駆使して対話ができないか、いろいろと考えて今までになくて楽しい対話を実践したいです。
・多様な考え方を知ることができて、貴重な経験になりました。特に「社会全体が困ればいい」という発想には驚かされました。当事者になれば、その重大性がわかることは間違いありません。リスクも大きいと思うので日本での実践はかなり難しそうですが、心持ちとしては意識しておきたいです。
・迷いが以前よりも増えました。まとまらない方が良いという先生の言葉に救われた気がします。私は色々なことに答えが見出せないことを悩んでいましたが、とにかく考え続けていればいいのだと納得できました。
◆ 2020.08.15 全国の先生たちの哲学カフェ@Zoom
・さっちゃん先生のおかげで,久しぶりにファンキーな対話ができたように思います.
とてもエンパワーされました.大変ありがとうございました.
・忘れがたい一日になりました。人間として学校で高校生にどう向かい合うか、という根本的な課題を今後も探究していきます。
・Zoomのチャットなどいろいろな機能を使ってファシリテーションが可能なことを知ることができました。今後の参考にとてもなりました。全国の熱意ある先生方と1日じっくり時間をかけて対話ができ,純粋に楽しかったです。普段考えたことがなかった問いについても考えることができ,自分の考えを言語化することができました。頭をたくさん使ったので,頭が疲れましたが心地よい充実感を得ることができました。また,このような機会があればとてもうれしいです。準備等大変だったと思いますが,本当に楽しい時間を過ごすことができ,感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。
・ますます五十嵐先生のことが好きになりました。今までの前提を考え直す、クリティカルな時間をありがとうございました。できれば是非中間発表の時間を作っていただけたら嬉しいです。
・生徒ともども学問に触れ、考えを深める機会をいただき、本当にありがとうございました。
来年以降もオンラインの実施をしていただけると、生徒たちにも広く紹介できるかなと思います。よろしくお願いいたします。
・私はさっちゃんのゼミを2日間にわたり、参加させていただきました。
本音で語り合うことができて、非常に刺激的なキャンプになりました。
いつか対面(リアル)の哲学カフェにも参加したいと思っています。
ゼミで感じたモヤモヤとともに、また毎日頑張ります。ありがとうございました。
・とても素敵な時間をありがとうございました。もっと自由に,自分の想いに正直に生きていきたいと思います。またぜひお話させてください!
◆ 2020.08.10 先生と生徒の哲学カフェ@Zoom
・オンラインに適したファシリテーションをしていただき、ありがとうございました。わたしが、今後目指すべきコミニュティのあり方につながりました。また、コミニュティを作っていく職業や将来については、お話しする時間がなかったので、まだぼんやりしていますが、今後考えていきたいと思います。前向きに、挑戦していきます。ありがとうございました。
・さっちゃんの講義で一番印象に残ったのは、「内面化された他律」の話です。今まで他人の思う自分になろうと努力していたので、言われる前にやることが当たり前で、それができずにしかられると、自分を責めたり、罪悪感を感じたりしていました。それが他人からの強制だ、という考え方はしたことがなかったので、失敗しても、それが私だと認めたり、自分が望む自分とはどういうものか、について考えることもなかったのだ、と感じました。自分に対して自分の友であれるように、自分を認められるようにしたいです。
今回の講義と対話で、今まで考えてこなかったことを考えるきっかけをもらった分、新しく考えることが増えたので、それを少しずつでも考えていけたらいいな、と思います。
とても貴重な体験になりました。ありがとうございました。
・とても楽しい時間でした。普段自分の中だけで考えていることを他人に共有するという、はじめての経験をさせて頂いて、沢山の学びを得ました。ありがとうございました。
勇気を出して応募して本当に良かったと思いました。
・今回はこのような貴重な機会を作っていただきありがとうございました。
先生は参加している人たちと対等な立場でお話ししてくださっていたので、自分はどんな意見を言っても大丈夫だと安心できました。これからは自分が自分の友でいられるように心掛けようと思いました。また機会があれば参加したいです。ありがとうございました。
・哲学の知識がない私でもついていける内容で、身近な話題から哲学に触れることができました。いろいろな人と話せたのも、最初は緊張しましたが、楽しかったです。本日はゼミを開いて下さりありがとうございました。
・これまでは、自分と他人との関係性の難しさばかりに焦点を当てていた気がします。でも今回の哲学カフェを通して、自分と自分の関係性も大切にしていきたいと思うようになりました。
また、哲学をしたことで、モヤモヤは晴れた気もするし、新たなモヤモヤが生まれた気もします。たくさん思ったこと、感じたこと、考えたことがあるので、とりあえずこれからはそれを整理していこうと思いました。
みんなと対話することができて、とても充実した時間を過ごすことができました!さっちゃん、ありがとうございました!
・始まる前までは、私は哲学について詳しくないしみんなの話のレベルがたかすぎておいていかれてしまったらどうしよう...と心配していたのですが、全然そんな事はなくたくさん発言もできました。私は発言をいつもはあまりできないのですが、初対面の人が多いからこそ気軽にできました。今後もこれを発言したらどう思われるかな?と気にするのではなく積極的に今回みたいに発言してみようと思いました。意外と今日のようにすれば発言するのも怖くないのでできそうな気がしてきました。むしろ意見交換って楽しいと思いました。楽しい授業をありがとうございました。
・哲学カフェに行ったことで、確実に私の中の何かが変わったような気がしています。特に、今回私が初めに挙げた、自己肯定感が低いという悩みについて、みんなで話せたことで、自己受容の方向にシフトした方が良いと分かったことが私の中で大きかったです。この度は本当にありがとうございました!
・さっちゃんのおかげで、たくさんのことを学ぶことができました。
とても励まされました!またお会いできる日を楽しみにしています!
・私は剣道部に所属していることもあって、上下関係の厳しさを経験する中で同級生以外との付き合い方というのを何度も考えてきました。後輩に先輩は敬うものだと教えることに疑問を感じることもありました。しかし今回のお話で、一緒に考えようとする姿勢の大切さに気づきました。今日の気づきをこれからの人間関係で活かしていけたらと思います。ありがとうございました。
◆ 2018.03.22 鹿児島:市民向け哲学カフェ
昨日土曜日[注:3月17日] 、筑波大学のさっちゃんこと五十嵐沙千子先生を学校にお招きして、医歯薬コースの生徒達対象の哲学カフェが行われました。わたしは授業と放課後は生徒の再試が2時半まで入っていたので見学はできませんでしたが、3時から場所を変え、天文館画廊アートホールて、教員以外の方も一緒に参加できる哲学カフェに参加しました。
深く深く物事を考え、自分の考えを言語化し発信する作業が続き、かなり疲れましたが、ネガティヴな疲れではなく、さらに考え続けたいと心が満たされた疲れでした。
1、まず、リラックスするために体の力をぬき、自分が呼ばれたい名前と今の気持ちを語り、カフェにチェックイン
2、各自が悩みや困っていることをポストイットに好きな色のペンで1枚に1つ、好きなだけ箇条書きして、壁に貼る
3、グループ分けして、グループの名前を決め、発表(ネーミングの理由も含め)した後に、グループごとにみんなのポストイットをグルーピング
4、1グループ3分で、遺言[注:どのような点に注目してポストイットのグルーピングを行ったかなどの説明]を残し、次のグループへ引き継ぐ
5、各自がみんなの悩みの中でこれについて話したいと思ったものを3つ選び正の字を1グループずつ書いていく。
6、多かった項目、ベスト3について、1つずつ、グループで話していく。1番多かったのは「今の生徒につけたい力は何か?」
7、グループでホスト、ゲストを決め、ポスターツアー形式でグループの内容をホストが他のグループのゲストに話す
8、他のグループから得た内容をグループ内でシェア
9、各自が情報を共有した話の内容から生徒につけたい力、3つをポストイットにかき、壁にそれぞれが貼る
10、グループ内でその3つについてそれぞれが話をする
11、さっちゃんがそれぞれのグループの話を姿を消し、静かに聴きながら、対立が明確なグループの内容を全体にシェアして、どんな違いがあるのかを投げかける(ここが、さっちゃんの鋭い介入)これがなければ、もやもやは生まれない
たまたま、わたしのグループがこの対象となる
12、これからの企業のマーケティングのあり方の違いをキャッチして、マーケティング2.0からマーケティング3.0へのシフトの説明
マーケティング2.0は顧客のニーズに合わせて聞くインプット→行動のアウトプット。顧客の思い、望みを実現するアクションで生産性を上げる
マーケティング3.0は両者が対等な立場で、聞く、伝える、対立を解くコミュニケーションをとり、生産性を上げる
この話をもちろん、学校現場に置きかえると管理職と教員、教師と生徒の関係にあてはまる
13、この話をうけて、もやもやしている人に手を上げてもらい、もやもやしている人を含んだグループ分けをして、意見をそれぞれ聞き、すっきりしたら手を上げる
14、全体に戻り、もやもやの方に今の感想を話してもらう
アッと言う間に3時間が過ぎて、
15、それぞれが今の懇親会。
五十嵐先生のことは内橋先生からお聞きしていたので楽しみにしていました。
哲学と聞くと堅いイメージがあったり、その人なりの人生哲学とか言う言葉から信念、思想のようなものかと思い込んでいましたが、五十嵐先生は「思い込みなどの歪みをチューニングすることが哲学だ」と言われていました。
懇親会ではみなさんの発する言葉から、五十嵐先生がどう感じるか、どう、その方をとらえるか(分析するか)息を凝らして五十嵐先生を見ている、発する言葉を待っている姿がとても面白かったです。まるで占い師、預言者を見ているかのようでした。
◆ 2016.05.10 一般市民向け哲学カフェ
◆ 2016.06.20 「平成28年度教員免許状更新講習」における哲学カフェ
「講義形式ではない、参加型の講習は大変面白くやりがいもあります。このような形式のものをもっと増やすと良いと思います。」
「講習の先生方がどなたも素晴しく、明るい雰囲気の中でレベルの高い内容の学習をさせていただくことができました。一日だけでなく通年で学ばせていただきたいと思いました。」
「この年齢になると、たしかに、経験と知識にこりかたまってしまい、せまい範囲で解決策を模索していましたが、今までの概念を捨て去って考えるなど、自由な発想が必要だなとあらためて考えさせられました。」
「普段とらわれていることへの気付き。そもそも授業って何なのか、教育って何なのか。ゆさぶられました。現場にもどって先生方と議論してみたいと思っています。」
「一生懸命考えました。一日中こんなに頭を働かせたのは久しぶりです。考えることって楽しいですね。この講座をみんなにもすすめたいと思っています。最高に楽しい講座でした!! お菓子、良かったです!!」
(「講習事後アンケート」からの抜粋)
◆ 2015.12.27 一般市民向け哲学カフェ
古典的なファシリテーション(進行)の手法が幾つも取り込まれた今回のカフェは、共同主催者である私にとって、対話型授業の構想に資する発見の連続であった。
大学で哲学を教授する私にとって、’I as a teacher, I as a learner, I as a researcher, and I as an entertainer’であるにはどうしたらよいのかを自問しない日はない。
哲学カフェは、そのような答えのない問いに取り組むためのヒントを幾つも与えてくれることを再認識した日曜の昼下がりであった。
‘We as colleagues, we as rivals’という言葉を投げかけたくなった同僚のファシリテーションに感謝したい。
◆ 2015.11.25 一般市民向け哲学カフェ
【さっちゃん(五十嵐先生)】
今回の図書館カフェには、岩手県の高校生、一般のサラリーマンの方々、それから学内外の学生・教員のみなさんが参加してくれた。テーマは「本音が言えない」。
自分の意見や感情がないわけではない。だが、それを表に出すことはできない。出すと人にどう思われるか。それが怖くて言えない。といって、人の顔色を気にして自分の意見や感情を曲げたり隠したりばかりしているとストレスがたまる。とかくこの世は、、、というのは漱石の昔から変わらないようだ。
「いや、むしろ本音は隠すのが社会の常識」「衝突は避けるべき」「べき論以前に怖くて言えない」「いや衝突しても自分の意見や感情を伝えても良いのではないか」「人の顔色を窺っているうちにもう自分の本音がわからなくなってしまった」「もしかすると人の顔色を窺って何も言えないというのは、実はむしろ人を操作しようとしているのでは?」などなど、様々意見が出ていつものように議論は盛り上がった。
初めての参加者も、また「人の顔色を窺ってばかりで自分の意見など絶対言えない」という参加者も、気がついてみると不思議なことに、たとえ衝突しても率直に、かつ正直に話せてしまっているのがこの哲学カフェの良いところ。この日も真剣に(全員が!)自分の思いを話し、話はさらに、「いじめ」の話や「コミュニケーションってそもそも何なのか」「交渉とコミュニケーションはどうちがうのか」「対話は誰のためのものなのか」へと発展した。
終わりの時間が来た時には、みなさんそれぞれすっきりした顔をし、初対面であるにもかかわらず(しかも議論ではかなりはっきり対立したにもかかわらず)すっかり親しい関係が生まれ、自分にとっての発見があった、自分がわかった、変われたと話して笑顔で帰っていった。
「変われた」というのは嬉しいこと。もしかすると私たちはいつも本当は、変わりたがっているのかもしれません。で、多分、ここにこそ「対話の効用」、つまりまさに「ソクラテス・サンバ・カフェの効用」があるのかも。
◆ 2015.10.28 一般市民向け哲学カフェ
【さっちゃん(五十嵐先生)】
初参加の学生や院生、市民の方たちの議論が白熱した。参加者から出されたテーマは、「親が子供にしてやれること」。
親は「自分の子供には良い人生を、幸せな人生を」と望み、それを実現させるために子供を叱ってでも勉強させ、社会で通用するよう厳しくしつける。すべてそれは「親心」である。子供に社会的地位を望まない親はいない(だろう)し、たとえ子供が勉強やしつけを嫌がって泣いたり反抗したりしても、だからといって子供の欲求のままに放任するわけにはいかない。強いてでも子供を「伸ばしてやる」のが親の責任なのだ・・・こう話す一人の参加者に賛成する意見が出る一方、「子供を強いることが本当に愛情だと言えるのか」「社会的地位を保証することが子供に幸せな人生を保証することになるのか」という反対も相次いだ。
親の愛とは何なのだろう。子供を「人並み」(あるいは「人並み以上」)に引き「上げる」ことなのか。
私は、それは稚拙な愛ではないかと思う。
誰でも、愛する者には「良いもの」を与えてやりたいと思う。「良い地位」「良い学歴」「良い結婚」「財産」etc…
だがそれが「本当に良いもの」かどうかはわからない。その子供にとって本当に良いもの、その子供を本当に幸せにしてくれるものとは限らないのだ。たとえそのときには不幸に思える出来事であったとしても、死ぬほど泣かなければならない出来事だったとしても、それがその子供を育てるということ、最初には考えもしなかったような大きな幸せにその子供を開いていくことだということも、大人である私たちはよく「知って」いるのだ・・・。
だとしたら、大人が子供に、親が子供に与えられるものとは何だろう。
何があったとしても、どんなことが起きたとしても、死ぬほど泣いた後で、顔を上げて、昨日よりも輝かしい、昨日よりも世界に開いた顔を上げて歩いていける力を、大人は子供に与えることができるのだろうか?
私はできると思う。
ひとつには、その力がこの子供にはあるのだと、全く何の根拠もなく-しかも本当に-信じることで。
そして、その力を可能性として持っているこの子供に与えられるすべての出来事を、天の贈与として受け入れそれに自らを切開していくことの中で。
そして、どんなことが起きても顔を上げて歩いていく一人の人間として、私自身が生きていくことで。
それを、愛がするのである。
—すべての贈与は災いであり、すべての災いは贈与である。
◆ 2015.6.26~29 岩手県立高校の出張哲学カフェ
6月26日(金)に、岩手県立大野高校に行ってきました。まず、高校で行われている授業に参加し、そのあと、生徒のみなさんとの哲学カフェを行いました。
テーマは「自己とどうつきあうか」。最初に一人の高校生から出された「おやつを食べ過ぎてしまう自分に自己嫌悪」という話題から始まって、「自律とは何か」「内面化された他律と真の自律はどう違うのか」など、が話し合われました。
最初は「みんなとこういう問題を真面目に話し合うことは初めて」「緊張しちゃう」など、やや固い空気から始まりましたが、いつも通りの私たちの哲学カフェのなごやかな雰囲気の中、しだいに全員みんな熱くなって語ってあっという間に過ぎた一時間でした。
終わった後で、生徒のみなさんからは「普段からこういう問題を考えていたが、学校で友達と話せるとは思わなかった。これからもぜひこういう機会を持ちたい」「初めて哲学カフェに参加したが楽しかった。あっという間だった」「<自分自身を感じる>ことが意外と難しいことがわかった。これからは自分ともうまくつきあっていきたい」「こんなに深く考えたのは初めて。考えるのって楽しい」などの感想をいただきました。
実は、このカフェには校長先生も飛び入りで参加してくださいました。校長先生が生徒たちと、立場を越えて共感したりうなづき合ったりなさっているのを見て、ファシリテーターとしてもとても嬉しかったです。またぜひ大野高校にお伺いしたいです!
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6月29日(月)に、岩手県立盛岡第三高校に行ってきました。
「盛岡三高」といえば、日本のアクティブ・ラーニングの先端を走る有名校。私も昨年度は二度お伺いして三高から多くのことを学ばせてもらいましたが、今回の訪問でも、行われていたすべての授業を拝見し、また3時間目と4時間目を使って先生がたとの哲学カフェを持つことができました。
今回のカフェのテーマは、「そもそも参加型授業って何なのか」。
お昼休みにまでかかる、とても熱のこもったディスカッションが展開されました。参加してくださったみなさんからは「自分の授業の悩みなどを話し合う機会が持ててよかった」「他の先生も同じことを悩み、考えていることがわかって共感できた」「あらためて<参加型授業>の意味について考えることができた」「これからもこういう機会を持ちたい」などの感想をいただきました。
盛岡三高のみなさん、ありがとうございました!
◆ 2015.5.24 公開講座「哲学カフェ」
・研究者の話が聞けるのは面白かった。自分が多面的にものを見られるようになったのは、自分が変わってきているからだと思った。
・とてもスムーズに皆さんとお話ができました。胸の中にあった不安が少し解消していった気がします。生きるとは哲学することで助けられるのだと思いました。
・教員から参加者への一直線への形式の講座ではなく、全員が同じ立場で議論できていたところがよかった。市民と大学がつながる良い機会であると思う。
・見知らない人との議論はとても有意義であった。大学の講座を通してこのような企画をやる意義は大いにあると思います。
・このような講座は企業地域社会で行うことが出来ない。大学の地域に対するCSRの活動として、大変役に立つものと感じた。
・是非これからも哲学カフェを続けてください!