企業/組織のS/MIME利用について

企業/組織でのS/MIME展開について

企業/組織でのS/MIMEの利用について、いきなりすべての社員に適用するのは難しい場合があります。

以下のステップが考えられると思います。自分の属する企業/組織に提案する際の参考にしてください。

  1. まず、企業/組織が外部向けに情報発信する際に使用するメールにS/MIMEを適用する。

    • メールマガジン

    • 資料請求

    • イベントの案内
      など

  2. 次に、外部とのやり取りがビジネス上必要となる社員にS/MIMEを適用する。

    • 営業部門、調達部門等、ビジネス上、メールを使用した外部とのやり取りが必須の人のみにS/MIMEを適用する。

    • 関連会社とのメールでのやり取りが必要な社員にS/MIMEを適用する。相手先と信頼されるやり取りを行えるようにすることが重要です。逆に、相手先にもS/MIMEを適用することを要請することも重要です。

  3. 最後に、上記以外の社員へのS/MIMEを適用します。

企業/組織で使用するS/MIMEについて

企業/組織で使用する認証局および証明書として、一般財団法人 日本情報経済社会推進協会 (JIPDEC) の発行する「JCAN証明書」という電子証明書があります。法人番号が埋め込まれたり、日本の企業向けに適しているように思います。販売代行を行っている企業も多いようですので検索してください。 価格は5,500円/年(キャンペーンもあるようです)のようです。

その他の認証局の情報は「認証局情報」を参照して下さい。