Outlook暗号化問題の対処方法

Outlookを使用している場合、暗号化メッセージを送信すると、送信先においてメッセージが読めないという問題が時々発生しています。これは、送信前に以下のポップアップのエラーメッセージが出るときにおこります。このメッセージにおいて、「続行」すると、受信者は中味の見えないメールを受け取ることになります。「非暗号化エッセー時を送信(S)」を選択すると、当然ながら暗号化されません。

通常は、双方で電子証明書付きメールの交換を一度行うことで、送付先の相手の電子証明書が登録されるため、それ以降のメールでは暗号化して送受信することができるのですが、Outlookにおいてこの電子証明書の登録がうまくいかないケースがあり、その場合、この問題が発生するようです。なお、Thunderbirdでは、このような問題は発生しません。

この問題を解消するためには、上記のメッセージに記載されているメールアドレスの電子証明書を、手動で再度読み込んで登録しなおすことが必要になります。以下のドキュメントでその手順を記載しましたのでダウンロードしてご利用ください。

Outlook_暗号化エラー.pdf