Outlookの設定例

ここでは、無料のACATARIS認証局を使って、outlookに設定した例を載せます。個人でも簡単にS/MIMEが始められます。


まず、ACATARISから無料のS/MIME証明書を入手します。

こちらのURLにアクセスして下さい

画面がオランダ語ですが、このウエブページをスクロールしていくと、下の図のようにFREEというんが出てくるので、これをクリックします。

次のページで下の方にスクロールしていくと、英国の国旗があるので、これをクリックして英語に変えます。すると、以下のようになります。

Emailのところに使用するメールアドレスを入力し、「SEND VERIFICATION EMAIL」をクリックします。そうすると、以下のような内容のメールが送られてきます。黒塗りのところがVerification Codeになるのでコピーしておきます。

元のウエブページに戻ると以下のようになっているので、上記のVerification Codeを入力し、Capthcaを入力します。

さらにスクロールして、以下の図の該当部分にチェックします。それぞれの資料(Terms&Conditionなど)を確認してチェックし、下の2つは特に情報はいらないので「I do not consent」としました。そして「SUBMIT REQUEST」をクリックします。

ここでGateway Timeout Errorになる可能性があります。その場合には、もう一度最初のURLを入力して、必要事項を入力して再度SUMBMITすればうまくいきます。なぜ、Timeoutになるかは不明。

成功すると以下の画面になります。ここに表示されるパスワード(以下の図では黒塗りのところ)は重要ですので、控えておくか、このページをPDFにプリントして保存しておくかしてください。

以下のメールが送付されてきます。この添付ファイルを保存し、解凍すると、.pfxファイルが出てきます。これが、証明書になります。

ここから、この証明書をOutlookにインストールし設定していきます。

Outlookで、「ファイル」->「オプション」->「トラストセンター」に行き、「トラストセンターの設定」->「電子メールのセキュリティ」->「インポート/エクスポート」に行きます。ここで、「インポートするファイル」の「参照」をクリックして、して先ほどダウンロードした .pfx ファイルを選択します。

「パスワード」のフィールドに、先ほどメールで送られてきたパスワードを入力します。後は、OKをクリックしてください。

そうすると、以下の画面に戻りますので、今度は一番上の電子メールの暗号化のところの「設定」をクリックします。

以下の画面になりますので、「署名証明書」と「暗号証明書」のところの「選択」をクリックしてください(順次)。次の画面で証明書が選択できるようになっていますので、それを選択してOKを押してください。すでに複数の証明書があり該当の証明書が出てこない場合には「その他」をクリックしていただくと出てきますので、それを選択してください。これを、「署名証明書」と「暗号証明書」の両方で行って下さい。それから、「セキュリティ設定名」に適宜名前を入れて、OKです。

先ほどと同様の「電子メールのセキュリティのページで、一番上の「電子メールの暗号化」のところの「送信メッセージにデジタル署名を追加する(D)」にチェックを入れます。これにより、メール送信時のデフォルトが署名付きの設定になる。なお、今回は、暗号化については行いません。

それでは、実査にOutlookで電子署名付きのメールを送信しましょう。

「新しいメール」をクリックして、下の図の赤い円の「オプション」をクリックすると、「署名」がグレーにマークされているのが分かります。デフォルトで、電子署名付きのメールとなります。

なお、最初に送信するときに以下のポップアップが表示されます。「許可」してください。これは、次回からは聞かれません。

電子署名付きのメールの受信者は、以下のように右上に赤い証明書のマークが付いたメールを受けとります。これをクリックしていただくと証明書が有効であること及び証明書の詳細が表示できます。

以上です。